きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

グラタン

2014-03-29 | 息子keke
今日帰ったら何にしようかな、牛乳があるからグラタンだったらできるけど・・・と言うと、kekeがそれはマカロニグラタンの事か?と言うので、「それでもいいよ」と言うと、食べてみると言う。

これは我が家の一大革命!
何故ならkekeは乳製品を一切口にしない子だから。
食べられるのはピザに乗っているチーズぐらいだったのだ。

しかし、いきなりグラタンってレベル高くないか。
うーん、それならとびきり美味しいグラタンを作らなければ。
まず、絶対に色が悪いのは許されない、あれは見た目が大切だから。。。


昼休み、借りているケンタロウの本で「マカロニグラタン」を開き、ふむふむと読んでみる。やっぱりマカロニグラタンはチキンだよな、なんて思いつつ、生クリームもあるからちょうどいい。。。。

グラタンと言えば、私は母から作ってもらった記憶が無い。
ほんのかすかに、すっごく小さい頃にどうも1回か2回作っていたことがあったような気がするのは、母がグリルを使っていた記憶があるのである。たぶんあれはグラタンではなかったか、と思っている。
すっごく小さい頃なので、妹は母がグラタンを作っていた記憶は皆無であるはずだ。と言うよりグリルを使ったことさえ知らないのでは・・・・(と思っている、今度会った時に確認してみたい。)

そんな訳で、私はかなり大きくなるまでグラタンというものを知らずにいた。
母はホワイトシチューは作っていたので、うすうすその存在は知っていたのだが、家では食べられなかったし、私は保守派人間なので、外食で大好きなカレーやハンバーグを差し置いてまで、グラタンを頼む勇気はなかった=それほどおいしいものだとは思っていなかった。

そして私がその存在を知るのにさらに10年以上年月が経ち、中学の卒業記念で、女子ばかりでどこかのファミレスでランチを食べるのに、クラスで一番頭の良いお上品な女の子がドリアを注文していたのである。
その「ドリア」と言う選択肢が、とても上品でおしゃれのように私は思った。

そしてその後何かの機会で同じようにかしこまって「ドリア」を注文してみたら、おいしいこと。
こんなに美味しいものがあるとは思わなかったぐらい感動した。
このチキンライスの上にホワイトソース、この組み合わせがこんなに調和するものだとは。。。。


話は長くなってしまったが、kekeがこれを機にグラタンとドリアを食べるようになったらどんなにメニューが増えるだろうとワクワクしながら、家に帰ってバタンとドアを開けると、kekeは寝ており、「寝てるのか」と言うと「気持悪い」と言う。
風邪のようである。

当然、グラタンの予定はなくなり(そんな日に食べると印象が悪くなるだろう)、それでは好きな牛丼でも買って来ようかと言うと、「今日は吉野家がいい」と言う。



なので、自分だけありものでパスタを作る。
(パスタの方が早いから。)

私はホワイトソースには白ワインを入れるのが定番である。
味付けはコンソメと、少なめに塩コショー。
具は冷蔵庫のベーコン、カブの茎を茹でて冷蔵庫に入れておいたもの、それから缶詰のコーン、玉ねぎ。

缶詰のコーンの汁は甘くておいしいので、なるべく使うようにしている。
今日のパスタも缶詰のコーンの汁も入れてみた。

ちなみに缶詰のコーンの汁は、卵だけ入れて混ぜるタイプの中華スープに入れるとおいしい。(前にも書いたけど)