きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

母子家庭はその日暮らし

2006-09-04 | 母子家庭だから思うこと
今月からまた朝刊だけ入ることになった。
もう頑なに新聞は取らないつもりであったが、先方も何が何でも契約がほしいようで、それなりの条件を出してきたのである。

見てしまうのは日曜の求人広告だ。
私の年で正社員の事務員なんてないじゃねーか。出るのはため息ばかり。

もしも、会社がなくなっちゃったらどうしよう・・・この数年それが頭から離れたことはない。一応、1~2ヶ月は職安で今の職種で応募掛けてみるつもりだけれど。
それでダメだったら、何でもいいからとにかく稼ぐしかないか。

想像するだけでクラクラしてくる。
「母子家庭はその日暮らしなのよ」って笑ってた友達思い出す。

離婚してすぐに働かずに学校にでも通うんだったかなぁ~
今にして思えば。

でも、あの時点で貯金食い潰して手に職をつける勇気はなかった。全然お先見えなかったんだから。それこそ貯金無くなったら大変だと思ったし。
とりあえず、近くて残業無い職場って事だけで乗り込んじゃった。そもそも子供を留守番させる実績が無いから、それが一番心配だったのよね。

なんせ子供の学校と目と鼻の先にある職場だから、助かった事もたくさんあった。
「熱が出ているからお迎えにきて」と保健室から言われた時も5分しないでで駆けつけられたし、授業参観も10分くらい会社抜け出して初めだけ見に行ったり、引き取り訓練もいつも行けたし(家まで送ってやれなかったけど)、保護者会も全然行けたし、朝も子供を送り出してから出勤できたし、一人で働いてる割には子供には寂しい思い、させてないように勝手に思ってる。

小学生の頃は鍵忘れて、よく会社に来てた。←keke
いつだったか、誰かに腹を殴られて「もう歩けない」って会社に来たこともあった。

今の会社のお陰でいい事はたくさんあった。
私はいつも何度も問い直しながら、ずっとここで働いてきた。
いつかこう言う日が来ることが分かってて、それでもここに居たのは自分だから、その後の運命も自分で責任を取ろうと思っていた。

この先どんな運命が待っていても、今までしてきたことは後悔しない。

そしてこれから先の事だけれど、あまり努力をしようと思ってない。
残り20年は自由に好きなことを気ままにして暮らしたい。
何かのために盲目に頑張るという気持にどうしてもなれない。これ以上自分を追い詰めて生きることに意味があるとはどうしても思えない。

子供のためだけに今まで頑張ってきた。
あと7年だと思ってる。
とにかく7年だけ頑張って働いて、その後はもう自由になりたい。
その時「働きたい」と思うのか、「休みたい」と思うのか分からない。ただ、もうここまで来ちゃった人生で、自分一人の将来のために何かを課すことに疲れた。自分の人生の安定のためにがむしゃらに努力することに疲れたのである。
せっかく命があるのに、心の思うままに生きていけない方が悔しいではないか。
一人で堕ちて行く事なんて、今さら怖いもんか。

変な話、行き着く先が餓死であったとしても、だ。
それでも、私は後悔しない。
今までしてきたことは後悔しない。
その時はブログにその様子を書いていこうとさえ思う。

もっとも、その状況でプロバイダー契約していればの話だけど。



【写真】メガネを朝、踏んづけてしまいました。「こんなに曲がってると折れてしまうかも」と言われながら、直してもらいました。
二度と畳において寝ないようにしようと思います。