きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

7年間の野球を振り返って

2005-05-26 | 息子keke
中間テストが終わったと思ったら、また来月のトーナメントに向けて朝練が始まりました。3年生はこれが最後の試合になるのでしょうか。今度は家を出るのが6時半です。
テストが終わったその日の午後から朝練→授業→部活の後に塾と言う生活で、疲れきったのか、昨日は親子で一言も会話が成り立ってません。塾に行く前もため息ばかりついているので、「そんなんなら、どっちか辞めちまえ」と言ってしまいました。

と言っても、塾を辞められては困るのですが。

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野球と言えば、小学校の少年野球を入れるともう丸7年。
たかが子供の野球とは言え、ここまで来るのには、ちょっとした紆余曲折はありました。

元はと言えば、離婚して転校して、「地元の野球チームに入って友達でもできたら」と言う事で、ひょいと参加する事になったのです。
案の定、低学年の時は「疲れるから練習に行きたくない」と言い出し、さんざもめた挙句に、無理矢理パジャマをユニフォームに着替えさせて行かせた事も何度もありました。そこまでする事は無いんじゃないかと思いながらも、一度サボりを許したら、今後永久に野球に行くことは無いだろう・・・と思わせるほど、kekeは野球をやる気がなかったのです。たぶんあの時点で「kekeさん、野球辞めようか?」って言ったら、間違い無く「ウン」と言われたと思います。

5年生になって、やっと試合に出れるようになりました。2年生から所属している事で、最初は重要ポジションを任されたものの、kekeより他に達者な子供達は何人も居て、やがて外野になり、やがて交代でやっと試合に出るような形になってしまいました。能力的には仕方ないとは言え、複雑な心境でした。

そうしている時に、たまたまkekeは指を骨折してしまいました。2ヶ月は休んでいたでしょうか。「もうこれで(大袈裟ですが)選手生命は終わった。2ヶ月休んでしまったらもう周りには追いつかないだろう・・これを機会に野球は辞める事にしよう」と思ったのです。

しかし、何故かここからkekeが野球が好きになっていくのです。(後に本人もあの骨折から野球がやりたくなったと言うのです)そして、中学で部活を決める時も私は「もうレギュラー争いの無いスポーツにした方がいいんじゃないか」と申し出たのですが、本人は野球を選び、現在に至っています。

その部活も、あと2ヶ月で引退です。
今から振り返ると、途中で少年野球を辞めていたら、おそらく野球部に入る事もなかったでしょう。あの「辞めさせた方がいいのかね」と母や妹にも相談して、どちらかが「もう辞めさせたら」と言っていたら、辞めていたような状態が嘘のようです。

こうして中学時代にずっと野球を続けてきた事は、これから自信にも思い出にもなっていくのでしょう。そのような部活経験の無い私には羨ましいやら尊敬するやら、誇らしいやらの不思議な気持です。
少年野球からお付合いの友達やご父兄、今の部活の仲間、顧問の先生、「辞めさせた方がいいのかねえ」と何度も相談されるたびに叱咤激励してくれた母や妹・・・ここまで来れたのは、周りの皆さんのお陰です。

ここまで続けられて、7年経った今になって初めて「野球を続けて本当に良かった」と思っています!いつも感謝しています。本人は「野球はこれで最後、高校に入ったらバイトをしたい」そう。本当にこの2ヶ月が最後なのです。 

塾も続けてほしいけど、あと2ヶ月。やっぱり野球は引退まで頑張ってほしいですね!