きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

YKさんとの秘密の会話

2005-05-01 | その前の会社

YKさんは心なしか、事務所に来る時間が増えたような気がする。会社に他の誰かが居る時は私達は極めて普通を装っているのだが、二人きりになると、たちまちカメ子さんの話になるのだった。(昨日の話の続きです)

ジャジャーン!
「YKさん、デジカメを持ってきたんですよ。^o^これでYKさんの写真を撮って、カメ子さんに送ろうかと思って。」
「ええ~~~!」
「会う前に写真を送っておいた方が、会った時のショックが和らぐと言うか・・・いや、何て言うんでしょうね~まぁ・・」
「sakeさん!それはいいんだよ!会った時で!失礼だなぁ、そんなに俺はヒドイ顔か?これでも自分では中の下ぐらいだと思ってるんだよ。後ろから見ればイイ男だって友達にも言われるんだぞ。喋られなければイイとか。」
「あ・・そうですよね。」

と、言いながらも(「後ろから見たらイイ男」だから、前からの写真を送っておいた方がいいのではないか)とも思ったりするのだった。

「それより、カメ子さんってどんな感じの人?」
「そうですね~、小さめで華奢で清楚な感じの人ですよ~」
「こんな俺でいいのかなぁ?」
「私もそれが一番心配なんですよ~」
「ところで、どこに行くのがいいのかなぁ~あ、本当は俺が考える事なんだけどね・・でも、カメ子さんの事を何も知らないからなぁ~居酒屋に行って・・」
「ちょっと待ってくださいよ。私は子供が帰って来るから、私が付き合えるのは昼間です。それでYKさんとカメ子さんを紹介して、夕方からはお二人でデートするなり、その場で解散するなりしてください。」
「そうか・・それじゃ、酒も飲まないしカメ子さんを車で送って、良かったら食事でも・・」
「まさかと思いますけど、送りオオカミにはくれぐれもならないように。」
「フ・・ふざけんなよ~!初対面の人にそ・・そんな事する訳ないだろう!だいたい高校からずっと男子校で、女の人に免疫が無いんだよ。」
「そうですよね。^^;どうも失礼。」

YKさんは仕事も一段落して、(この2ヶ月土日も休めなかったので)社長からしばらく代休を取るように言われている。つまり、次に私と会うのは、カメ子さんとの約束の当日なのだ。

YKさんは「○日の○時だよね」ともう一度念を押した。そして、「俺ったら再確認しちゃったりして・・アハハ」と言った。そして結婚相談所からのダイレクトメールをポイッとゴミ箱に捨てていた。
この一言で、YKさんがこの出会いをなにげに重要視しているのを感じ、プレッシャーを感じるsakeであった。