きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

今はもう一度眠れる

2005-07-18 | 息子keke

昨日は暑さで目覚めて、夜中2時半だったかな?
ここで眠れそうに無いので、もったいないからパソコン開けた。

書いたり読んだりコメント入れてたりしたら、だんだん空が明るくなって7時になってしまった。

でも、大丈夫。
子供は起きて来ても11時近くだし、昼飯が間に合えば何も言わない。
もう一度眠れる。
それでもダメだったら、午後昼寝もできる。

小学校の夏はこうは行かなかったかな。
真昼に子供を放ったらかして寝るのは、何だかルール違反のような気がした。
休日は野球もあったから、寝てもいられなかった。
子供の友達が遊びに来てくれて、彼があまり気にしない性質の子だったので、遊んでもらってる間、部屋の隅でうずくまって寝てた事が何度かあった。

「sakeは早く寝ちゃうから、つまらない」
よく言われた。
平日の晩は、仕事が終わって、買い物が終わって、風呂と食事を済ませて、横になるだけで、まるで電池が切れたように眠ってしまった。

「そうかぁ、それだったら起こしていいよ。」
毎回そう答えた。
「昨日起こしたけど、起きなかったよ。」
「それじゃ、ぶん殴って起こしていいよ。」
「やったら、怒ったよ。」
「ほんとう?覚えてないよ。もっと殴っていいって。」
「殴っても起きないよ。」

そんな会話を毎回してたのが、4年生位までだったかなぁ。
5年生の時には、もう諦めてあの子は一人でTV観てた。

一度「酒を飲むからだよ」と言われて、一時期止めた事もあったけど、やっぱり電池が切れたように眠ってしまった。
早く寝るから、目覚めは4時半頃で、こうしてだんだん外が明るくなるのを見てた。

今から思えば、「もっと子供に合わせてやれよ」って思うけど
あれでも、精一杯だったの、たしか。

後で後悔したくなかったから、あの頃はいつもkekeの事、考えていた。
それだけは間違い無く確かだった。
あんな程度の母親だったけど、君はどう思っていたのかな。
そして、いつか、あの頃をどう思い出すのかな。

あの頃がどうであろうと、君は君の人生をもう歩き出してる。
自分の考えを信じて行けばいい。

もう一度眠れる。
今は、いつでも眠れる。

過去の事は何も後悔していない。
あれでも、精一杯だった。

今夏のボーナス

2005-07-18 | その前の会社

今月も社内集会はあったが、とうとう賞与の話は一切無かった。面と向って立ち上がる者は居なかったけど、かなりみんな怒ってた。

「sakeさん、気持がないよ。『これだけしか出せないけど』で、1人5万10万なら幾らでもないだろ?」
ほんと、Aさんの言う通りだわ、と思った。それで事情説明も何もなく賞与が話題にも昇らず自然消滅すれば、みんな怒るわ。

その時、ひょっこり前の社長が会社に現れた。今はうちの会社からは手を引く事となったが、もう一つ個人経営の会社を持っている前社長である。
営業Aさんは「(前)社長の会社の方のボーナスは出ましたか?」と尋ねた。

「あぁ、普段少ない給料しか渡せんから、ボーナスは出しておいたぞ。・・・ん?sake、ところでこの会社のボーナスはどうだ?」
「あ・・ハッキリ言われてません。上司BRさんには一度尋ねたのですが。」

営業Aさんは「へへへ」と言う顔をして、(それじゃ、俺は仕事に)と事務所を出ていった。

「それはおかしいな。これだけ社員がみんな忙しく仕事をしてるんだろ?それでボーナス無しではあるまい。私は聞いとらんぞ。」
この『私は聞いとらんぞ』の意味の奥は深い。この前社長への決算報告で、社長や上司BRさんは少々数字を変えて、会社の経営は順風満帆風に報告しているから、このような言葉になるのである。

「えぇ、まぁ・・・どうなんでしょう・・」と言うしかない。
「sake、電話を貸しなさい。これから私が(社長の名前)に訊いてみるから。」
「えぇ~~!!◎◎今、ここからですか?まるでこれでは、私が告げ口をしているようになってしまいます。」
「いいえ、気にすることは無い。こう言う事はハッキリしておかないといかんぞ。」

私もちょっとだけ期待しながら、社長の携帯番号を回して、電話を差し出す。
ちょっとでも出てくれたらいいなぁとワクワクしながら待つ・・。

「sake、やはりこの夏は出せないそうだ。まだこれからの展望が立ってないらしい。その代り、冬は出す事を考えているらしいぞ。私ももう会社から身を引いた身だから、これ以上は言えん。」
「わかりました。(;_;)」

でも、前社長は、この春に役員がどれだけ自分達の給料を上げたかを知らない。私に報告書まで作らせて、それは社長の机の中に結局眠ったままなのだ。

しかも現金おろせって言われてるし。これだけあったら、普通にボーナス2回出せるだろう~って言う額の。
でも、前社長に話して事が大きくなったら、話の出元が自分以外にない。この前退職した社員の事も「退職金迫られたら懲戒免職にすればいい」と豪語した人だから、怖くて言えません。

現金の話はBRさんには報告しましたがね。
「自分らの賞与が無くて、現金?sakeさん、言いたい事は判るけど、営業経費だよ。何もしてなくて、金だけが出るなら俺もその時は言うさ、でも今、それを言い出したらどうなるか、sakeさんも想像つくだろう?」
「・・・・・ハイ。」
「賞与の事はNにもさんざボヤかれたよ。アイツ、仕事を頑張って仕上げて、この前入金させただろ?それで賞与も払われると思っていたらしいよ。」

あ・・。
そうだ、今回は金が無くて賞与が出ないんじゃないんだ。
金はあったんだ。
そして、みんなその事を知ってるんだ。

BRさん、そこ笑う所じゃないよ。本当に怒ってるって。