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少子高齢化・人口減少は、お酒のマーケットにとって大きな問題ですが、それと同じくらい影響を受けているのが大学など。
最近は社会に向けた発信も積極的に行っているようですが、これもその一環でしょうか。
新潟大学のホームページ(のニュースリリース)。
「日本酒学」の構築を目指して新潟県、新潟県酒造組合と連携協定を締結しました
本学は、醸造試験場を所管する新潟県及び新潟県酒造組合と、平成29年5月9日(火)新潟市内のホテルにおいて、日本酒に係る文化的・科学的な幅広い分野を網羅する学問分野「日本酒学」の構築について、国際的な拠点の形成とその発展に寄与することを目的として、連携協定を締結しました。
ホテルで発表会!ですよ。気合のほどが感じられますね。
協定では、日本酒に係る文化的・科学的要素を融合した学問分野「日本酒学」の構築を目指し、本学の教育・研究活動の成果を広く社会に還元することにより、新潟県の産業振興と新潟県を代表する地域ブランド品である新潟清酒の魅力向上に貢献することを目指すこととしています。
日本酒をはじめとする「醸造」の学問・研究については、全国蔵元さんの子弟が集まっている東京農業大学の醸造学科や、山梨大のワイン科学研究センターが既に有名ですね。
なので、恐らく欧米での「ワイン学(oenology)」をイメージしているのでしょう。
これは東大の坂口先生の「酒学」。
ただ、ワインが「ワイン・ラヴァ―(愛好家)」が「ワイン通」とかになり、周辺知識も含め総合化して「ワイン学」になるのかなぁ、という感じなのに対し、日本酒の場合、「日本酒好き」は「日本酒マニア・オタク」になり、その先は「通」と言うより「道」を究める「日本酒道」を行くイメージがあります。
御免!
「道」から「学」へ、、、、、、、、、、、、
まあ、このブログもある意味で日本酒ネタ満載ですが、「学」には程遠いのはもちろん、「道」というほどの気合はありません(ごめんなさい!)。
わが身を顧みても、人生千鳥足で、寄り道・回り道ばかり。
日本酒道は究められそうにありません。。。。。。
新潟大学さん、頑張って下さい!!!!
(あ、経済学部なども協力して「研究」もするようですが、くれぐれもこんなトンデモ経済研究はやめて下さいね)
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