きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

自転車の走行灯が切れて

2006-11-18 | 日記
自転車の走行灯がつかなくなってしまった。

道行く中年の女性が教えてくれて気付いたのだが、その言い方がまぁひどいこと。迷惑ゴルファーや飲酒運転を追いかけるマスコミのようだ。
教えていただいて文句を言うのも何だが、私は人様にああ言う言い方はできない。私だったら、「あのぉ~・・・なんか自転車の電気ついてないようですよ。」ぐらいのニュアンスで伝えるだろう。

私だけが感じているのか最近の流行なのか、「あれは悪い」と決まると、とことん攻め立てる風潮がある。
まるで人は怒りたいと言う気持が先に立ってて、怒る相手がどこかに居ないか探しているかのようだ。簡単に言うとギスギスしている、余裕が無い。そう言うムードが日本の隅々まで行き渡っているように思う。

走行灯一つでも、言い方一つで「アラーーッ!気が付かなかった!直しに行かなきゃ。ありがとうございます」って展開になる可能性もあったのにそう言う余裕が無い。

今度は逆に私が怒りたかったパターン。
昨日交差点で信号が青なので渡ろうとしたら、対面車が右カーブで横断歩道を強引に横切るのである。「歩行者が居ても停まらず走るのはどんな輩だろう~」と運転手を見ると、小さい子を乗せた主婦っぽい人が左手を挙げて走り去っていった。

あの人は左手を挙げれば何をしてもいいと思っているんじゃなかろうか。こうして逆に自分がルール違反の人によって不利益を被ると、甚だ面白くないものだ。

そう思うと、あの走行灯のオバサンも急に自転車が現れて、ビックリして不利益を被ったから怒ったのかもしれない。そう相手の気持になれば分からなくも無いか。

でも、私はああ言う言い方はしないようにしよう。
と言うより、怒る事を少し減らそう。
自分が損した得したと言う事ばかり考えるのに疲れた。

だいたいそう言う風に怒る時は、「ルール違反の誰それのせいで自分が損してる」と思って怒ることが多い。
私はその【損してる】と言う部分を考えるのを止めたい。
たしかに横断歩道を横切る車は居るけれど、その後でゆっくり歩けばいいことだから。

と、たまには優等生風に書いてみる。

ついでに書くと、横断歩道で歩行者が歩いている時に一時停止しないで、歩行者の速度に合わせてジリジリ迫ってくる車がある。
急いでいるのかもしれないが、歩いている方の立場だとあれは怖い。
ちゃんと一時停止して、歩行者が通り過ぎてから走ろう。

「せまい日本そんなに急いでどこに行く」
そんな言葉も昔はあったはずだが。

結局、走行灯は豆電球が切れていただけだった。
300円以上取られてしまった。
次回は自分で交換しよう。(また一つ利口になった)