きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

父の介護サービスが始まる

2006-10-06 | 父の記録と母の思い出
さて最近の父は・・・・。
ケアマネさんの紹介で、デイケア施設も見学することになったそうだ。


前回
はケアマネさんにおだてられて「まんざらではない」と言う様子の父であったが、その見学する日の前日になって、突然「オレはそんなものは必要ない」と妹に言い出して、凹ませたのだった。

「これで肩の荷がおりるかも~って思ったけど、そんなに甘くはないよね~分かってたのに」
「う、う~ん・・・」
こんな状態だったので、本当に翌日見学に行けるのか?行っても気を損ねるだけかもしれないのでは?と案じるような状態だった。

その数日後、歯医者の治療を終えて帰ろうとすると、目の前の道路を父がフラーっと歩いているので、オイオイと思い、声を掛けてみると、「今日は外に出てないから、これから散歩に出る」と言うことであった。
でも、(こんな暗くなってから行く先は飲み屋だろう、それではまた妹が心配するだろう)から、一緒に行くよと言うと、父は少し歩くと観念して「もう家に帰る」と言うのであった。

それで帰る途中で、子供達の習い事のお迎えの妹に丁度会った。
「今、お爺ちゃんがフラーっと歩いているのを見かけたから、家に送る所だったんだ」と言うと、「もー、行かないって言ったのに・・・よかったよかった」と言うことである。

そこで、デイケア見学の話を聞くと、前日嫌がっていた父だが、たまたま行く時間になった所で別件でケアマネさんから電話があり、今から見学に行く所だと言うと、一緒に付き添ってくれたそうである。いざ、行ってみると、雰囲気も家族的でいい感じで、父も他のご老人と一緒になってボール遊びやら、楽しそうにしたそうだ。

しかし、こちらの施設は入浴サービスがついていないので、入浴嫌いな父のためにケアマネさんがもう一つの施設も紹介してくれたそうだ。そこも数日後さっそく見学に行くことになり、こちらも親切な方ばかりで入浴の後にカラオケタイムもあって、父はさっそく裕次郎の歌を歌って、「おじょうずだったんですよ~」と褒められたそうだ。(こちらは預かり時間が長いので、妹は一度家に戻ったそうである)そして、隣の人ともお友達になれたらしい。
こうして書くと、まるで保育園の馴らし保育みたいである。

妹曰く、施設見学も気乗りがする時としない時が「まだら」に訪れるのではないか?と言う話である。今日も行ってみて楽しかったものだから、それではずみがついて、こうして飲み屋(カラオケの続き)に行きたくなって出歩いているんじゃないの?と言っていた。

「えぇ~?!今日行って来たの?さっきおじいちゃん『今日は外に出てないから散歩する』って言ってたよ??」
「もう忘れてるんじゃないの~?今も、ちょっと子供を迎えに行って来るから家で待っててね、って言って出てきたのにこれだからね。」

そして、ケアマネさんからはショートステイの予約もしてみませんか?と言われているそうだ。と言うのも、妹は旦那さんが単身赴任しており、事情でそちらに向かう事もあるだろうし、今すぐではないが、将来的には利用したいと希望していた。
ところが実際には、ショートステイは数ヶ月先まで予約で埋まっているのが現状で、とりあえず一度試しにやってみたらどうか、と言う話である。最初に用意すべき書類手続きもあるし、慣れておいた方がやりやすいだろうと言う話であった。

「特別な用も無いのに利用しちゃっていいのかなぁ・・?」
「いいんじゃないの?試しにだから。」←ノーテンキな私。。

父の介護サービスはこれらを組み合わせて、ケアマネさんにプランを練っていただくことになった。こうして順調な船出となったのである。


【写真】
昨日は図面のコピーの山で9時まで会社に・・でも、終わりませんでした。
今日は早めに会社に行こうと思います。
なんか・・でも、空気重い。。。。

そんな事もあって、ますます海を見たくてたまりません。
でも、一人で行くとますます重くなるかなぁ。。。