きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
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いじめ自殺予告のニュースを聞いて

2006-11-08 | 巷の話題
kekeに「いじめ自殺予告のニュース(の手紙)ってほんとだと思う?」と尋ねてみると、ほんとだと思うって言ってた。

昨日の朝のニュースではその手紙について放送していた。
誰宛への手紙だか分からないけれど、「僕の葬式に泣く人もいるでしょう。でも、それが本当の気持だとは思っていません。そう言う人なら最初から僕をいじめないからです。」と言う内容が書かれていた(今思い出して書いただけでこれは原文通りではない)。

少なくても何人かのイジメてる連中よりも、もっと多くの日本全国の人が心配しているのだから、もうなかった事に(は、できなくても)考え直してくれることを願ってます。

しかし、どうして、人のズボンを平気でおろしたり、目の前で「うざい」とか言える人間っているんだろう?

でも、実際には私も保育園時代のお残りゲロで、かみつかれたり、カバンを隠されたり、列に入れなかったりしてたから、やはりそう言う事ができるヤツはいるのだ。当時「うざい」と言う言葉がなかっただけで、それに類する言葉は毎日のように言われてた。
本当にやられている方はたまらん。

「いじめられる方にも理由がある」みたいな事を平気で言うに至っては悲しい。理由があろうが、あえてズボンをおろしたり、目の前で「うざい」と言う必要は無い。相手に対する気持は抑えて、当り障り無く付き合うことができない愚か者なのだ。

私が怒るのは、人をキモイと感じる気持じゃなくて、そこからあえて「いじめ」と言うリアクションを起こすふてぶてしさだ。
ここのアンケートでは子供の半分以上が「いじめられる方にも理由がある」と思うらしい。そこまではまぁ仕方ないと一歩引いても、「だからいじめる」のはダメ。それはただの「いじめの正当化」でしかない。相手が嫌いでも、相手の立場に立って考えれば、していい事と悪い事は想像できるのではなかろうか。

と言う辺りで、私と保育園が一緒だった連中も、今では半分以上が親になっているのだろうか。
どんな親になっていて、このニュースをどう捉えているか、興味しんしんである。今では「いじめはいけない」と子供に教えているのだろうか?

そう考えていくと、この彼が「僕の葬式に泣く人もいるでしょう。でも、それが本当の気持だとは思っていません。そう言う人なら最初から僕をいじめないからです。」みたいな事を書いているのは、とてもリアリティがあるような気がするのだ。