もう子供達は夏休み。
昼休み家に帰る。ご飯さえあれば、いちいち帰らなくてもいいような気もするが、一応帰れる時は帰ってる。
自転車に乗ってると、部活で登校する子供達の姿が見える。
去年までは、kekeさんはこの中に居たんだ。
もうあの子達の学年の子供は、ほとんど見なくなった。
そんな事も何となく淋しい。
自分はこの7年間、ほとんど同じ仕事と同じ家事と、気休めに本を読んだり、メールやブログを書いたりして過ごしている。そのどっぷりつかったぬるま湯の中で、「最近こんな事にハマってます」と言う事をしてみたりする。そして、それを「何となく幸せ」だと信じて生きている。
彼らは違う。
1年1年何かが変わっている。
来年の今頃は、kekeさんと同じ年の子供達は、もうこの中学を登校していない。全く違う場所で、全く違う友達が居て・・・。
-今は全く予想もつかない未来が、そこにはあってー
昨日、スーパーでたまたま会ったお母さん。息子さんは今年高校に入ったところ。
「学校説明会行きました?」
「私は一つ行ったかな?子供は何校か見たみたいよ。文化祭の方がいいかもね。学校によって全然雰囲気が違うから。」
学校説明会って、もっと秋口にあるもんだと思ってた~。ーー;
いまいち、腰が上がらないと言うか、例え「この学校の雰囲気kekeには合わないわ」と思った所で、成績が合わなければしょうがないし、私が「ここは止めてここにしなさい」って言ったって、子供が素直に「ハイ」と言うだろうか。
いや、たぶん、夏休みや有休を使うのが億劫なのかもしれない。
私って、いつから、こんなダラダラ怠けた親になったんだ?
でも、そう感じるんだから、しょうがない。
そのお母さんの上の息子さんは、中学で体調を壊し、1年近くお休みしてしまったそうです。そして通信制の高校を決めて、家ではしっかり自分で勉強をしたそうです。
「家で自分で勉強?!それができるなんて、偉いわ~」
でも、何よりもそんな息子さんを黙って見守るお母さんがすごいなぁ、と思うのでした。私だったら、ああでもない、こうでもない、とキリキリしそう。
今から、キリキリしたって始まらない。
その時はその時でまた考えれば、どうにかなるだろうよ。
高校だって、星の数ほどあるじゃないか。
考えてみれば、母子家庭。普通の人から見たら、「あぁなったら、どうしよう」みたいな所、あるじゃない。
でも、私達はこの中で笑ったり、泣いたりしながら、結構愉快に暮らしてる。つまり、その中に入っちゃえば、案外どうにかなるじゃない。それをうちらの子供達は、とうに知ってるはずだよね?
さぁ、kekeさんの待ってる家に帰ろう!