きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

死別か離別かで世間体

2006-11-10 | 母子家庭だから思うこと
北海道の竜巻のニュースを見た。

働き盛りのお父さんが亡くなった家庭。
葬儀の参列者は「幼い子を残された奥さんの事を思うと胸がいたい」と言うような事を口々に言っていた。

嫉みからかもしれないが、死別の方がマスコミ受けが全然違うような気がしてしまう。最愛の人が亡くなったのはとても悲しい出来事だ。でも、女手一つで子供を育てていく事実は死別も離別も変わらない。

人は離婚に対して、どこか懲罰的な気持を抱いているものなのだろう。私はそう思っている。
離婚を経験していない人にとっては、「離婚をした人間は欠落者」と言う気持がどこかにあるのではないか。離婚した人間は「自分で好き勝手にしたんだし」「したアナタだって原因があるんでしょ」、だから、どんなに苦しくったって悲しくったってしょうがないでしょ、と言う気持があるのだと思う。
そして、それは男の人の方が顕著な気がする。

なんで男の人って、大抵が生命保険掛けて、自分が死んでも残された家族が困らないようにしているはずなのに、離婚する時は慰謝料をねぎって、養育費を滞らせるんだろう?そしてそれを当たり前だと思うんだろう。

離婚する人ばかりじゃないよ。
例え自分の友達が離婚して、養育費を払わなかったりしても、「そんなのダメだよ」って叱るような男の人っていないよね?
みんな「相手が悪いからしょうがねえや」で終わってる。「金がなければ、しょうがねえや」と思ってる。

こんな場合、相手が死別で、払われるのが労災や保険金だったら、人はどう思うのだろう?

だからと言って、不幸にあった方に対して「私の方がずっと大変ですよ」と言うつもりはない。
ただ、文字にしてみたかっただけ。
そして、これからどうか頑張って子供を育ててくださいと思うのは変わらない。



【昨日のTV】
「一ヶ月一万円生活」の番組を久しぶりに見たら、二泊三日で3000円生活だかになっていた。(高橋ジョージ夫妻と小さい娘)
二泊三日で3000円はうちの暮らしとそんなに変わらないような気がして凹んだ。あれは高橋ジョージ夫妻のノロケにしか見えなかった。