きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

車のキズ

2014-03-16 | 車の練習
駐車場に戻ってから、車がこすられているのを発見する。

傷口を手のひらでなぞっているうちに、あれもこれもで悲しくなってしまった。
本当だったら泣きたいぐらい悲しかったのに、涙が出ないからよけいに悲しい。

車は来週ディーラーに持っていくことにした。
余りお金を掛けたくないし、直せるかどうかも分からないけれど。

こんなことはよくあることだと、Aさんも義理の弟も言う。
直すなら直してもいいし、そのままでも特に問題はないと。
でも、本当に悲しいんだ。

たかが車、なのにそれを直すかどうかだけの話なのに、晩ご飯の支度も気力がなくなってしまった。
自分でもどうしてこんなに悲しいのか分からない。

出かける前に玉ねぎを炒めていたのでkekeがカレーを作ってくれた。
ちゃんとお皿によそって、スプーンまで用意してくれた。
とてもおいしかった。

そして昨日は珍しく愚痴まで聞いてくれた。
大学を辞めたことや仕事のこと。好きなアーティストの話も。
元気が出ない私に「カラオケに行ってくれば」とも言ってくれた。

でも私は朝になっても起きれなかったんだ。
もう「車」と言う次元ではない気がする。
それが引き金で今まで張り詰めていたものがプツンと切れた。
そんな感じだ。

今までのいろんな我慢が浮かび上がってくる。
小さく叫ぶ事もできなかった我慢が、また声もあげることができずに
ふたたび押し込められていく。

そうじゃないよ、ほんとは私は
言いたくても言えなかったたくさんのこと。


線キズは何回かあったけれど、本当にきれいに使ってたのに。


これを見た時に、もう何も信じられないと言うのか
信じられるものなんて何も無いと言うのか
たまらなくひとりぼっちなのだと分かってしまった。

何もそんなことまで考えなくてもいいのに。

kekeは頭が痛いと言う。
それも元気になれない自分のせいのような気がしてますますめげてしまう。

母は家の中では太陽だから、と母は言っていた。
でもやっぱりこんな風にコントロール不能にめげている時もあって
でも、そう言う時は父がいつも傍に居たものだったっけ。