きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

最近のkeke

2014-03-07 | 息子keke
家に帰って着替えていると風呂場がもうもうとしているので「?」と思い、開けてみると風呂のフタが開いたままである。

「keke~!風呂入ったの?!」と言うと、入ったと言うので、「風呂のフタが開けっ放しだよ!!」と言うと、「お湯を抜いたつもりだったけど、抜いてなかったっけ?」と言う返事である。

私はハッと気づく。

昨日社長の悪口を書いてしまったが、自分も家に帰れば同じ。
風呂のフタをわざわざkekeが開けっ放しにするわけがない。お湯を抜いたつもりで忘れてしまったのだ。
それを鬼の首を取ったように「開けっ放しだよ!」と責める自分。この言い方。
これではまったく彼と同じではないか。。。

そしてドア越しにひきこもっていたかつてのkekeを思い出す。

「また学校に行かなかったのか?!」有無を言わせず、行かない子供を責めるあの態度に問題はなかったのか。こちらがあんな態度をしていたからドア越しでなければ会話が成り立たなかったではないか?


それにしても最近のkekeは変わった。
私が怒りだしても冷静に考える目を持ち始めたように思う。

この前、私が図書館から借りて読もうとしたある本が探してもどこにもない。
探しても探してもどこにもないので、「新幹線に乗ったkekeが持って行ったのでは。」と思い始めた。
しかしkekeが「読みたいから貸してくれ」と言った本ではないし、勝手に疑うと怒ると思ったのでしばらく黙っていたが、どうしてもそれでもまた探しても見つからないので、おそるおそる「○○と言う本を知らない?」とメールしたら、「ごめん。持ってきてた。」と返事がきた。

kekeが「ごめん」と言ったのは生まれて初めてである。
あまりに画期的なのであのメールを待ち受け画面においておこうかと思うぐらい驚いた。

それからお皿も洗ってくれるようになった。
3日に1度ぐらい(あまりにたまってしまう時)頼むとやっておいてくれる。


昨日は夕飯を食べていたら、私の電池は切れてしまった。
(もう電池が切れたように動けなくなってしまうのである。)
そして、こたつで寝てしまったら、kekeは悪いと思ったのかTVをつけずに静かにご飯を食べていた。

どうにか起きて布団に入ったがカーテンを閉めるのも辛くて「後で、立ったついでいいから部屋を出る時カーテン閉めてほしい」と言ったら閉めてくれた。毎晩本を見ながら電気をつけながら寝てしまうけど、朝になると消えている。

今この先kekeが出て行く日が来たら、ちょっと淋しくなる。
でもその日が来たら応援したい。

もしも願わくば、どこか働ける場所がみつかればいい。
学生は学校で先生がいろいろ世話してくれるだろう。募集も入ってくるだろう。
新卒と言う名目で。

それを思うと、とても可哀想な気がする。
でも仕方ない。
正しいも間違っているも、何が間違っていたかも今の私には関係ない。
今の私はこんな風でいて、もう全てを受け入れる覚悟でいる。