きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

父に胸キュンの話

2006-11-23 | 父の記録と母の思い出
父のショートステイは昨日からだったようである。
実家に寄ると、父はもうショートステイに行った後だった。

父は初めての場所でおとなしくしているものの、血圧を測る時にも「きれいな女性に測ってもらうだけで血圧が上がっちゃいそうだ」と冗談を言っていたそうである。
しばらく妹は、父の傍に居てデイケアも一緒に楽しんだそうだが、自分だけ家族が付き添っているのが恥ずかしいのか何なのか、父は「もう平気だから帰っていいよ」と言ったそうである。

妹 「それでね・・・・何だか家に帰ってもぽっかり穴が開いたみたいなの。。。」
sake「へ?!そうなの?」
妹 「何でなんだろうね。^^;・・あんなにいつも文句ばかり言っていたんだけどね~胸キュンのような感じなの。」
sake「あらーぁ、子供が修学旅行に行ったような感じなのかねぇ。」
妹 「そうなの、あれ?あれ?どうしたんだろう、私?って言う感じなのよ。」
sake「へぇ~」

今日も付き添ってくれたケアマネさんの話では、父はまるでモデルケースのように上手く行っているらしい。
普通は「あそこの施設はイヤだ」とか「誰それとは合わない」と言って別の施設をまた探す例も多いと言う。父にはそれがない。どこも行けばそこで楽しめるし、無理難題を言わない。こんなに手が掛からない老人は珍しいそうだ。

そう言われれば、そうかもしれない。
父は7人兄弟の末っ子で、父は5歳で亡くなってしまった。友達や兄弟姉妹の家を転々と泊まり歩いたなんて自慢話もある。元々が営業マンだし置かれた環境に馴染み易いのかもしれない。妹も「親の年代だと女の人の方が普段外に出ないから、大変なのかもしれないね。」なんて言っていた。

そんな事を考えると、その人の人生や性癖がボケた後にも出てくると言う訳だ。私も注意しないといけないな。どんなに包み隠しても、そのうち息子には全てを悟る事になるのか。

妹の胸キュンの話を聞いたら、こっちまで胸キュンになってきた。
父が帰ってきたら、またカラオケに一緒に行こう。
それからお正月にはkekeともみんなで食事でも行こう。



【写真】
CMでよく耳にする絢香「三日月」。
いい歌なので覚えてみようと思います。^^
♪今度いつ会えるんだろう こわれそうな電池は
 抱きしめながら言った あなたの愛してるの一言♪
ここの「電池は~言った」の音がきれいに取れればいいんだけど、どうかなぁ・・・。