もう何週間も前から「おいしいたこ焼き食べたい~」と思っていた。今日こそはと思って、ショッピングモールに寄ってみた。
人も少ないような、こんなもんなような。コロナ以前の人ごみなんて、もう忘れてしまった。
夏服を見よう、と少しだけ見た。
この夏買おうかな~と思っているのは、袖が長めのブラウスである。お出かけ用に二の腕が隠れるようなブラウスが1枚あったらなぁと思ったんだけど、無理して買わなくてもいいか・・・どうせ出掛けるのは会社と散歩ぐらいだし。
そして食品売り場を覗くと、丁度半額シールを貼っている所で、小さなパックのお寿司も2つゲット。^^vたこ焼きも買って帰ってきた。
(明日は馬渕さんの「ひとりがたり」の日だなぁ~)と思いながら帰る。
コロナとか、大統領選挙とか、暗いムードが漂う世論。ようやく家に帰って家事を終え食べてからのわずかな時間を、ニュースで暗い気持ちになりたくない。
そもそもニュースや政治の話は、明るい材料がまったくない。真っ暗けっけのトンネルの中にいるような話題しかない。何を読んでも「だから一体どうすりゃいいのよ?」と思うだけ。
その中で馬渕さんの話は、その真っ暗けっけのトンネルの中に針の穴ほどの光を差す。「もうアメリカのピープルは(世界のおかしな仕組みに)目覚めてきました。」と言い「物欲を少しだけ抑えて、心を浄化するともしかしたら世界も変わるかも」と言うのである。(もちろんそこには正しい歴史認識を必要とする。)
(いやぁ~馬渕さん、私もスピリチュアルな話は好きですが、さすがにワーキングプアのジャパニーズの1人が心を清めてトイレを掃除したぐらいで、この暗闇は何も変わらんでしょうよ。)と私は思う。思うんだけど、その時あることが心をよぎる。
それは20年以上前のことである。数日前もちょっと書いたが、私が離婚した当時のことである。
元夫に恋人ができて彼女と結婚したいので別れろと言われたのである。私から見れば、手足をもぎ取られて放り出されたような気持ちであった。
「幾ら何でも理不尽すぎる。もっと復讐できないか」と弁護士の先生に言ったところ、「あなたとお子さんが2人で幸せに暮らすことが一番の復讐です。」と言われたのだ。
(えぇ~何、そのトンチンカンな答え?)と思ったのは、その時元夫は借金もしてないし、再婚する2人の邪魔を私は何もできなかったし、仕事も順調にそのまま行くと思われた。・・・・・が、何がどうなったのか知らないが、その後仕事も辞めて、別れて暮らすことになったようだ。(今はまた上手く行ってるかもしれないけど)
結局、弁護士の先生が言ったことは間違っていなかった。
それからどういう訳か風向きが変わって今では「捨てられた奥さん」より、「浮気して奥さんを捨てる男の方が悪い」と言う世論になっている。いつの間にか世の中まで変わってしまった。
同じように今はこんな世の中だけど、自分が「物欲を少し抑えて心を浄化すれば」少しづつ、何かが変わっていくかもしれない。今は「どんな方法でも金を集めて、金で人を自分の思い通りに動かすのが勝者」な感じだけど、「自分はそんな価値観に乗るまい。清貧を良しとする。」という人が増えていけば、少しづつ世の中まで変わるかもしれない。
という訳で、私は物欲を少しだけ抑えて、ちょっとだけ心を浄化(節約?とか掃除?)していこう。それで世の中が変わるとはまだ思えないけれど、そういうことだったら、自分の気持ちも良くなるし。
明日もどんな話が出てくるのか、楽しみだ。(^o^)