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飲酒運転

2005-05-24 | 巷の話題
「音で事故に気付いた」 事故1時間前まで飲酒 (共同通信) - goo ニュース


今日のニュースによると、あの飲酒運転の事故を起こした人は3軒ハシゴをして7時間お酒を飲んで運転して帰る途中で運転しながら寝ていたとの話。

うちの会社でも、7時間飲んで運転して帰ると言う事は昔は当たり前にあった。(昔と言っても4年くらい前のこと)どう帰ったのか記憶が無いとか、「あれでよく家まで運転して帰ったな」なんて言うのが笑い話で、下手すれば自慢にすらなっていた。実際にぶつかって事故を起こした事もあった。たまたま相手が人間ではなくてガードレールだったから、車が壊れて弁償しただけで済んだ。

今はさすがにそう言う事はない。交通規制が厳しくなった事と、社員の年齢が相対的に上がって、こういう事はやってはいけない事だと、それぞれが思うようになったのだと思う。
でも、一歩間違っていたら、いつ誰がどこで人を殺していたか判らなかった。

あのJRの事故もショックだったけれど、まだあれは「これだけ騒がれれば、これからは二度とこんな事は起きないだろう」と思える。でも、今度のあの飲酒運転はそうは思えない。
いつ誰が犠牲になってもちっともおかしくない話なのだ。だから、怖い。

もっと徹底的にやる事はできないのだろうか。でも徹底的にって何を??
何をすればいいんだろう?

「この程度なら運転できる」と言って飲酒して飲む人は、今でもこの国にはたくさんゴロゴロ居るのではないだろうか。100%自分はそんな事故を起こしませんと断言できる者が、この国に何人居るのだろうか。
たまたま私は運転をしないけれど、これで車を運転する側だったら、分からない。みんな暗黙で「自分は大丈夫」だと過信しているのだ。何杯しか飲まなかったからと運転する人が、「何杯飲んだから今日は運転しません」と言うのを聞いた事があるだろうか。社長や先輩に言われればそのまま酒を飲み、言われればそのまま運転してしまうんじゃないか。そう言う意味ではJRの事故よりずっと怖い。

私はもう酒を飲んだ人の運転する車には乗らないようにしたい。勇気を出して断る事にしたい。それで何か言ってくる人には「あの高校生の事件を覚えていますか?」と言えるようになりたい。
こんな事件はもう起こってはいけないんだ。起こらせてはいけない。
私達が、100%の人間が「絶対にやりません」と誓えれば絶対に起こらない事故なのに、そんな事にはならないから腹が立つ。

また誰かが犠牲になるだろうし、それは私の家族かもしれない。