また早い時間に目覚めて、たまたま手に取ったのは「Relax in Blue 明日はきっと元気」と言う本。
右ページには綺麗な海の写真、左ページには癒しのメッセージが書いてある。
読んでいると、困った事も不安な事も本当はどこにもないような気になる。
「そう思えば
大したことなんて なにひとつない
地球が爆発するわけじゃないし
したとしたって かまわない 」 (原文のまま)
それは自分の心の中のオバケ。
謙虚なつもりで、欲望にしがみついている自分の心。
こう見られたら恥ずかしいとか、そんな気持。
海を見に行きたいなぁ。
それが、まだ今年夏休みが決められなかった理由。
子供の手が離れたら、行きたい場所はたくさんあった。
電車乗って、たくさん海を見るつもりだった。
でも、いざとなると、ためらう。
どうして?
ひとりぼっちと向き合うのがこわいから。
いつからそんな臆病になったんだろう。
やる前にためらうより、やって後悔する方が得意だったのに。
昔は、そうやって一人でブラブラ出かけてたよ。
でも、こんな年じゃ、みっともないよ。
何が起こるかはやってみなければ、わからないのに。
淋しかったら、次から行かなければいいんだから。
みっともないなんて言葉、いまさらないだろ?
今まで疲れて寝るだけだった連休。
ほんのちょっと、時間と元気がたまってきたんだから。
さぁ、あともう少しだぞ。
(とは言うものの、ビデオカメラも夏休み中に見るはずだったのだが!)