私はここで愚痴る割りにはエーカッコシィなので、ついつい社長をヨイショしてしまう癖がある。
私なりに言い訳をすると、私は「自分がよく思われたい」と言うよりも、その言葉で相手が喜んでくれるのが、すごくうれしいのだ。
この「ついついヨイショ」は長い長い歴史があって、遡ると子供時代にまで戻る。
今までもたびたび書いてきたが、私の母は情緒不安定な人だったので、いつも父や祖母にケンカを吹っかけていた。(今思うとそれなりの理由もあったのかもしれないが、子供の目からはそうと言う風にうつった)
そして祖母が亡くなると、新しいターゲットは私になり、私は自分の考えを押し殺し(と書くとちとオーバーだが)、母の話をウンウンと聞くことで、母のストレスをスポンジのように吸収していったのである。誰かがそうならないと、母は通常の生活が営めなくなるくらい状況が悪くなる可能性があったからである。
その土台があって、私は大人になり母が亡くなった今でも、ついつい誰をもヘラヘラとヨイショしてしまう癖があるのである。
それはそれでよいのだが、この前お祭りで焼き鳥やビールを社長からいただいた時も必要以上に喜んでしまったので、(それが所以かどうかは知らないが)社長がまたしても会社にフルーツを持ってきた。
そのフルーツの中身は、メロンくらいに小さいスイカ2個、これまた小さい梨が2個、それからブドウ(パック1つ)である。
社長は「このスイカは中が黄色いんだ。珍しいんだよ~」と言ったので、たいそうありがたく頂いた。
しかし、K女史は後でこれを一目見て、「これはお供えモノの残りですね」と言った。
言われてみると、このスイカ、梨、ブドウ・・の統一性のなさとハンパな個数、果物の大きさ・・・たしかにお供えモノの残りかもしれない。。。。そして、そう思うと、ありがたさは減少して行くのだった。
次の日、社長は昼休みにやってきて「あのスイカを食べたか」と言うので、「まだ食べてません、これから切ります。」と言って、昼食のデザートとして、社員に配る事にした。が、パカッと切った瞬間に熟れ過ぎてスカスカなのが、一目瞭然であった。
そして社長とIさんとMTさんと私とK女史で食べたのだった。。。
*** 社長が事務所を出たあと。 ***
Iさん「さっきのスイカ食べた?まずくない??オレ、食べれなくて流し台で食べているフリして、半分以上捨てたよ!」
K女史「あれ、たぶんお供えモノの余りだと思いますよ。」
sake 「大きさと言い、たぶんそうでしょう。。。」
社長を悪く書いたり思ったりはしたくないのだが、この前差し入れてくれた小袋のせんべいは、お祭りの時に売ったビールにつけたつまみの余りだと私は知っている。
それから、わけが分からない安い中国茶。
それから、今日のお供えモノの残りの果物。。。
アノ人は社員を何だと思っているのだろうか。
私は父に「自分が要らない物は他人がもらっても迷惑な物だから、むやみにあげてはいけません!」と教わった。
(何故なら、私は要らない鉛筆などを妹にあげると言って、机にポイポイ捨てていたのだ)
このご時世、それが全てだとは思わないが、少なくても社長はその言葉をもう少し肝に銘じてもいいのではなかろうかと思う。
・・・が、哀しいかな。頂いた以上、またヨイショしてしまう私。。。。そして、またいい気になっていく社長・・・このカルマはいつまで続くのだろうか。
これから少しづつフェイドアウトして行こうとは思っているが。
ちなみに中国茶はあれからまったく減っていない。
昨日のように社長がブラッと来た時に、グラスに注いで出すだけだからである。
私なりに言い訳をすると、私は「自分がよく思われたい」と言うよりも、その言葉で相手が喜んでくれるのが、すごくうれしいのだ。
この「ついついヨイショ」は長い長い歴史があって、遡ると子供時代にまで戻る。
今までもたびたび書いてきたが、私の母は情緒不安定な人だったので、いつも父や祖母にケンカを吹っかけていた。(今思うとそれなりの理由もあったのかもしれないが、子供の目からはそうと言う風にうつった)
そして祖母が亡くなると、新しいターゲットは私になり、私は自分の考えを押し殺し(と書くとちとオーバーだが)、母の話をウンウンと聞くことで、母のストレスをスポンジのように吸収していったのである。誰かがそうならないと、母は通常の生活が営めなくなるくらい状況が悪くなる可能性があったからである。
その土台があって、私は大人になり母が亡くなった今でも、ついつい誰をもヘラヘラとヨイショしてしまう癖があるのである。
それはそれでよいのだが、この前お祭りで焼き鳥やビールを社長からいただいた時も必要以上に喜んでしまったので、(それが所以かどうかは知らないが)社長がまたしても会社にフルーツを持ってきた。
そのフルーツの中身は、メロンくらいに小さいスイカ2個、これまた小さい梨が2個、それからブドウ(パック1つ)である。
社長は「このスイカは中が黄色いんだ。珍しいんだよ~」と言ったので、たいそうありがたく頂いた。
しかし、K女史は後でこれを一目見て、「これはお供えモノの残りですね」と言った。
言われてみると、このスイカ、梨、ブドウ・・の統一性のなさとハンパな個数、果物の大きさ・・・たしかにお供えモノの残りかもしれない。。。。そして、そう思うと、ありがたさは減少して行くのだった。
次の日、社長は昼休みにやってきて「あのスイカを食べたか」と言うので、「まだ食べてません、これから切ります。」と言って、昼食のデザートとして、社員に配る事にした。が、パカッと切った瞬間に熟れ過ぎてスカスカなのが、一目瞭然であった。
そして社長とIさんとMTさんと私とK女史で食べたのだった。。。
*** 社長が事務所を出たあと。 ***
Iさん「さっきのスイカ食べた?まずくない??オレ、食べれなくて流し台で食べているフリして、半分以上捨てたよ!」
K女史「あれ、たぶんお供えモノの余りだと思いますよ。」
sake 「大きさと言い、たぶんそうでしょう。。。」
社長を悪く書いたり思ったりはしたくないのだが、この前差し入れてくれた小袋のせんべいは、お祭りの時に売ったビールにつけたつまみの余りだと私は知っている。
それから、わけが分からない安い中国茶。
それから、今日のお供えモノの残りの果物。。。
アノ人は社員を何だと思っているのだろうか。
私は父に「自分が要らない物は他人がもらっても迷惑な物だから、むやみにあげてはいけません!」と教わった。
(何故なら、私は要らない鉛筆などを妹にあげると言って、机にポイポイ捨てていたのだ)
このご時世、それが全てだとは思わないが、少なくても社長はその言葉をもう少し肝に銘じてもいいのではなかろうかと思う。
・・・が、哀しいかな。頂いた以上、またヨイショしてしまう私。。。。そして、またいい気になっていく社長・・・このカルマはいつまで続くのだろうか。
これから少しづつフェイドアウトして行こうとは思っているが。
ちなみに中国茶はあれからまったく減っていない。
昨日のように社長がブラッと来た時に、グラスに注いで出すだけだからである。