きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

OMさんと買い物にて

2011-08-12 | 女だから思ったこと
午後からOM君のお母さんと買い物だ。

ニトリを止めて、大型ショッピングセンターに行った。


「まったく、kekeには困ったものです。」私の口からはそう言う話題しか出ない。

OM君のお母さんは「今は1年2年留年するのは珍しくないよ」「本人も辛いんだよ」と言ってくれるが。。。。


「しかも、自分は母子家庭でビンボウでかわいそうだと思っているんですよ。」
「あら、お父さんが居たって、好きにお金が使えるとは限らないわよ。」
「そうでしょ?それも何度言っても分からないんですよ。自分の境遇は特別だと思い込んでいるんです。」

OMさんは「実はね」と言って、私は父親が勝手で母がいつも苦労してたの、それで真剣に「両親が離婚すればいいのに」って思ってたの、と言う。

「苦労って例えば何の?」
「女の人にお金を遣ったり、いろいろあったの。母とも相談して離婚しようとしたんだけど、まだ妹が小さくてイヤだって反対したのね、それから父親も反対して・・・だからと言って、良い父親に代わったわけじゃなかったから、母はずっと大変だったの。」
「そうですか。」
「私は離婚したくてもできない親をみてきたから・・・だからお父さん(OM旦那)と結婚する時にたった一つ条件を出したの。それはお互いにもしも相手が離婚したいと言ったら、了解しましょう、って言う条件だったの。^^」
「へぇ!」

それでも、いつもよく一緒に買い物をしているOM夫妻だったのである。


でも、それって基本なのかもしれない。

私とかついこの前まで、結婚したら必ず添い遂げなくてはいけないものだと思っていたけれど、そう思うと、結婚は色褪せてくるのではなかろうか。
できれば、そこに甘えずに、逆らわずに別れられる自分でいたいと思う、これからは。

それから私達は、今料理も掃除も手抜きなんだ、と言う話題に入り、手抜き自慢をした。

風呂を洗うのが面倒だから、シャワーばっかりとか、皿洗いも毎日なんてしてないとか、子供のご飯が要らない日は超テキトウとか、そう言う自慢をした。

OMさんは「何だか最近疲れちゃって」と言い、「私も頑張ってやるのが面倒なんですよ」と言った。

「これって、自分らが年取ったせいでしょうか、それとも子供が大きくなったからなんでしょうか。」
「どうなのかなぁ」
OMさんはそれさえ結論を出すのが面倒だわ、って感じだったので、「きっとそう言う時期なのかもしれませんね。」と言った。

「もうあれこれ子供に言うのが面倒になっちゃったのよね。」
「それより、自分の残り少ない人生を楽しまなきゃみたいなんですよ、今は。」
「そうそう!」

20年の子育てを経て、残りの人生が20年もないのではないかと思った時に、自由にやりたいと思うのかもしれない。

それから私達は息子がいかに性格が悪いかと言う話をした。

「今日なんて、死ねばいいのにと言われました。」と言うと、OMさんも「昨日メガネをお腹に乗せたまま寝ていたから、落とすと大変だと思って、そっと避けようとしたら、「気持悪い」と言われた」と言う話をして、「OMが部屋から居間に来ると、居間の空気が(悪く)変わる」と言うので、「うちもそうですよ、kekeがこっちに来ると、喋る気が失せます」と言った。

そして「あれじゃ、嫁はこないよね」と言い、OMさんは「でも、離婚だ子供だってなるより、最初から結婚しない方がいいかもしれない」と言うので、「たしかにそうですね」と言った。

そして、これからは子供は勝手にさせておいて、好きな事をして、パタッと死ぬのが理想だ、と言う死に様まで話が合い、気がつくと夜も7時になっていて、おやまぁビックリ、と慌てて帰る事にした。


しかし、OMさんも家事を手抜きしていて、これからは好きな事を思う存分やって、明日はどうなるか分からないけれど、今日が平和ならそれでよしとし、長生きにこだわらず、好きなものを食べたり飲んだりしたい、と言う所まで意見が一致するとは思わなかった。

私はナプキンをカゴに入れながらOMさんに「ナプキンが必要なのはいつぐらいまででしょうか。」と尋ねた所、OMさんは4月まではまったく順調に来てたけど、最近1ヶ月半とか2ヶ月なの!と言っていて、今50になった所だと言う。

私もあと3年半ぐらいはまだナプキンのお世話になるようである。
だから、幾つかカゴに入れてみた。