きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

銀行融資

2007-04-19 | 前の会社
最近、見積依頼も増えてみんな忙しそうだ。
ここで幾つか契約が決まって今月は支払いの心配もない。

と、思ったが、冷静に考えてみると、その契約金を受け取っての支払いだ。手形返済もそれで賄う。

銀行の借入は証書借入と手形借入がある。
証書借入は、毎月少しづつ返済していく方法だ。手形返済は「この時期にこう言う入金がありますから、それで返します。」と言う約束をして、一度に借りて一度に返す。利息は借りる時に差っ引かれるのである。

手形借入はなかなか一気には返せない。状況を見ながら返してはちょっと借りてを繰り返して、少しづつ借入を減らしていくしかない。しかし、それができるほど強い状況だったら、お金を借りなくてもやっていけるわけで。。。。

何となく社内がイイ雰囲気だったから錯覚をしていたが、手放しで喜べる状況ではないのだった。
今進んでいる物件もこれから夏に掛けて、支払いが大きくなるはず。これからもらえる契約金はそこにつぎ込む事になるだろう。

前の会社の時も「私が銀行だったら、こんな会社には金貸さないだろうな」と何べんも思った。現に都市銀はもう融資が期待できない。地元の金融機関はそう言う客も相手にしないと採算取れないんだろう。これがダメになったら、・・・。

何かもっと真剣にどうにかしないといけないんじゃないか、とK女史は感じていて、自らチラシを作ったり配ったり、前のお客さんのメンテや御用聞きのハガキを送ったりしている。
「もっと会社の事をほんとに真剣に考えて後を継ごうと思っていたら、関係者の会合で顔を広めたり、付き合いを広げたりするとかありますよね。」と言っている。K女史自身がそこまでするのは違うと思っている。秋には結婚する人だ。子育てと今の仕事を掛け持つのは難しいと思っている。

男の人は男の人で、現場やその他の事?で忙しいし、私は元来がそこまで真剣にここを切り盛りしようと言う気がない。
ダメなものはダメじゃないか、とどこかで感ずいていて、でも、逃げるように現実を愛し、今日を何もなく生きていきたいのである。

これじゃいかんなぁ~と心の片隅に思っていながら、毎日サボってはいないけれど、自分の好きなコト(今だと料理やカラオケ)にプライベートの時間を注いでしまうのである。
あいだみつをサンの言葉だっけ?そんな時「だって、人間だもの。」と思ってしまうのである。

だって、あと20~30年しかない人生を好きなように感じて好きなように生きていたいじゃない。
これでいいのかどうかは、まだ私自身も分からないが。
私は経営者ではない。所詮根っからの雇われ人なのだ。安い給料で細々と暮らすのが何よりも性に合っているのである。

手形返済は、またもう一度借りないとダメだろう。
いかんせん、景気が悪すぎる。
景気がイイなんて話は、ここらでは全く耳にしない。一部の景気のいい人が極端にイイだけに違いない。

あぁ。。。一体日本の何パーセントの企業がまともにやりくりできていているんだろう。たまたま私が行く所だけがそうなのだろうか。