きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

OMさんの手術

2013-02-12 | 健康とか病院とか
浅田真央ちゃんもトリプルアクセルが復活したと言うが、私の首もここで「完全復活」したと言ってもいい。

上下左右首が回る。
これ、なんて素晴らしいことなんだろう。
枕を高くしても低くしても眠れる。
朝も痛くなく目が覚める。

新年早々何たるこっちゃと思ったが、首が回る幸せを新年早々覚えることができた。
ありがたい、ありがたい。

そう言えばOMさんとカラオケに行く約束もそのままになってしまった。
さっそく電話をしようと思っているうちに日にちは過ぎて行った。

そんな昨日、スーパーで偶然、OMさんに会った。
「あーお久しぶり」「首も治りましたよ」と言う会話から、「そう言えば前から行こうと思っていたカラオケ・・・」と言おうとしたところ、OMさんは「来週手術なのよ」と言う。

前から片方のまぶたがだんだん下がってきてしまって視界が狭くなり医者からも手術を勧められていたとは聞いていたが、それが来週なのだと言う。
「加齢もあるし、コンタクト歴が長いでしょ。」と言う。

「いつからコンタクトしてたんですか?」
「近眼がひどくて13歳からよ、メガネだと牛乳瓶の底みたいになっちゃうの。そう言うのもなりやすいみたい。」

と言い「この顔は今週で見おさめ。」と言い、美容整形よ、と笑う。

なんでも予約をしてから半年以上も待っていたそうだ。
それで両目の開き方があまりにびっこだと変なので場合によっては、もう片方も手術する可能性もあると言う。

「それから抜糸もあるし・・」と言うOMさんを見て、たくましい!と私は思う。

私だったら、目の手術。
それも麻酔とか抜糸とか、目が回復するまでどのぐらい掛かるんだろうとか、それだけでガクガクブルブルと言うか。
(だって、目だよ。)
美容整形なんてダジャレも浮かんでこないだろうし、もう片方の目もかもなんて想像するだけで恐ろしい。

やはり人は50も過ぎると何も怖いものがなくなるのだろうか。
「なったらなったで、またその時考えるわ。」と言う感じ。


そこで例のごとく私の愛読書、小林正観さんの本を思い出す。
人は生まれ変わる前に次の人生のシナリオを自分で決めるのだそうだ。

生まれ変わる前、魂の間は何の苦痛も無いから、あの世にいるだけだと魂が進化しないのだそうで、修行のためにこの世に生まれてくる。その内容(この世の人生のシナリオ)を自分で決める。
(大抵の人は面倒くさいから、前世のシナリオからちょっと変えた程度にしてしまうらしい。)

だからあとはそれに身を任せて、ただただ感謝して流れに乗って生きれおれば良いそうである。

OMさんがここで手術をするのも、その後でどうなるのかも、みんな最初から決まっていることなんだと私は思い、だから笑って受け入れておけばいい。
ああしなきゃこうしなきゃと努力することも若いうちは大事なことだけど(それは後に自分を助けてくれるからね)、人生半分を過ぎたら、あとは笑って感謝して「こうきましたか」と身を任せると良いそうである。

これも自分で書いたシナリオだと思うと、不平も不満も出て来なくなる。
そして見まわすと、私の人生はいかにも自分で書いたシナリオのような気がする。

誰よりも早く結婚してみたり子供を産んだことも。
こうして男ばかりの職場にいることも。
いかにも自分で書きそうなシナリオだ。
(売れ残る淋しさや女同士のもめ事に辟易してたんだろう。)

できればもうちょっとハッピーエンド風なのが良かったけど、修行レベルとかプラスマイナスみたいなのがあって、こんな風なシナリオで済ませてしまったのかもしれないなー。

OMさんには「いつになったら」とは言えなかった。
これもまたシナリオ通りか。

「それじゃまた連絡しますー」と手を振って別れた。