宇多田ヒカル「letters」。
最近この歌が気になって仕方ない。最近と言うか、藤圭子さんが亡くなってからである。
藤圭子さんのことをチラホラ耳にして想像してから、この曲が気になって止まなくなったのだ。
この曲は10年前ころ「SAKURAドロップス」と両A面で発売されたそうだが、私のイメージではどちらかと言うとシングルは「SAKURAドロップス」、でそのB面みたいなイメージであった。あまり宣伝されていたイメージが無い。
私がちょっと関心を持ったのは、友達にこの曲が好きだと言われてからである。
最初に聞いた時は失恋の歌だと思っていた。
置手紙をして出て行ってしまった恋人。別れの歌だとずっと思っていた。
●→「letters」歌詞はこちらに
ところが藤圭子さんが亡くなってから、どうもこの曲がつかえるようになったのである。
と言うのも、私の母が祖母と二人暮らしだったのだが(母子家庭である)、いつも祖母が仕事でいないので、母に置手紙を残していたそうである。母はそれで祖母のぬくもりを感じ、私にも「kekeに置手紙をしておきなさい」と言っていた。
私は(そうかなるほど)と思い、小学校2年生のkekeに「おかえりなさい、今日は○○」みたいな置手紙をしておいたところ、kekeはそれをビリビリに破いて窓から捨てた・・・・。
(大きくなってから尋ねた所、母が家出をする置手紙と思ったそうである。)
そんな置手紙。
置手紙を残して去っていた恋人。。。。
・・いや、これ恋人ではないんじゃないの?!
いまどき、置手紙を残して去っていく恋人なんていないんじゃないの?!
これ、お母さんの置手紙じゃないの?!
ある日突如そんな思いにかられて、ググッてみると、やはりこの曲はお母さんへの思いをたどった曲だったのだ。
朝起きて窓際の置手紙。
君がいなくても太陽はのぼるよ/最後の一行は「必ず帰るよ」/
夢の中でも電話越しでも声を聴きたいよ
必ず帰るよって言う置手紙が、憶えているのだから、そういうことがあったのかな、とか。
電話したくても自分からはできなくて、たまに待っていても来なかったこともあったのかなとか。
そんなことを想像すると(もちろんあくまで歌詞の中ではありますが)お母さんのこととか想像してしまうことがあったりして、それでも娘って、お母さんを信じているし、決して離れることはないのだろうなとか。
いろんな思いがグルグル回り始める。
そして、自分の母と祖母のことを重ね合わせると、切なくなる。
「母ひとり子ひとり」
この言葉を母はよく口にしていた。
誇りでもあったし、悔しくもあった。
兄弟がいたら、例えお母さんが自分の人生を歩いていったとしても、そこには兄弟がいる。
でも、母ひとり子ひとりでは、そこには誰も居ない。
歌は宇多田さんらしくなかなか難易度が高く、でもコーラスも入っている(様な気がした)ので、これから練習してチャレンジしたい。最後にくるサビの繰り返しで盛り上げたいのでそこに合わせてキー変をすると、上手な方は聞かせる歌になるかと思う。
wikiによると、本当はプロモーションビデオを作る予定だったのが、宇多田さんの体調が悪くてできなかったそうです。
母は言った。
「反発した時はすごかったよ、髪も金髪にして(おばあちゃんに)恥をかかせた。でも忘れたことはなかった。結婚する人は絶対おばあちゃんの選んだ人にしようと決めていた。一緒に暮らすつもりだった。」
そんな言葉を思い出す。
最近この歌が気になって仕方ない。最近と言うか、藤圭子さんが亡くなってからである。
藤圭子さんのことをチラホラ耳にして想像してから、この曲が気になって止まなくなったのだ。
この曲は10年前ころ「SAKURAドロップス」と両A面で発売されたそうだが、私のイメージではどちらかと言うとシングルは「SAKURAドロップス」、でそのB面みたいなイメージであった。あまり宣伝されていたイメージが無い。
私がちょっと関心を持ったのは、友達にこの曲が好きだと言われてからである。
最初に聞いた時は失恋の歌だと思っていた。
置手紙をして出て行ってしまった恋人。別れの歌だとずっと思っていた。
●→「letters」歌詞はこちらに
ところが藤圭子さんが亡くなってから、どうもこの曲がつかえるようになったのである。
と言うのも、私の母が祖母と二人暮らしだったのだが(母子家庭である)、いつも祖母が仕事でいないので、母に置手紙を残していたそうである。母はそれで祖母のぬくもりを感じ、私にも「kekeに置手紙をしておきなさい」と言っていた。
私は(そうかなるほど)と思い、小学校2年生のkekeに「おかえりなさい、今日は○○」みたいな置手紙をしておいたところ、kekeはそれをビリビリに破いて窓から捨てた・・・・。
(大きくなってから尋ねた所、母が家出をする置手紙と思ったそうである。)
そんな置手紙。
置手紙を残して去っていた恋人。。。。
・・いや、これ恋人ではないんじゃないの?!
いまどき、置手紙を残して去っていく恋人なんていないんじゃないの?!
これ、お母さんの置手紙じゃないの?!
ある日突如そんな思いにかられて、ググッてみると、やはりこの曲はお母さんへの思いをたどった曲だったのだ。
朝起きて窓際の置手紙。
君がいなくても太陽はのぼるよ/最後の一行は「必ず帰るよ」/
夢の中でも電話越しでも声を聴きたいよ
必ず帰るよって言う置手紙が、憶えているのだから、そういうことがあったのかな、とか。
電話したくても自分からはできなくて、たまに待っていても来なかったこともあったのかなとか。
そんなことを想像すると(もちろんあくまで歌詞の中ではありますが)お母さんのこととか想像してしまうことがあったりして、それでも娘って、お母さんを信じているし、決して離れることはないのだろうなとか。
いろんな思いがグルグル回り始める。
そして、自分の母と祖母のことを重ね合わせると、切なくなる。
「母ひとり子ひとり」
この言葉を母はよく口にしていた。
誇りでもあったし、悔しくもあった。
兄弟がいたら、例えお母さんが自分の人生を歩いていったとしても、そこには兄弟がいる。
でも、母ひとり子ひとりでは、そこには誰も居ない。
歌は宇多田さんらしくなかなか難易度が高く、でもコーラスも入っている(様な気がした)ので、これから練習してチャレンジしたい。最後にくるサビの繰り返しで盛り上げたいのでそこに合わせてキー変をすると、上手な方は聞かせる歌になるかと思う。
wikiによると、本当はプロモーションビデオを作る予定だったのが、宇多田さんの体調が悪くてできなかったそうです。
母は言った。
「反発した時はすごかったよ、髪も金髪にして(おばあちゃんに)恥をかかせた。でも忘れたことはなかった。結婚する人は絶対おばあちゃんの選んだ人にしようと決めていた。一緒に暮らすつもりだった。」
そんな言葉を思い出す。