昼休みに携帯が鳴る。
こんな時に誰だろう?と思うと、G子である。
たまたま事務所に誰もいないので、折り返し掛けてみると「私から掛けなおす!」と言う。
(私の携帯代を気遣ってくれるのである。)
話を要約すると、「T男が怒ってばかりいて疲れた。どうすれば良いか分からない。」と言う内容である。
「なんでそんなに怒るんだろう?」と言うと、「昨日は私に会おうと待っていたんだけど、疲れたから連絡もいれずに(私は)家に帰っちゃったんだ。」と言う。
「最近、別れ話が持ち上がってる。」と言うので、なんで?と尋ねると、「お前がいつもイライラして付き合いきれないとT男が言うんだ」と言う。
「別れようかな」と言うので、「そう思うなら、そうすればいいんじゃない?」と私は答える。
G子は「今度T男が切り出したら、もう別れよう」と言うので、そこは待った!と私は言い、「別れはこっちから切り出した方がいいよ。」と言う。
「だって、今まで辛い思いをしてきたんだもの、向こうから切り出されたら振られた感が出てきて、後からやりきれなくなるから、別れはこっちから切り出した方がいいよ。だから、自分の気持をじっくり見つめなおして、もうそれでいい!と思った時に、一気にこっちから別れを切り出した方がいいよ。」
するとG子は「今度こそ別れた方がいいのかな?」と言うので、「どっちかと言うなら、別れていいんじゃないか?だって、メリット無いもの。」と答えると、それじゃこれから電話してみる、と言う。
この日の晩は、また会社と(それを取り巻く人達)の飲み会で、今回も下品な男どもにうんざりしながらも愛想笑いだけで付き合っていたが、1次会がお開きになり、2次会にこれから行こうかな~と言う空気の中、男どもが出口付近でしばらくダラダラしているのでどうするのかな?と思っていると、北澤が「sakeさん、それでは送りましょう。」と言うので、「は?」と思いながら、送られてついていくと、
「sakeさん、こう言う空気の時は、次は女の子の店(キャバ××)なんです。」
「は?」
「だから、オレはsakeさんを送ることにして、連れ出したんです。」
「・・・・・・。(ーー;)・・だったら、本当に駅まで私を送ってくれても良いのでは?」
「ダメですよ、みんながオレを今、待ってるから。それじゃここで。」
と一区画だけ送られ(と言うより邪魔者扱い)ながら、私は別にアンタ達とそんな店に一緒に行きたいわけではないが、このやり方って一体どうなのよ???と、すげぇ理不尽な思いで携帯を何気に取り出すと、G子から何回も電話があったようだ。
私は今飲み会が終わったところだよ、とメールを送ると、さっそく電話が掛かってきて、「T男と話し合っている」と言う。
「私はどうすればいいの?」
「どうすれば・・うう。。。どうすればいいじゃなくて、G子がこれからどうしたいか?だよ。」
T男だって、G子が嫌いでそんな事を言っているんじゃないよ、G子がいつもイライラしてるから、それなら別れようって言うだけだと思うよ、と言うと、G子は「それじゃ、sakeちゃんがT男に話してよ」と言って電話を代わるので、えーとえーと、え?私が何をしゃべればいいんだろ?と思いながら、
・T男さんがG子に別れようと言うと言うのは、G子の事が嫌いなのではなく、G子がいつもイライラしているからじゃないの?と私はG子に言ってるんです。
・私は基本的にT男さんと考えが似てて、G子の男友達の話を聞きたくないのは分かります。それもG子には言ってるんです。そう言う事をT男さんに(これみよがしに)言うのは止めなさいと。
・G子はこの前の離婚の事もあって、人間不信と言いますか、情緒不安なところはあると思います。でも、本当にT男さんがイヤで怒っている訳ではないと思います。
・私も同じような恋愛をしてて、G子みたいに泣いたり怒ったりもしてて、でも4年目を迎えてだんだん怒らなくなったというか、だいぶ馴らされたので、G子にもそう言う風にいつも言ってるんです。
こんな事をペラペラしゃべりながら、(これって何の解決になるんやねん?)と私は思うし、T男も思っていると思う。
一言私はT男に「G子の事をどう思ってますか?」と尋ねると、「好きです。」と返事が返ってきた。
「これだけはできればお願いしたいんです。T男さんからG子を振るようなことはしないであげてください。そうするとG子はとても傷つくと思うんです。今までも苦しんできたから。」と言ったあたりで、またG子と電話を代わった。
「でも、これって経験なんだと思う。私、良かったって思うよ、だって、こう言う立場の人の気持判るようになったし、それって、すごく大切なことだと思うから。」
G子は「うん」と言ってまた話してみる、と言って、電話が切れた。
でも、どんな結果もありなんだと思ってるよ。
だって、恋愛って結果じゃない。
過程だと思うから。
結果だけだったら、最後はみんな死ぬ時は1人さ。
こんな時に誰だろう?と思うと、G子である。
たまたま事務所に誰もいないので、折り返し掛けてみると「私から掛けなおす!」と言う。
(私の携帯代を気遣ってくれるのである。)
話を要約すると、「T男が怒ってばかりいて疲れた。どうすれば良いか分からない。」と言う内容である。
「なんでそんなに怒るんだろう?」と言うと、「昨日は私に会おうと待っていたんだけど、疲れたから連絡もいれずに(私は)家に帰っちゃったんだ。」と言う。
「最近、別れ話が持ち上がってる。」と言うので、なんで?と尋ねると、「お前がいつもイライラして付き合いきれないとT男が言うんだ」と言う。
「別れようかな」と言うので、「そう思うなら、そうすればいいんじゃない?」と私は答える。
G子は「今度T男が切り出したら、もう別れよう」と言うので、そこは待った!と私は言い、「別れはこっちから切り出した方がいいよ。」と言う。
「だって、今まで辛い思いをしてきたんだもの、向こうから切り出されたら振られた感が出てきて、後からやりきれなくなるから、別れはこっちから切り出した方がいいよ。だから、自分の気持をじっくり見つめなおして、もうそれでいい!と思った時に、一気にこっちから別れを切り出した方がいいよ。」
するとG子は「今度こそ別れた方がいいのかな?」と言うので、「どっちかと言うなら、別れていいんじゃないか?だって、メリット無いもの。」と答えると、それじゃこれから電話してみる、と言う。
この日の晩は、また会社と(それを取り巻く人達)の飲み会で、今回も下品な男どもにうんざりしながらも愛想笑いだけで付き合っていたが、1次会がお開きになり、2次会にこれから行こうかな~と言う空気の中、男どもが出口付近でしばらくダラダラしているのでどうするのかな?と思っていると、北澤が「sakeさん、それでは送りましょう。」と言うので、「は?」と思いながら、送られてついていくと、
「sakeさん、こう言う空気の時は、次は女の子の店(キャバ××)なんです。」
「は?」
「だから、オレはsakeさんを送ることにして、連れ出したんです。」
「・・・・・・。(ーー;)・・だったら、本当に駅まで私を送ってくれても良いのでは?」
「ダメですよ、みんながオレを今、待ってるから。それじゃここで。」
と一区画だけ送られ(と言うより邪魔者扱い)ながら、私は別にアンタ達とそんな店に一緒に行きたいわけではないが、このやり方って一体どうなのよ???と、すげぇ理不尽な思いで携帯を何気に取り出すと、G子から何回も電話があったようだ。
私は今飲み会が終わったところだよ、とメールを送ると、さっそく電話が掛かってきて、「T男と話し合っている」と言う。
「私はどうすればいいの?」
「どうすれば・・うう。。。どうすればいいじゃなくて、G子がこれからどうしたいか?だよ。」
T男だって、G子が嫌いでそんな事を言っているんじゃないよ、G子がいつもイライラしてるから、それなら別れようって言うだけだと思うよ、と言うと、G子は「それじゃ、sakeちゃんがT男に話してよ」と言って電話を代わるので、えーとえーと、え?私が何をしゃべればいいんだろ?と思いながら、
・T男さんがG子に別れようと言うと言うのは、G子の事が嫌いなのではなく、G子がいつもイライラしているからじゃないの?と私はG子に言ってるんです。
・私は基本的にT男さんと考えが似てて、G子の男友達の話を聞きたくないのは分かります。それもG子には言ってるんです。そう言う事をT男さんに(これみよがしに)言うのは止めなさいと。
・G子はこの前の離婚の事もあって、人間不信と言いますか、情緒不安なところはあると思います。でも、本当にT男さんがイヤで怒っている訳ではないと思います。
・私も同じような恋愛をしてて、G子みたいに泣いたり怒ったりもしてて、でも4年目を迎えてだんだん怒らなくなったというか、だいぶ馴らされたので、G子にもそう言う風にいつも言ってるんです。
こんな事をペラペラしゃべりながら、(これって何の解決になるんやねん?)と私は思うし、T男も思っていると思う。
一言私はT男に「G子の事をどう思ってますか?」と尋ねると、「好きです。」と返事が返ってきた。
「これだけはできればお願いしたいんです。T男さんからG子を振るようなことはしないであげてください。そうするとG子はとても傷つくと思うんです。今までも苦しんできたから。」と言ったあたりで、またG子と電話を代わった。
「でも、これって経験なんだと思う。私、良かったって思うよ、だって、こう言う立場の人の気持判るようになったし、それって、すごく大切なことだと思うから。」
G子は「うん」と言ってまた話してみる、と言って、電話が切れた。
でも、どんな結果もありなんだと思ってるよ。
だって、恋愛って結果じゃない。
過程だと思うから。
結果だけだったら、最後はみんな死ぬ時は1人さ。