きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

YKさんの親知らず

2006-10-03 | その前の会社
YKさんが右奥の親知らずを抜く事になったそうだ。

事の発端はまだ単身赴任中の8月初旬に、転地から電話があり、「sakeさん、歯が腫れてて週末にそっちに帰ったら歯医者に行きたいんだけど、○○歯科は何町だっけ?」と言うので、「あそこは何町でしょうねぇ?予約するなら住所と電話を調べて連絡しますよ。」と返事して電話を切った後に、nanuさんが「何であの人は自分で番号案内で調べないの?」と言っていて、「たぶん番号案内で『何町の○○歯科ですか?』と訊かれちゃったんじゃないですか?」と言う会話をした記憶がある。

そしてその○○歯科で診断の結果、まだ頭が出てない親知らずと隣の歯の間に膿の袋ができてしまったとかで、親知らずを抜く事になったらしい。但し、まだ生えてない歯なので歯茎を切開しなければならなくて、大病院に行かないとならないとのこと。

そして、YKさんはその大病院で手術を受ける事になった。
その親知らずは頭が出てない上に、生え方が横に生えているそうで、横になっている歯を5等分輪切りにして、抜く方法だったそうだ。

で、それは生まれて初めて体験したほどの激しい痛みを二度味わったそうである。一度は下唇がキーンとなって、もう一回は頭の脳天から爪先までズキーン!!となったそうだ。(この2回は手術中にあごの神経に触れたためになったそうだ)
そして、待合室で待つ際に看護婦さん達がカルテを見ながら「この人は相当痛くてわめくでしょうね~」と語り合っていた当事者が他ならぬ自分であった事を思い知るのだった。

そして、手術を終えて翌日になってもYKさんの痛みは治まらず、「お腹がすいてもモノが食べられない」状態であった。

YK「sakeさん、こう言う時はおじやとか食べればいいのかな~」
sake「そうですねぇ、ヨーグルトとか?おかゆも痛いですか?」
YK「まだ、何も食べてないから分からないんだよ。まだ下唇もマヒしてるの。」
sake「えぇ?まだ??」

そして数日後、食事は取れるようになり、大病院からの手術後のお手紙を持って、○○歯科医の所に行ったそうだ。
それで、どうしても気になったので下唇のマヒの件を先生に尋ねてみた所、「あ、それはこの手術は、下唇とあごが麻痺する可能性があると手紙に書いてありますね。」と大病院からの手紙を見せてくれたそうだ。

sake「えぇ~~?!その話は手術の前に説明はあったんですか?」
YK「ないよぉ~・・でも、よく読むと手術の承諾書には書いてあったんだよね・・・。」
sake「えぇ・・・・そのマヒはいつ治るんですか?」
YK「それは分からないらしいよぉ・・・5年か10年か・・・オレは顔面神経痛もなったし、マヒに縁があるよなぁ~アハハ。。」
(このアハハは哀愁を伴う悲しげなものである)
sake「えぇ・・・・」

この話を聞いて、「えぇ・・・」としか言えない私。
これが正直、YKさんじゃなくて、自分とか子供だったらどうだろう・・・?

「下唇(とアゴ)の感覚が変だから、いつもノドが乾いているよう感じなんだよね。」とYKさんは言いながら、コーヒーを注ぎに行くのだった。。。

ちなみに、YKさんは左の下奥も全く同じように親知らずが横向きに眠っているそうである。。。。


【オマケ】
何日か前に何かの話題で「そのうちイイ人見つけよう」とまたうっかり、YKさんにつぶやいてしまったら、「そんな人見つかるわけないだろ!!誘われても男と出かけないんだから!!」と怒られてしまいました。。。
そう言えば、そんな事ありましたね。。。。でもさぁ・・普通はそう受け止めるか?