きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

命をかけて恋をしろ!

2006-09-09 | 女だから思ったこと
3歳長男殺害の母親に懲役13年のニュースで、昨日みのさんが朝怒ってた。(みのさんの番組の説明では、過去の2度の未遂は心中しようと思っての事だったそうだ)

それを途中から見た私は、「子供も一人で育てるのだって、人が思うほど簡単じゃぁないんだよ」「心中するほど苦しかったんだよ」「これで逃げた旦那はそれっきりで済んじゃうんだからねぇ」といつものごとく思ってた。

でも、改めてニュースを読んで納得した。不倫でできた子供じゃあね、と思ったのだ。

生まれてきた子供には罪はないが、産んだアンタにゃ罪がある。


だいたい不倫の際の決まり文句で「これが運命の出会い」だの「アナタしか考えられない」って言うのがあるけれど、あれはもう止めた方がいいね。
ハッキリ言う。「運命の赤い糸」だの「この人しか考えられない」と言うのは、無い!
人間は所詮『獣』だ。出会ってピンと来たらその場で愛し合って、別れれば他の誰かと愛し合うのさ。そしてそれを死ぬまで繰り返す。しかし結婚制度があったり、間に子供が居て助け合えたり、一人になる怖さがあったり、今更くっついて離れてが面倒になったりで、適当な所で妥協して(そして妥協してみると、案外お互い足並みが合ったり感謝し合えたりして)一生を共にする訳だ。

「これこそが運命の出会いなのよ」と言ってみても、所詮この↑範疇内である。それがたまたま結婚してしばらく恋愛を忘れてたから、あたかも「運命の出会い」のように錯覚するだけ。それで相手には家庭と言う障害があるから、火に油を注ぐんな。

何が言いたいかと言うと、他にも「不倫の恋」をしてた人を何人か知っているけれど、破れた後に彼女達がその恋で終わったのを見たことがない。唯一遂げるのは相手の家族を追い出して自分が結婚することだが、それですら、だんだん馴れ合いになると「運命の恋」を忘れて、相手にギャースカ言ってるものらしい。(これは自分の直の知り合いでは居ないから聞いただけ)その様子はそんじょそこらの夫婦と大差がない。

人間なんて、そんなものなんだよ。
恋した始めはみんな同じだし、恋の終わりもみんな一緒。
自分らだけは特別、なんて事はありゃしない。そう思いたいのは勝手ですが。
だから、周りを傷つけて相手の将来を滅茶苦茶にしてまで遂げなきゃならない恋なんて本当はないんだよ。

私は「できた子供を堕ろせ」とは言わない。
ただし、その子供を産むと言う意味を思い知れ!と言いたい。
本当に一生掛けた恋なら、一生掛けてそいつの子供を守ってみろ!と言いたい。
それができないヤツは最初から不倫なんてしないで、引っ込んでろ!
仮に30で産んでも、45くらいまで子供一筋に生きて、その後でゆっくり結婚でも恋愛でも何でもすればいいじゃないか!
そのくらいの覚悟で産め!!それがイヤなら不倫・・いや恋愛するな!


・・・と考える私は、改めてニュースを読んで「クソバカバカしい」と思い、みのさんが吐いて捨てるように怒ったのも納得したのであった。

不倫だから悪いのではなく、周りを傷つける割りに「何をやっても平気のへー」な所が嫌いなのだ。それでもって自分達だけ悲劇ぶって泣いたりする所とか。
責任があるから好きだろうと身を引くし、責任があるから産んだ以上子供を守るのだと思う。それを「好きになったから」だけで全て許してもらおうと、なし崩しにする所が嫌いだ。

そして、この事件はその最たるものだと思った。
もっとも、ここまで女の人生を狂わせた相手は違うどこかで「平気のへー」なんだろうかねぇ。



【写真】妹からもらったゴーヤで初めてゴーヤチャンブルを作りました!
おそるおそる食べてみたけれど、苦味が病みつきに。こりゃいいわ~
残ったゴーヤでチップスも作ってみようと思います。