私は最近図書館で、昔聴いてたアルバムを借りまくっている。
「明菜のアルバムはあと2枚なんだ、でもこの2枚は調べてみたけど、残念だけどダメみたい。」
そう言うとkekeはププッと笑う。
「オークションで落とせばいいのに。」
「まあね、でも初期の頃のだからそれなりに値段もすると思うし、もう歌はみんな知ってるんだよ。」
だからね、そんなにお金を掛けてまでってところなんだ、と私は言う。
どうしてもってほどでもないんだよね、みたいな。
この前飲んだ時、kekeが言った。
ナカモリアキナの歌聴いた、と言う。
「何の歌を聴いたの?」
「有名なのだと思う。」
「例えば?」
んーとkekeは言ってアモーレとか何とかと言うので、「ミ・アモーレか」と私は言う。
「あの人、ビブラートがすごい」とkekeは言う。
私はそうなんだよねーと言って、明菜好きなんだと言って、でもkekeが生まれてからはあまり聴いてなかった、と言う話もした。
その頃明菜ちゃんが自殺未遂をしてしばらくお休みしてて、久しぶりにTVに出た時に、何か可哀想で見てられなかったんだよね、それからも時々歌は聴いてたけど、1人で子育てしながら聴くって感じじゃなかったんだよ、今の自分が頑張れなくなっちゃうって言うか、何かそんな感じでずっと。
「だけど、子育てが終って、私はまた聴くことにしたのです!」と、CDを借りまくってる理由を説明。
そして、昔聴いていたアルバムはとても懐かしく、切なく、夏が、地下鉄が、守られていた自分が、よみがえるのだった。
たしかにそこに自分はいたのだった。
「明菜のアルバムはあと2枚なんだ、でもこの2枚は調べてみたけど、残念だけどダメみたい。」
そう言うとkekeはププッと笑う。
「オークションで落とせばいいのに。」
「まあね、でも初期の頃のだからそれなりに値段もすると思うし、もう歌はみんな知ってるんだよ。」
だからね、そんなにお金を掛けてまでってところなんだ、と私は言う。
どうしてもってほどでもないんだよね、みたいな。
この前飲んだ時、kekeが言った。
ナカモリアキナの歌聴いた、と言う。
「何の歌を聴いたの?」
「有名なのだと思う。」
「例えば?」
んーとkekeは言ってアモーレとか何とかと言うので、「ミ・アモーレか」と私は言う。
「あの人、ビブラートがすごい」とkekeは言う。
私はそうなんだよねーと言って、明菜好きなんだと言って、でもkekeが生まれてからはあまり聴いてなかった、と言う話もした。
その頃明菜ちゃんが自殺未遂をしてしばらくお休みしてて、久しぶりにTVに出た時に、何か可哀想で見てられなかったんだよね、それからも時々歌は聴いてたけど、1人で子育てしながら聴くって感じじゃなかったんだよ、今の自分が頑張れなくなっちゃうって言うか、何かそんな感じでずっと。
「だけど、子育てが終って、私はまた聴くことにしたのです!」と、CDを借りまくってる理由を説明。
そして、昔聴いていたアルバムはとても懐かしく、切なく、夏が、地下鉄が、守られていた自分が、よみがえるのだった。
たしかにそこに自分はいたのだった。