今日は父の所に行った。
丁度お昼が始まるところだ。
おかゆ、白魚のあんかけを細かく刻んでとろみをつけたもの、菜っ葉をこまかく刻んだもの、マッシュポテトはコロッケの中身のようだった。
今日は目も開いていて、パクパク口をあけて食べている。
おいしい?と尋ねると、おいしいと言う。
今日はやたら機嫌がよくて、時々話してくるけれどよく分からない。
年を取ると子供に返ると言うけれど、父の言葉は話し始めの赤ちゃんのようである。何て言っているのか分からないけれど、顔の表情で食事がおいしいみたいに言っているのだろうなと思う。
「sakeだよ」と言うと今日は「sakeちゃんか」と言った。
私はあまり口が回らなくて、相変わらず一方通行の会話は苦手で、「sakeだよ」と「おいしい?」ぐらいの言葉しか出ず、あとは手をさすってみたり、そんなことしかできないので、食事を何度もスプーンで運んでつながっているような気になっている。
そして、今日はとってもよく食べた。
ごちそうさま。
今度魚のあんかけを作ってみよう、ちょっと面倒くさいけど今のkekeならおいしく食べるんじゃないのかな、そんなことを車で考えた。
家に帰ると、kekeは寝ている。
私が仕事でいない平日はいつもこんな姿なのだろうか。
これがもう3ヶ月以上も続いているのだ。
言いたくも無いのに「毎日こんな状態なのか?」と私は言う。
「そうではない」とkekeは言う。
「履歴書を送ったのか?」と私は言う。
kekeはうなずく
「面接はないのか?」と私は言う。
kekeはうなずいているようにも見えるし、そういうポーズを取っているようにも見える。
「今まで何枚送ったのだ。毎日2枚ぐらいは送れるだろう。」と私は言う。
「アンタは毎日そんなことばかりだ。」とkekeは言う。
「言い出したのはここ最近だろう、もうじき4ヶ月になるんだぞ、この状態が。いい加減言いたくなる。」と私は言う。
kekeはいいやアンタは前から毎日そんなことばかりだ、と言う。
「そんなことはない、放っておけばずっとこのままになりそうで心配してるのだ。」そんな堂々巡りにkekeは布団をかぶる。
「学生でもなければ、働いてもいない。それで寝ているのか。」
「だから大学は辞めるべきではなかった、だからあんなに言ったのに。辞めたらこうなることは分かってたんだ。」
でも、そんな事を言ってもしょうがない。
出したって出したって、どんなに出したって無駄かもしれない。あの時点でもう終わってるのだ。くそ!本当に自分自身に腹が立つ。何もかも間違いだった。最低だ。
もうほんとに何もかもイヤになって、いいやどうにもならなかったら私達死んでしまえばいいんだから、そんな言葉だけが唯一支えになっている。今の私には。だからだからこの状態を許してほしいのだ、でも誰に?
「寝てるぐらいならバイトでも何でもあるだろう。夜でも土日でも何かみつけないのか。」
kekeは怒りながらも「アンタが言っても何も変わらない」「アンタの論点はあちこちブレすぎ」「小遣いは自分で稼いでいる」等と言う。
そして、また寝てしまった。
魚のあんかけはもうやめてしまった。
言ってもいいことなんか何も無いのに。
kekeは怒るし、料理はまずくなるし、そんな自分に腹が立つ。
私はただ不安なだけなのだ。
kekeに八つ当たりをしてしまうのだ。くそっ!!
もう何も考えなくて済む国に行ってしまいたい。
丁度お昼が始まるところだ。
おかゆ、白魚のあんかけを細かく刻んでとろみをつけたもの、菜っ葉をこまかく刻んだもの、マッシュポテトはコロッケの中身のようだった。
今日は目も開いていて、パクパク口をあけて食べている。
おいしい?と尋ねると、おいしいと言う。
今日はやたら機嫌がよくて、時々話してくるけれどよく分からない。
年を取ると子供に返ると言うけれど、父の言葉は話し始めの赤ちゃんのようである。何て言っているのか分からないけれど、顔の表情で食事がおいしいみたいに言っているのだろうなと思う。
「sakeだよ」と言うと今日は「sakeちゃんか」と言った。
私はあまり口が回らなくて、相変わらず一方通行の会話は苦手で、「sakeだよ」と「おいしい?」ぐらいの言葉しか出ず、あとは手をさすってみたり、そんなことしかできないので、食事を何度もスプーンで運んでつながっているような気になっている。
そして、今日はとってもよく食べた。
ごちそうさま。
今度魚のあんかけを作ってみよう、ちょっと面倒くさいけど今のkekeならおいしく食べるんじゃないのかな、そんなことを車で考えた。
家に帰ると、kekeは寝ている。
私が仕事でいない平日はいつもこんな姿なのだろうか。
これがもう3ヶ月以上も続いているのだ。
言いたくも無いのに「毎日こんな状態なのか?」と私は言う。
「そうではない」とkekeは言う。
「履歴書を送ったのか?」と私は言う。
kekeはうなずく
「面接はないのか?」と私は言う。
kekeはうなずいているようにも見えるし、そういうポーズを取っているようにも見える。
「今まで何枚送ったのだ。毎日2枚ぐらいは送れるだろう。」と私は言う。
「アンタは毎日そんなことばかりだ。」とkekeは言う。
「言い出したのはここ最近だろう、もうじき4ヶ月になるんだぞ、この状態が。いい加減言いたくなる。」と私は言う。
kekeはいいやアンタは前から毎日そんなことばかりだ、と言う。
「そんなことはない、放っておけばずっとこのままになりそうで心配してるのだ。」そんな堂々巡りにkekeは布団をかぶる。
「学生でもなければ、働いてもいない。それで寝ているのか。」
「だから大学は辞めるべきではなかった、だからあんなに言ったのに。辞めたらこうなることは分かってたんだ。」
でも、そんな事を言ってもしょうがない。
出したって出したって、どんなに出したって無駄かもしれない。あの時点でもう終わってるのだ。くそ!本当に自分自身に腹が立つ。何もかも間違いだった。最低だ。
もうほんとに何もかもイヤになって、いいやどうにもならなかったら私達死んでしまえばいいんだから、そんな言葉だけが唯一支えになっている。今の私には。だからだからこの状態を許してほしいのだ、でも誰に?
「寝てるぐらいならバイトでも何でもあるだろう。夜でも土日でも何かみつけないのか。」
kekeは怒りながらも「アンタが言っても何も変わらない」「アンタの論点はあちこちブレすぎ」「小遣いは自分で稼いでいる」等と言う。
そして、また寝てしまった。
魚のあんかけはもうやめてしまった。
言ってもいいことなんか何も無いのに。
kekeは怒るし、料理はまずくなるし、そんな自分に腹が立つ。
私はただ不安なだけなのだ。
kekeに八つ当たりをしてしまうのだ。くそっ!!
もう何も考えなくて済む国に行ってしまいたい。