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学生時代、ご縁を得て他流試合として社会心理学のゼミに出入りした時期があります。
先年惜しくもお亡くなりになったH先生が災害心理学のホープとして売出し前の頃で、災害・環境の社会心理学的な側面について色々教えて頂きました。
(H先生と一緒に「お雇い外国人等の描いた日本見聞録では日本の自然環境がどう描かれているか」というゼミをやったのも印象に残っています)
今から25年以上前のことで、東日本大震災はもちろん阪神・淡路大震災も起こっていないこともあり、防災の点では「水害(洪水・高潮)」が大きな論点。
特に1982(昭和57)年の長崎大水害の際、連日の大雨で毎日警報が出されていたこともあり市民の中には警報慣れし、その日も警報が出る中、居酒屋で飲んでいる人も少なからずいて、うちにあっという間に膝上まで水に浸かりあわや、という事例などは印象に残っています。
そう、お酒を飲んでいるときは要注意ですね。
GW中の某日20:06、深川。
海の幸、山の幸などと共に出羽桜、雪の茅舎、浦霞などを堪能した後、深川不動の門前にある角打ちにちょっとだけ寄った際の証拠写真。
このお店、都内の角打ちの中でもその品揃えで有名なお店なのですが、最近では外国人にも有名なようで、その日も外国人で大賑わい。
そんな角打ちで一杯やりながらも、内心、心配?だったのは、その2時間ちょっと前、この角打ちすぐ脇の深川公園で、こんな標識を写メしていたから。
こちら
過去の水害(高潮)の際の水位を示しています。
昭和24年のキティ台風ではお腹くらいまで、昭和54年の20号台風では胸までの高潮水位だったことがわかります。
実際には防潮護岸があるので、高潮水位が護岸高より低ければこの場所そのものが浸かることはないでしょうが、怖いのは一番高い、大正6年の高潮。
当時の高潮水位は4m20cm、現在の護岸高を60cmも超えていますから、完全にアウト。
(この時は東京市で500人を超える死者・行方不明者が出たと言われています)
頭の上、というか、この角打ちだと、1階、軒の上まで浸かることになります。
酔っ払いの面々、哀れ高潮の藻屑に、と言う訳です。
しかも外人さんも多いし、あの標識に英語や中文で説明を書いて、お店に掲示するべき!とまでは言いませんが、知っておくべきこととも言えますよね。
ちなみに、高潮浸水と言えばヴェネツィアのアックア・アルタ(高潮)が有名ですが、イタリア観光局のサイトではこんな注意書きがあります。
ヴェネツィア旅行中アックア・アルタになったら:
ヴェネツィア市では浸水やアックアアルタが予想される朝は、サイレンが市内全域に流れ、ホテルなどでも情報が得ることができます。 通常観光スポットには台が並べられるのでその上を歩行できますし、ヴェネツィア市民のようにゴム長靴をはけば多少の水でも歩けます。嬉々としてゴム長靴で歩く旅行者の姿も結構多くみうけられますが、水位が高いようであれば、無理をせずホテルで待機するようにしましょう。 通常潮は午後になるとひいてきます。
なーんて、あの場でそんな心配をしていたのは自分だけなんだろうなぁ。
まあ、そんな心配より、お風呂で溺れないように、という声もありますが。。。。。。
無事でした
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