最近、ZENさんが世間話をしてくれるようになったのでうれしい。
今日は「見積もり作って~」と言ったり材料代のレシートを持ってきた。
ZENさんは「ふふふ」みたいな感じで「(積み立ててた)退職金、入ったよ」と言った。
「早かったですね!!良かったです!」
「だからもう働くのやんなっちゃった。」
「えぇ・・・」
「最近、(場所名)の現場に行ってるのよ」と言い、「最初は現場をまとめるはずだったのに、予算がなくてオレが(床や壁を)張るようになった。」と言い、「とても1人じゃあんなのやりきれない」と言う。そしてZENさんの車はもう20万キロぐらい乗っていて、高速も上がり坂が続くとスピードが60キロしか出ないと言っていた。
「社長に新しい車を買ってもらうように言いましょう。」と言うと「もう言ったよ」と言う。
「もうあの車では高速に乗れない」と言うので「エアコンもよく壊れていますものね。」と言うと、中古で買った時からペコペコだった、と言い、「キロ数は2万キロだったけど、かなり古くて2万キロしか乗ってないのにあんなにペコペコだったのはおかしい」と言う。
そしてZENさんは再雇用の話になり、「本当はオレは2万円給料が安くなると聞いていたから、それなら辞めようと思ってた」
「下がらなくてよかったですね」
「課長は5万下がるって聞いてたから言ったのよ。」
「そしたら・・・?」
「『冷てぇよなぁ~』って言ってたよ。」
「そうですよね。」
「下がるって話あった?」
「聞いてませんよ。」
「それなら大丈夫だな、まだsakeさんが言われてないなら。」
それから遺産の話、親が亡くなった後に(ZENさんはお母様と一緒に暮らしていて面倒をみていた)、ご兄弟が合鍵で家に入り、貴金属や通帳をみんな持って行ってしまったそうである。
入れ歯(に入っている金)までなくなったと言う。
入れ歯かぁ・・・形見で持っていくようなものでもないような気がする。
ほんとにそれもお金に替えるためなのだろうか。
こうして話を聞いていると、世の中ではいろいろあるんだなぁ~と思え。。。。
へたに本を読むより、世間話もまた勉強になるものである。(私が将来金の入れ歯を作ることがあったら、kekeにそれもお金になることをノートに書いておこう。)