きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

父の介護サービスの続き

2006-10-20 | 父の記録と母の思い出
いよいよ父のデイサービスも始まった。

こんなのがあるのよ、と妹が見せてくれたのはデイケアの連絡帳。その日にやった事柄や、父の様子が簡単に書いてある。例えば、「今日オムツに便がついていたようですが、これからは私達でトイレの声掛けをした方がいいでしょうか。」なんて事まで書かれてあった。(お断りが書かれているのは、その家庭によって方針が違うからか?)妹はもちろん「そうして頂けると助かります。よろしくお願いします。」なんて返事を書いていた。

「へぇ~!ほんとに幼稚園みたいだね~」
「そうなのよ。」

そして妹によると、父の生活パターンも規則正しくなってきたようだ。
ケアマネさんのアドバイスでは、朝起こす時も、「もう起きる時間よ」ではなくて、「もうすぐ(デイケアの)○○さんが迎えに来るよ~」って言う具合にした方がいいそうである。

なるほど~そうかぁ・・・これなんかは、老人だけでなく幼児や子供にも応用できるかもしれない。
カレンダーを見ると、父のデイサービスの予定は週の半分を埋め尽くし、それから通院もある。それが父も楽しいようで「最近はオレも忙しいからな」と言っているそうだ。

それから週1でヘルパーさんも家に来る事に。それは1時間いらして、家族の指示で簡単な片付けやらをしていただくとのこと。
最初は妹も、やって頂くのが申し訳なくて、ヘルパーさんと一緒に父の部屋を片付けたそうだ。しかし、ヘルパーさんの方から「お父さんは穏やかな方なので、二人きりの方が(おだてながら)一緒に片付けできるかもしれませんね。」と言われたそうである。

父はやはり、妹とヘルパーさんとでは態度が違うらしく、普段幾ら言ってもやらない事も、ヘルパーさんと一緒だとできるらしい。そして部屋の簡単な片付けや簡単な買い物などの父の能力を退化させないようにしたいとの方針だとか。

ショートステイ(泊まり)サービスも仮予約を入れているが、これから医師の診断書や家族の面接が必要らしい。

「それで、その診断書に痰の検査があって、病院で先生の前では痰が今出ます、なんて言って結局出なくて痰は宿題になったのよ。」
「あらぁ~」

そして、するかもしれないショートステイだが、妹の気がかりは父が夜、急に何故ここに居るのか思い出せなかったり、寂しがったりしないかと言う事。(そこらの気遣いも園児のようだが)
ケアマネさん曰く、その点はプロだから、様子を見ながら声を掛けたりしてくれるとの話である。その施設は昼はデイサービスも行っているので、そちらに参加してもいいし、ロビーでくつろいでも良いし、それも様子を見ながら声を掛けてくださるとの話であったそうだ。

「へぇ~いたれり尽くせりなんだねぇ~(^o^)丿」と私は楽観的に喜んでしまうのだが、妹自身は「これがずっと続けばいいんだけど」と決して安心しきってはいないようである。

ともあれ、こうして父の新しい生活パターンが始まるのであった。