今日はマーボー豆腐のお弁当~~
今日もいろいろ雑用に追われ。あと1時間で定時~の頃合に、秀クンが帰ってきた。
「sakeさん、オレんとこの昔の議事録もう一度出してほしいんだけど。社長と業者のやり取りも知りたいんだ。」
そして過去に遡って調べてみると、結構細かくやり取りしていることが分かった。
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「まだ出していますけど、かなりの量ですよ。」
秀クンはそれを色々見ながら、「・・・・sakeさん、あったよ。」
「ありましたか。」
「うん、ここで曖昧なままで終わってる。だからやってないんだ。」
そう言って、誰々にやってもらわなきゃと言い、「sakeさん、地図送って」とか、いろいろやっているうちに、もう私は帰る頃合になってきた。
「sakeさん」と秀クンは言い、「やりたい仕事が何もできないまま1時間が過ぎたよ」と言い、天井をあおいだ。
「そうですか。」
と言いながら、私は(悪いかなァ)と思いながらも、サッサと着替えることにした。時計はなぜか一昨日から午前10時を指したまま。(誰かが言い出したら電池を変えよう)と思ったが、誰一人としてこの二日間この時計が止まったのに気づくものはいなかった。結局私ひとりが見るたびにイラッとしただけだった。
そして時計の電池を変えて針を6時8分に。
着替え終わって「先に帰りますよ・・・」と言うと、秀クンは「オレも今日は帰る」と言う。(←仕事はいいのか?)
秀クンは「この1年でストレスで白髪が増えたよ。」と言い、ほら、こめかみとか、と言い、だから目立たないようにここの髪はこまめに切ってるんだ、と言う。
「だから、前は4ヶ月に1度の床屋が、今は3ヶ月に1度になったんだよ。sakeさんは染めてるの?」
「染めてますよ、この前美容院で『私の白髪は全体の何割ですか?』と尋ねたら、7割と言われたぐらい実はすごいんですよ・・。」
「え~~~!!それは大変だね。」
「私から見たら秀さんのなんて全然です。白髪が目立たなくなるシャンプーぐらいでまだ充分ですよ。」
「オレもそれも考えたんだけど、ちゃんと染めた方がいいのかなぁ・・って。」
「いや、その程度ならまだ全然大丈夫だと思いますけどね。」
そこから親も真っ白だったから仕方ない、と言う話になり、秀クンは母方のおじいちゃんはツルッだったけど、父方は白髪で、自分の顔は父親系だから、きっと白髪だと思う、と言う。
私は今まで、男の人は髪が短いのでてっきりこまめに床屋に行くものだと思っていた。4ヶ月に1度切るだけで染め知らずなんて、どれだけお金が浮くのだろうか。
「3ヶ月に1度切るだけなんて、お金掛からなくてイイですね。」
「女性は化粧品も高いからそう言うのはお金掛かるよね。」
そう言いながら「じゃあね」と帰ることにした。
帰っても珍しくkekeがいないので、「残業でもしてるのかなぁ」と思ったら、たまたま床屋に行っていたそうだ。そう言えばkekeも、そんなに頻繁に床屋には行っていないよな。