きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

1万5000円のジャケットとひき肉半額

2005-05-03 | 日記

今日になって気が付いたけど、服が似合わない。
着慣れない服を急に着ても、何か変なのだ。やっぱGパンでいいか。
うーん、これは体型が崩れてるって事なのかな?
これからは服も考えて買わないとなぁ。

カメ子さんと待ち合わせの前に、近くのデパートで服を見るだけ見る。

「あ~このジャケットほしいな~」と値札を見ると、1万5000円?!(+_+)
(それだけあったら、何日の食費になるんだろう?)と思ってしまう。

「このジャケット、今の時期にいいですよね。」店員さんが話し掛けてくる。(え?私をこのジャケットの客だとみなして頂いてるのだろうか?)申し訳ないような嬉しいような気分になる。今の服装を見ると、どっから見ても「この店の客層じゃないだろう」と言う格好なのだが。

「こちらは今半額セールになってますよ。」
半額でも4000円のニット。肩が大きく開いている。
「これって、例えばどんな重ね着するんでしょう?」
「そうですねぇ・・タンクトップとか肩紐をちょっと出して・・」

タンクトップに肩紐出してか~やっぱ、私はおよびじゃない。><

昔はここらで服をよく見てたんだよ、これでも。
もうそれは遥か遠い昔の話。
ニット買ったら、スカートほしくなるし、似合うバッグもほしくなるし、靴はズックじゃ合わないし・・・そうなるとキリが無いと言うか何かと面倒になる。でも、「服ほしいなぁ」とまだ思えている自分を発見できて、少しだけ安心したのだった。

久しぶりに会ったカメ子さんは、ワンピースで一段と女らしく(そっか~カメ子さんは、まだまだこれから恋をする女性なんだな~)とちょっぴり羨ましく、ちょっぴり淋しくも思えたのでした。
YKさんは、カメ子さんと出会えて嬉しかったのか緊張してたのか、例のオヤジギャグは一度も出ず、「カメ子さんは頭がいい人なんだね」と(カメ子さんがトイレに立っている間に)つぶやくのでした。

お茶を飲んで私は別れたのだけど、あれからどうなったのかな??

家に帰ると、kekeさんは寝ており、また例のごとく服を脱ぎ捨て、いつものエプロンとGパン姿でスーパーで見切り品を狙うオバサンに早変わり。まるで水を得た魚のように半額ひき肉をゲット、そして牛乳はここらでは底値の別のスーパーへ繰り出すために走り出す。

やっぱり今はこんな感じ、こんなのでホッとする感じ。
どうやら1万5000円のジャケットを覗くあっちの世界と、こっちの世界は自分の中で共存する事はできないようだ。
私は徹底的に一つの世界で生きていきたい人間なのだろう。例えば浮気ができる人は、あっちの世界とこっちの世界を自由に行き来ができるんだ。私はそう言う事ができない。一つの世界でずっと同じように暮らしていきたい人間なんだ。そう言う気質と言うのか、それでずっと安心したいのだ。

でも、たまには服を見るのも楽しいものね。
明日はkekeさんのTシャツだけじゃなくて、自分の服も覗いてみようかな。