きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

案ずるより産むが易し

2018-02-07 | 今の会社
最近、仕事がヒマだ。
皮肉にも会社の人達が忙しく外に出払っているので、私は余力がある。

今日は課長が図面を折っていたので一緒に手伝うことにした。


課長は最近お兄様を亡くしたばかりである。
病気をしていた訳ではなく、突然血管が破裂したような感じで亡くなったそうである。

さぞかし落ち込んでいるのかと思いきや、図面を折りながら「ああいう死に方がいいよな!」と言う。
「えっ!@@そういうものですか!」と言うと、「俺はああいうのがいいよ!」と言う。

「う~ん・・・・自分もそうですが、周りの人も心の準備期間が少ししかないと言うのは。。。」

課長は「アニキはキャッシュカードが1枚も見つからない。そこは困った。」と言い、「そういう準備だけは前もって周りが分かるようにしておいた方がいいね。」と言う。

うぅ・・私はそういう意味ではなく「誰かが急にいなくなる心の準備」の方を言ったつもりだったのだが。。(-_-;)

「ご家族の方はショックではないのでしょうか?」と尋ねると、「あ、アニキはおふくろと二人で住んでたの」と言い、お袋はこれからうちで一緒に暮らすことにしたんだよ、だから家族が7人になっちゃった、と言う。

課長のお宅では2年前からお嫁さんのお母さんも引き取って暮らしていたので、話も合って仲良く暮らせそうだというのである。
「おふくろもうちに来てから元気になったよ。」と言う。


もしも自分が同じ立場になったらどうだろう。
「えぇ~とてもそんなに面倒みきれませんよ」と思ってしまうかも。。

「アナタぁ~」あんな風になったらどうするの?こんなことになったらどうするの?といろんな悪いパターンを想定して、そんなのできないできないと騒いでいたかもしれない。

「だったらみんな一緒に暮らしちゃったらいいじゃん!」と即決できる課長の人柄と、それについていく奥さん。。。。孫に囲まれたお二人のおばあさんの暮らしを想像して楽しいかもなぁ~と想像した。
案ずるより産むがやすしとはこう言うことなのだろうか。
今からくよくよ悩むより、なったらなった時に考えれば、道は開けるのかもしれない。



そう言えば台湾で地震があったと言う。
あの東日本大震災の時に台湾の人はたくさん義援金を送ってくださったと聞いたので、私も今回はどこかで募金しよう。