きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

歌は、あの頃私は

2013-04-07 | 歌謡曲・カラオケ
私は最近図書館で、昔聴いてたアルバムを借りまくっている。

「明菜のアルバムはあと2枚なんだ、でもこの2枚は調べてみたけど、残念だけどダメみたい。」

そう言うとkekeはププッと笑う。
「オークションで落とせばいいのに。」

「まあね、でも初期の頃のだからそれなりに値段もすると思うし、もう歌はみんな知ってるんだよ。」

だからね、そんなにお金を掛けてまでってところなんだ、と私は言う。
どうしてもってほどでもないんだよね、みたいな。


この前飲んだ時、kekeが言った。
ナカモリアキナの歌聴いた、と言う。

「何の歌を聴いたの?」
「有名なのだと思う。」
「例えば?」

んーとkekeは言ってアモーレとか何とかと言うので、「ミ・アモーレか」と私は言う。
「あの人、ビブラートがすごい」とkekeは言う。

私はそうなんだよねーと言って、明菜好きなんだと言って、でもkekeが生まれてからはあまり聴いてなかった、と言う話もした。
その頃明菜ちゃんが自殺未遂をしてしばらくお休みしてて、久しぶりにTVに出た時に、何か可哀想で見てられなかったんだよね、それからも時々歌は聴いてたけど、1人で子育てしながら聴くって感じじゃなかったんだよ、今の自分が頑張れなくなっちゃうって言うか、何かそんな感じでずっと。

「だけど、子育てが終って、私はまた聴くことにしたのです!」と、CDを借りまくってる理由を説明。

そして、昔聴いていたアルバムはとても懐かしく、切なく、夏が、地下鉄が、守られていた自分が、よみがえるのだった。
たしかにそこに自分はいたのだった。