きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

自慢はカラオケが好きなこと~♪

2005-05-07 | 歌謡曲・カラオケ

さてこの数日、宇野千代さんの本を少しづつ読んでいる私であるが、読んで行くうちに宇野さんは、離婚を4回乗り越えて来た方である事を知った。60歳で離婚と書かれているが、これは果たして何度目の離婚だったのだろうか。

離婚を4回乗り越えて来た方が95歳になって、これからもやりたい事がたくさんあるからこんなに元気で幸せですよ、と書かれている事は、何て心強い事だろう。これはすなわち、私にはまだ希望があると言う事だ。たかだか2度の離婚で40歳。幸い息子も一人おり、これが勉強も運動も目立つ事も得意な子ではないのだが、何より健康で虫歯も無い。

離婚と母子家庭と低収入で「自分にはこの後は死ぬ以外に何があるだろうか」と思っていたが、それは子育てと、ほどほど贅沢に暮らす事と、誰かに愛される事しか頭になかったからだ。そう言うモノサシで常日頃周りと比較、競い合って暮らしていたのだ。思えば、物心ついてから、ずっとそうやって常に上ばかり見て暮らしてきたような気がするよ。

じゃ、私には何の自慢ができるかな?

宇野さんの本風に言うと、歌が好きなこと。カラオケが好きなこと。

これは父譲りで、妹も大のカラオケ好きである。これは遺伝子レベルの血の流れがあると思われる。(しかし、何故だかkekeさんはカラオケが嫌い、でも、やがては血が騒ぎ出すと思っている)

自慢は(父妹私の)三人は年の割りにカラオケが好きで達者な事だ。
カラオケは、今の35~36歳辺りをラインに区切れると思う。これより若い人は男女おおかた誰でもカラオケが好きで上手い。しかし、40歳以上になると、カラオケ慣れしている人と慣れてない人が居るのだ。なぜなら、当時はカラオケボックスが無かったからである。

その中で、今の若い人には及ばないけれど、この年の割には歌える方ではないかと思う(決して上手い訳ではないのだが)。これは父はカラオケが好きで、よくカラオケスナックに家族(母も入れて4人)で年中連れて行ってくれたお陰。それでカラオケボックスでノドを鳴らしている世代の人達と同じ位に歌い慣れて来ているのだ。

若い人に負けない自慢は、古い歌でも知ってるって事かな?^^
なんせ、父が家で年中歌っていたから、加山雄三、石原裕次郎も知ってるし、周りの年代に合わせて唄う歌が選べること。私もバラツキがあるので、リクエストされても唄えない事もたくさんあるのだけど、いきなり「アレ唄って」と言われて、唄えて喜んでもらえると、とても嬉しいのです。

これからもっと歌をたくさん覚えて、「人間ジュークボックス」を目指したいと思います。

それが何であれ、自分が大好きな事を心から愉しんで生きる事が、宇野さん流の「長生きの秘訣」のようだ。そして、他の他人が、それについてとやかく言うものではないと言う事。

自分の大好きな事を誇れることは、やがて自分自身を大好きになれると言う事なのだろう。そして、それが何より一番大切でシアワセな事なんですよね!