津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■細川小倉藩(177)寛永三年・日帳(十二月十九日)

2020-03-15 07:32:06 | 細川家譜

               (寛永三年十ニ月)十九日

         |                        
         |    十九日  
         |

鷹ノ雁鴨ヲ長府へ |一、御鷹ノ雁壱つ、鴨壱つ、 御書壱通□御小早ニて、両人ニ持せ、長符へ今朝未明ニ差遣候事、
贈ル       |
         |寛弐ノ春元
蔵子源右衛門ノ貸 |一、銀拾匁ハ                                野瀬少左衛門
銀        |   右ハ、御蔵子ノ源右衛門分ノ由、
蔵奉行ヘノ預ヶ米 |一、当春、瀬戸五兵衛、米を吉用御蔵ニ預ヶ置、其後預ヶ米ノ内をうけ取候時、うけ取切手を遣、う
ノ請取切手    |                            (ママ)
         |  け取申候、左候て、不残うけ取候時、右ニ遣候請取切手を
         |寛三二月ニかり、
蔵子源右衛門貸付 |一、米三斗五升 元                           御小人
         |                                      古六
         |同二月ニかり、
         |一、同三斗五升 元                           
         |                                      孫三郎
         |右同
         |一、同三斗五升 元                           
         |                                      源四郎
         |右同
         |一、銀十匁   元                             同人
         |右同
         |一、米三升   元                           
         |                                      吉蔵
         |右同
         |一、同壱斗五升 元                           
         |                                      與七郎
         |右同
         |一、米弐斗   元                             同人
         |六月
荢ノ銀子     |一、銀壱匁五分 荢ノ銀子ノ由                        同人
         |六月
         |一、同壱匁ハ                                同人
         |当二月ニかり、
         |一、同弐匁九分ハ                            小頭
         |                                      源三郎
         |   右十口ハ、源右衛門かし付米銀ノ由にて、一枚ニ書付、小頭源三郎持来候事、
蔵子源右衛門脇差 |一、御小人ノ與七郎わきさしを壱腰、御蔵子ノ源右衛門買可申由申ニ付、遣置候へ共、代ハとり不申
ヲ購入セントス  |  由、小頭源三郎申候事、 
         |
蔵奉行貸米    |一、壱石五斗  元                           山田市左衛門与小頭
         |                                      吉井甚兵衛
         |一、五斗ハ元                                大槻久次
         |一、壱石、利分ハ済                             末村九右衛門
         |一、五斗元                                 山崎伝左衛門
         |   右四口、吉用忠右衛門ゟかり申由、書付差上被申候事、
         |
蔵子大麦の種子貸 |一、大麦種子七升銀子壱匁ニ直段仕、御蔵子ノ彦七ゟ請取、代銀ハ未済由、御長柄の與吉書物差上申
         |  候事、
         |              (鍛冶)
蔵奉行口入貸米  |一、吉用忠右衛門口入にて、かち町ノ惣左衛門米元四石七斗、四わりニ付〆、佐分利兵大夫与中へか
         |  り申由、書上候事、
蔵奉行口入ノ加賀 |一、吉用忠右衛門口入にて、加々殿米之由ニて、元弐石四わり付弐〆、伊藤金左衛門与中ニかり申
ノ貸米      |  由、書上候事、
小々性横目ハ蔵子 |一、御小々性ノ御横目茂左衛門ハ御蔵子ノ彦七むこノ由、其ニ付、茂左衛門諸道具共ニ、彦七所ニ
ノ婿       |  置候ヘハ、悉御闕所ニ上り申由、茂左衛門被申候事、
         |

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■細川小倉藩(176)寛永三年・日帳(十二月十八日)

2020-03-14 06:22:33 | 細川家譜

               (寛永三年十ニ月)十八日

         |                        
         |    十八日  
         |
蔵子籾ヲ預ク   |一、御中間之仁蔵所ニ、御蔵子ノ彦七籾五俵あつけ申由、申上候事、
蔵子ノ貸米    |一、御中間之與左衛門、右ノ彦七手前ゟ米壱斗かり申由、申上候事、
         |
山越藤左衛門ノ貸 |   山越藤左衛門ゟかり申米之事   
米        |一、三斗七升ハ元分                      御中間新介与
         |                                  助五郎
         |一、五斗ハ元                         同与
         |                                  五郎兵衛
         |    合八斗七升ハ元、鉉懸斗
         |
         |   同藤左衛門借用申候事
         |一、五斗ハ元                         御中間仁兵衛与
         |                                  甚太郎
         |一、五斗ハ元                         同与
         |                                  又七
         |一、五斗ハ元                         同与
         |                                  助三
         |一、五斗ハ元                         今度御手伝ニ付申候
         |                                  喜介
馬屋中間ノ口入  |   右ノ米御馬やノ吉六口入
         |
蔵子彦七ヨリ借用 |   御蔵子ノ彦七米借用申事
米ノ覚書     |一、五斗ハ元                         御中間
         |                                  仁介
         |一、五斗ハ元                         
         |                                  弥左衛門
         |一、五斗ハ元                           
         |                                  八左衛門
蔵手伝貸米    |一、五斗ハ元                         今度御蔵子手伝被仰付候
         |                                  喜左衛門
大麦       |一、大麦七升元                        御中間
         |                                  新五郎
         |一、大麦壱斗五合元                      御中間
         |                                  喜介
         |寛三ノかり
         |一、五斗ハ米元                        
         |                                  勘六
         |
貸銀       |一、五匁ハ銀元                        御飼料
         |                                  弥三郎
         |寛二ノかり
         |一、六匁ハ銀元                        御中間
         |                                  市右衛門
         |
大麦       |一、大麦六升ハ元                       
         |                                  同人
         |寛永三
         |一、壱斗ハ米元                        
         |                                  惣三郎
         |
真綿ノ代     |寛三秋かい懸りノ由                      
         |一、銀四匁   まわたノ代之由                横田権佐与 
         |                                  吉村加介
         |
御蔵手伝市右衛門 |   右ハ御蔵子手伝市右衛門分
貸米       |
         |同四月に借り、
         |一、米五升元分                        同与加々山権左衛門与
         |                               〃〃   小池市左衛門
         |十一月
大豆       |一、大つ五升元分                          同人
         |
         |一、米弐升三升元分                      同与
         |                                  中川八右衛門
蔵手伝源左衛門貸 |   右ハ御蔵手伝源左衛門分ノ由
米        |
         |
         |当春かり申候、
蔵手伝市右衛門貸 |一、米弐斗 五わりに付                    御鉄炮舟ノ御番
米        |                                  與右衛門
         |
         |   右ハ御蔵伝市右衛門分
         |当十月ニかり申由、                                      横田権佐与ノ家をかり候て
         |一、米五升                         居候、中国ゟノ 市右衛門
         |                              牢人ノ由也
         |当春かり候由
         |一、籾三斗弐升                           同人
         |   右ノ市右衛門分
         |
         |
         |いつノかし共無之、
蔵奉行口入米   |一、米六斗 元壱石五斗分四わりノ由                 樋田鹿介
         |
         |一、同六斗 同壱石                         原田安右衛門
         |     (吉用)
         |   右ハ忠右衛門・五郎太夫口入米ノ由
         |
         |
蔵子山越ヨリノ預 |    御蔵子彦七預り申覚
リ米       |一、米十弐俵                            彦七分
半櫃       |一、同三俵と半びつ壱つ                    山越ノ
         |                                  八兵衛分
         |  右之分、御路次ノ太郎八と申もの預り置候を、おそく申上候事めいわくニ存通、書置申候、右ノ
         |  分改させ可申候事、
貸米ノ目録引渡  |一、深野新介今日ゟ被相詰候、御目録引渡、見せ申候事、
         |寛三十付ニかり                         長岡右馬助殿金子喜大夫内ニ、宿ヲ
蔵子一右衛門貸米 |一、米五斗                            かりい申ものゝ由、  久六
         |   右ハ、御蔵子ノ市右衛門米也、
         |
蔵奉行口入米   |当七月ニかり、
         |一、米三石                             山副彦兵衛
         |                                  加藤左兵衛
         |   右ハ、吉用忠右衛門口入米之由、
         |
         |    (ママ)
         |当夏、御代官所かりてかし申由、加兵衛被申候、
蔵奉行口入米   |一、米拾石■余                           池上加兵衛
         |   右ハ、吉用忠右衛門口入米之由、
         |
         |当三月ニかり、                                             勘兵衛与
蔵子彦七ノ貸付米 |一、元米五升                            御中間藤七
         |九月ニかり、                                              仁兵衛与
         |一、銀弐匁五分                            同  弥市
         |   右ハ、御蔵子ノ彦七米銀之由也、
         |
         |         (安岐)
薩摩難破船ノ漂着 |一、国東郡古市・あき浦両所ニ打寄申破損舟ノ諸道具、今度さつま殿ゟノ御使者山路太郎右衛門殿被
諸道具ヲ国東郡奉 |          (猪  膝)
行ヨリ渡ス    |  罷帰候ニ、国東ゟいノひさ迄持せ、小林半左衛門被相渡候ニ付、御使者うけ取切手一枚、又不被
請取切手     |  請取船道具ノ書付一枚、合弐枚、本書は小林半左衛門被請取置候、写ハ他国ノ段二入置申候事、
他国ノ段     |
絹幡       |一、藤田弥兵衛きぬはた壱流、田中以得かり置被申、さし出壱つ、
蔵奉行貸米    |一、松本玄古、吉用・坪井手前にて、米弐石五斗かり申由、重而、主切手ふち方にさん用可仕由の書
         |  付壱枚、
誅伐サレシ者ノ明 |一、田町ノ四丁目藤左衛門儀、御誅伐被 仰付候、かの藤左衛門家壱間、清水ノ馬場先に在之由、御
家ノ処置     |  町奉行衆ゟ被書上候を、大津留六左衛門ニ渡候事、
         |

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公開中 ■細川小倉藩(175)寛永三年・日帳(十二月十五~十七日)

2020-03-13 08:28:40 | 細川家譜

               (寛永三年十ニ月)十五~十七日

         |                        
         |    十五日  
         |

三斎中国へ肴ヲ求 |一、三斎様ゟ、中国へ御肴買ニ被遣候処ニ、只今買候へ共、持せ可遣人無之候間、次夫弐人申付候
ム        |  様にと、御肴奉行彦右衛門被申由ニて、吉田少右衛門被申来ニ付、次夫の書状調、少右衛門ニ相
         |  渡候事
浅野長晟ヨリ使者 |一、浅野但馬様ゟ御使者ニ、田辺九左衛門と申仁被参候、御音信ハ大樽ニ、すし桶壱つ之由、松井
音信ニ大樽鮓   | 
         |  宇右衛門被申来候、但馬様御内衆ゟ、宇右衛門所へ書状参候、折節中津へ 殿様被成御座ニ付、
         |  我々共ゟ、様子書状を以申上候事、
蔵ノ山越貸米   |一、杉山藤兵衛与ノ小頭八坂六右衛門申候ハ、藤兵衛与ノ斎藤羽右衛門と申もの、御蔵ノ山越四郎三
         |  と申ものゝ米を、十一月八日ニ壱斗かり申由、申候事、
         |十二月十五日
日傭ノ米ヲ大工借 |一、日用ノ弥次郎米ヲ、大工又七郎かり申候由、彼又七郎女申候通、岩間清次被申候事、
ル        |
         |同日
三原酒      |一、浅野但馬様ゟ、御使者田辺九左衛門被参候、御音信ニは、三原ノ大樽弐つ、鯉十入ノすし桶壱つ
鯉鮓       |  参候、御使者ハ此方留置、町やとにて御振舞申付、御状迄此方の者ニ持せ、中津へ差上ヶ申候
         |  事、
伊与ヘノ返書   |一、いよとのへ之 御返書谷忠兵衛持参被仕候を、林角兵衛ニ相渡申候事、
         |

         |                        
         |    十六日  御横目矢野少右衛門
         |
         |                                         (直正)
         |一、浅野但馬様ゟ御使者御座候ニ付、則御状中津へ持せ進之候処ニ、 御返書で候て、寺本八左衛門
         |  与川上加右衛門持来候事、
         |一、我々へ之 御書壱通、同人持来候事、
         |     (長氏)       (可政)
奉書       |一、平野九郎右衛門・加々山主馬所ゟ、奉書持来候事、
         |   (招  縄)
招縄作製ノ奉行  |一、御おきなわノ奉行ニ、歩ノ御小性菅野八左衛門申付候事、
         |          (規矩郡)
蔵子ノ貸米    |一、御蔵子ノ市右衛門、当郡ニかし付米在之由、平井五郎兵衛所ゟ被書上候事、
薄色ノ椿ヲ中津へ |一、うすいろノつばき三枝、中津へ今朝差上申候処ニ、渡辺真斎彼請取由ノ切かミ参候事、
進上       |

         |                        
         |    十七日  道倫
         |
         |  (香春、田川郡)
町山越入牢セシム |一、かわら町ノ八助と申山越、籠者被 仰付候ニ付、かのものゝ妻子五人ノはん米、今日ゟ十日分

ルニ妻子ノ飯米  |  相渡、重而御蔵切手ニとりかへ可被申由、池上加兵衛・伊藤左兵衛所へきりかミ遣候事、
         |一、成田與平次、昨日七つ時分死去被仕候由、伊藤金左衛門被申候事、
         |                             中津ゟ
嶋津家久使者ヘノ |一、薩摩守様ゟ之御使者山路太郎右衛門尉、猪膝へ一昨十五日ニ〇参着被申、昨十六日に被帰候、
応接       | (筑前嘉麻郡)                 (小脱)
         |  千手迄馬四疋申付遣候由、歩之御性針四郎左衛門・久持作丞被申候、此中案内者付申候、
         |   (成政)
         |一、坂崎清左衛門、南次兵衛舟ニて、今日被下候事、
歳暮ノ祝儀小袖  |一、右南次兵衛舟ニ、歳暮之御小袖とも積下、則奥・口ノ御納戸衆ニ相渡候事、
蔵奉行詮索ノ奉行 |一、御蔵奉行籠者御せんさくの御奉行ニ、高田角右衛門・星野半太夫申付、則御しちへやへ出入之切
任命       |    星野半大夫ニ
質部屋出入ノ切手 |  手、角左衛門ニ相渡候事、
         |

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■九州大学付属図書館「細川文庫」から

2020-03-11 07:38:03 | 細川家譜

 先に「細川姓なれども・・何方?」を書いた。過日HN長岡なすび様から「典厩家細川藤賢の子が清左衛門、その子が出雲と七左衛門」という貴重な情報をいただいた。
そしてこれにすぐさまHNぴえーる様から、九州大学コレクションの「細川之系図」のp13にその系図があることをご教示いただいた。
誠に有難く御二方に厚くお礼を申し上げる。
そしてこのコレクションには多くの系図関係が収蔵されていることを知った。その史料については「細川文庫画像一覧」をご覧いただきたい。

        100002264 細川家伝 ほそかわかでん 159‐680‐ケ‐16 0150027003 表示
        100002270 細川家譜 ほそかわかふ 680‐ケ‐15 0150029003 表示
        100002302 細川系図 ほそかわけいず 168‐680‐ホ‐12 0150031009 表示
        100002304 細川系図 ほそかわけいず 171‐680‐ホ‐15 0150031011 表示
        100002294 細川家覚書 ほそかわけおぼえがき 172‐680‐ホ‐16 0150031001 表示
        100002303 細川之系図 ほそかわのけいず 170‐680‐ホ‐14 0150031010 表示

 当サイトは立ち上げ当初にはタイトルの頭に「他力本願的」とつけていた。ご覧いただいた皆様から色々教えていたこうという虫の良い考えからであった。
言葉は悪いがまさに的中して、いろんな方々から情報をお寄せいただいた。

当サイトの今日が在るのは、こういった方々のお力によるところが非常に大きい。ただただ感謝の一言に尽きる。

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■街角風景・新芽立つ紫陽花

2020-03-09 08:27:22 | 細川家譜

                                     

          今の時期になると、いかにも枯れてしまったような枝から、紫陽花の新芽が芽吹き始めた。本当に春を感じさせる景色である。

                         物の芽の遅速を見せて七つ八つ  津々

 

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■細川小倉藩(171)寛永三年・日帳(十二月十日)

2020-03-09 06:41:07 | 細川家譜

               (寛永三年十ニ月)十日

         |       (矢野)
         |    十日  少右衛門
         |

嶋津家久ヨリ犬四 |一、さつま殿ゟ山路太郎右衛門と申仁、上下八七人にて御使者に被参候、御犬疋せ被参由候、吉田少
疋贈ラル     |           (追記)          
         |  右衛門被申来候事、「犬四疋疋せ被参候、則今晩被成御振舞候事、」
         | (豊後海部郡)
         |一、臼杵ゟ御飛脚弐人参候、御状ハ式ア少殿御上候事、
         |  右ノさつま殿御使者、中津へ被参候道中之覚書、式ア少殿にて被仰候分如此、但上下八七
         |  人也、                                   〃
乗馬       |一、自身ハ御馬ニ乗可遣由、下々ハ御こにた有次第申付、不足分ハ御家中ノ馬を御かり可被成旨ニ候
小荷駄      |  事
         | (苅田、京都郡)
         |一、かん田ニ而ノ御ふる廻奉行横田権佐、但、御弁当持せ可遣旨ニ候事、
         | (築城郡)
         |一、椎田ノ泊ニて御ふる廻奉行芦田與兵衛ふる廻可申旨ニ候事、但、さけ肴、此方ゟ、御台所人案内
         |  久左衛門持せ被参候事、
         |一、中津への案内者ニ、歩ノ御小性弐人加遣由事、
         |     (猪膝、田川郡)
         |一、中津ゟいノひさへ成共、又此方へ成共、御使者被戻候ハヽ、此方ゟ右之分可被仰付候哉、中津ゟ
         |  可被仰付も、中津ノ御奉行衆次第ニ可仕由候事、
荷付馬      |一、荷付馬ハ各別に可申付由事、
         |                               (加藤)  (栗野)
臼杵へノ使ノ飯米 |一、臼杵へ、式ア少殿ゟ御状持せ被遣御鉄炮衆弐人、道中飯米切手、新兵衛・伝介ゟ可被出由、申遣
切手       |  候事、
歩小性仲間へノ飯 |一、右さつま殿御使者、中津へ被参に付、歩衆弐人、御中間衆幷御家中ゟ出申中間中間、御台所衆何
         |                                   〃〃
米        |  も飯米可被相渡由、ふれ状遣候、幷右ノ歩衆弐人に人足一人相渡候事、
         |   (元明)
使者客人賄奉行へ |一、住江甚兵衛方へ、人足七人被相渡候へと、杉弥三郎・牧市左衛門方へ差帋遣候、椎田賄之道具持
賄道具持人足ヲ渡 |  せ遣御用也、
ス        |
規矩郡奉行へ荷馬 |一、平井五郎兵衛・小崎與次兵衛方へ、荷馬荷疋被申付、住江甚兵衛方へ被相渡候へと申遣候事、右 
ノ用       |  之御使者荷物付ヶ申也、
使者へ呉服    |一、山路太郎右衛門方へ、呉服五つ被遣候、又犬疋弐人ニ銀子壱枚宛、合弐枚被遣候事、
犬疋へ銀子給与  |
         |一、右ノ御使者為案内者、永良長兵衛中津へ被遣候事
         |

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■細川小倉藩(170)寛永三年・日帳(十二月九日)

2020-03-08 07:59:55 | 細川家譜

                (寛永三年十ニ月)九日

         |                                    
         |    九日  甚左衛門
         |

         |
三斎ヘノ書状   |一、長舟十右衛門・貴田権内所 御書被遣候を、御文箱ニ入、次飛脚ニて持せ遣申候、又我等共ゟ十
         |  右衛門方へ、昨夜根尾左兵衛持参仕候、御奉書ノ返事仕候事、
岡部長盛使者へ荷 |一、岡部内膳様ゟノ御使者、御馬ニ乗せ被遣候、幷荷付馬も四疋申付候事、使者ノ名ハ原次兵衛と申
付馬ヲ貸与ス   |                      (長氏) 
         |  仁也、呉服三弐つ被遣候事、御使者へ御使平野九郎左衛門、
         |       〃
         |      (猪膝、田川郡)
使者ヲ振舞ウ   |一、右ノ使者いノひさニて御ふる廻被成為御奉行、入江三丞差遣候事、
山盗   蕎麦盗 |一、田川郡ニ而山盗仕■大場角右衛門儀うけ取、同郡赤村ニ而、同村太兵衛そばを盗申ニ付、是もか
         |  らめ置せ■■事、御郡奉行被申付、其段申上候事、
中川久盛方ヨリ鷹 |一、中川内膳殿御内衆野尻藤久兵衛方ゟ、御鷹犬二つ進上仕候ニ、御犬ノかいれうの儀、川井権丞
犬二疋進上    |  被 仰付由ニ而、切紙被越候間、弐疋分相渡申候事、
ソノ飼料     |
歩小姓五人召放シ |一、歩之御小姓寺戸仁兵衛・田中助左衛門・松山小左衛門・野口五介・有田弥左衛門御扶持被放之
         |  由、真下喜左衛門登城被仕、被申候事、
         |
岡部長盛使者饗応 |一、岡部内膳殿使者、猪のひさニて御振舞可被仰付之由候、然ニくろ崎ノ様ニ可参之由、使者被申ニ
送馬       |  付而、其段式ア少殿へ申候ヘハ、左様ニ候ハヽ、送馬之儀はくろ崎町通町迄送り候て、筑前之
         |                                〃〃
筑前領ニ入ルハ停 |  内ヘ参候儀ハ■■停止ニ御座候間、是ゟ罷帰之由申候て、戻り候へと可申付之由、式ア少殿ゟ
止        |  ノ返事也、
江戸供ノ願    |一、小山二郎助、来年江戸御供望申候事、
山盗       |一、田川郡ニ而、山盗仕候大場之角右衛門とらへ申様子、書付ニ而御合点不参候ニ付、口上を御聞被
         |         (田川郡)
証人尋問     |  成候、あき人秋永村ニ留り申由申ニ付、秋永へ相尋候而、則下赤ノ者ノ由候ニ付テ、御惣庄や忠
         |  左衛門方へ申届ニ付、角右衛門をとらへ申由申上、其段弥林與兵衛ニ相尋候処、其段相違無之
         |  由、申候被申候、御横目番仁左衛門、
         |    〃〃
山盗発見ノ樵等ヲ |一、山盗仕候を見付候木こり、又赤村ノ御惣庄や忠左衛門、同村ノ九郎左衛門と申御百性呼ニ遣可申
呼出ス      |  旨、被 仰出候付、林與兵衛ニ申渡候事、
金ノ香箱注文   |一、金ノ御香箱被 仰付候而、銀子過分ニ入申ニ付、積り上ヶ候処ニ、銀子三貫弐百五十め手間共ニ
作料ノ見積り   |  入申候ハヽ、先相尋可申候、左候而、御おくゟ被成御出候金ノ御つば、砂金ノふき申候まてニ
金ノ鍔砂金ヲ用ウ |  而、被 仰付候ヘハ、御かう箱何ほと出来仕候哉、書付懸 御目可申旨、林角兵衛を以被 仰出
         |  候事、
         |        (規矩郡)
菊原五郎兵衛屋敷 |一、菊原五郎兵衛、足立ニ而屋敷被遣候処ニ、御鷹野ニ被成 御座、 御覧被成候処ニ、せばきと
拝領       |                       (辰珍)
         |  而、被 仰付候間、今少屋敷添可被遣旨、津川四郎右衛門殿を以、被 仰出候事、
                         (ママ、与脱ヵ
筑後へ鯉かうがき |一、筑後へ、御鉄炮衆松岡久左衛門池部七兵衛、桑原主殿与米村小左衛門、御小人弐人、御肴鯉・か
海茸ヲ求ム    |  うがき・海茸を取ニ遣候、直ニ十五日之筈相候様ニ、中津へ参候へと申付、遣申候事、
         |   (延俊)
         |一、木下右衛門太夫様へ之 御返書被遣申候事を、宇右衛門持参被申候を、竹内吉兵衛与ノ坂本九左
         |                    〃
         |  衛門ニ持せ、新や與左衛門所へ遣申候事、
         |    
         

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■志方半兵衛言上之覚・10(12月29日付‐3)

2020-03-06 12:06:20 | 細川家譜

14          火事出来四候ヘハ城之内ゟ手をたゝきわらい
           申由申候事
           ほうを持屏之手へ付立あかりわめきてきを
           五六人打其身も打死仕由申候埒ものゝ打          
           申外死人手負御座有間敷由申候事
         一、十九日之夜城へかゝり申衆へ 上使之御衆ゟ御
           使ニてかゝりもきかせさる儀ニむさとかゝりし
           由被仰候て御きめつかいを遣候処ニ城へかゝり候衆
           之返事にときをあいずにかゝり候へとの御下知ニ
           ゟかゝり申候由被申候ヘハ其分ニて納り申候由申候事
         一、上使之御衆ゟ御下知ニて城ニき里へハ寄不申
           小屋こやニ居候て空せめニせめ候へと被仰付候処小屋
           /\にてこへを上せめ申ふりを仕候へ共了■そろ          ■ 恵?
           い不申いな物にて御座候を城之内ゟ聞殊外わら
           い申由申候事
         一、松倉殿よせ口の屏ノ手へ一揆共上り能々しり申候ハ

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■ノートトラブル中

2020-03-06 07:35:42 | 細川家譜

現在ノートパソコンがトラブルです。何故かネットワーク接続が出来なくなりました。今日はその対応に追われそうです。奥方のi.padを使ってのご報告です。メールなどのご返事も遅れそうですのでご理解ください。

追記 9:16
どうも素人では対応しきれない状態です。PCレスキューに持ち込もうと考えています。
Windows7で動かしていた古いノートをとりだして急場をしのごうと思います。

追記 14:15
何とか自力で頑張って修復に至りました。

 

 

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■細川小倉藩(168)寛永三年・日帳(十二月六日)

2020-03-06 07:33:43 | 細川家譜

                (寛永三年十ニ月)六日

         |        (米田是友)                       
         |    六日  甚左衛門
         |

番太郎小鴨ヲ捉ウ |一、西魚町番太郎、小鴨壱つ町へあかり申候を、犬弐匹ニて追廻候を、とらへ候よしニて持来候を、
堀ノ飼鴨ノ員数ヲ |  則御さうちノ又右衛門渡、御堀よりあかり候か、又いかゝ哉と申て渡候、堀ノかもかすえ候へ
検セシム     |  と申候事、
筑前ヨリノ童盗人 |一、森作兵衛、先度各へ申上、ちくせんゟ参候せかれ召置申候へ共、ぬす人げニ御座候間、ひま遣申
ノ疑ニヨリ暇ヲ出 |  由被申候、たまさか田川へ親類無有之由申候、いつ方へ成共可参由、加申付由ニ候事、
ス        |                 〃
銭屋ニ銭ヲ売ラン |一、銭や彦丞ニ、去年御銭売せ候ニ付、為請人たいや少五郎・くそくや忠兵衛両人相立、請状此方ニ
ム   ソノ請状 |  取置候へ共、たゝ今見出不申候間、重而出次第可返候由申候、彦丞銭ノ御さん用ハ済申候事、
         |      (心)
言伝ノ銀子請取状 |一、門川阿白かたへ、同子ノ所ゟ銀子壱包上り申候を、保利與兵衛上りニ言伝、上せ申候也、但、銀
         |                      (黒印、印文信方)
         |  子うわつゝミノ書付ハ、佐藤少三郎ニ当り申也●
         |                (心)                (黒印、印文信方)
         |   右ノ銀子請取上り申候、阿白ニ慥ニ渡可申候、以上 堀與兵衛●
         |                                         (光隆)
小浜光隆ヘノ数寄 |一、御舟頭安田久兵衛舟ニ、保利與兵衛を御上せ候、與兵衛ニ渡申候て、上せ申候もの、小浜民ア少
屋ノ石類     |  殿迄御上せ候石とうろ・御手水ばち・敷石・まへ石・御蔵所之荷物、右之御舟頭請取申候、又方々
         |           (広隆)
         |  への 御書幷九鬼四郎兵衛殿への被遣せ候箱三つ、與兵衛請取被上候也、
         |   (井)
江戸ヨリ来状   |一、猪谷莵右衛門被罷下候ニ、被持下物数
         |                   (親英)
江戸留守居ヨリ  |  一、松野織ア・町三右衛門・小篠次大夫ゟ被差上候杉ノ御箱壱つ、
         |     (成政)
         |  一、坂崎清左衛門ゟ披露状文箱壱つ、
         |     (秀政)
京都調物奉行ヨリ |  一、佐藤少三郎ゟ披露状壱通、
         |  一、町三右衛門ヨゟ披露文箱壱つ、
         |         〃
         |       (浅山)    (田中氏次)
         |  一、同人ゟ清右衛門・與左衛門ニ当披露状一通、
         |  一、坂崎清左衛門ゟ飯田才兵衛へ之書状壱通、
         |          (忠澄)
         |      内、加々爪民ア殿ゟ 殿様へ上ヶ申状有之由
早飛脚 借小早  |  江戸ゟノ早飛脚ニ、先月壱七日状、同廿三日ニ大坂へ着仕、廿四日ノ朝大坂をかり小早ニのり
日和悪ク陸路ヲト |                  (室積、周防熊毛郡)             (衍)
ル        |  出申候由、左候て、日和悪敷候ニ付、むろすミ迄、当月四日ニ着、其其夜舟ゟあかり、かちを参
         |                                  (井関)
         |  由、道三十五里有之由申候、御使ハ御鉄炮衆杉山藤兵衛与ノ清原又介・久馬助与井福助左衛門ニ
         |  而候事、但、小早むろすミゟ上せ候由、申候事、
         |一、右便ニ、江戸御るすい衆ゟノ我々への書状一つ、 殿様へあかり申文箱壱つ、持来候事、
江戸詰ノ荒仕子ノ |一、江戸ニ詰居候御荒仕子三七・喜介・清左衛門、手前礑不成ニ付、壱人ニ付、弐十目め宛、時かりニ
扶持時借     |          (ママ)                                                                                                                           
ソノ渡方     |  かし被申由、江戸ゟ衆三人ゟ申来候、爰元ニて切米渡候ハヽ、銀子ニ■江戸へ可越由、其上ニて
人足奉行へ説明  |  返上させ可申由候、若のひ候ハヽ、利足加、取立られ候はすノ由、杉弥三郎・牧市左衛門ニ、此
         |  段懇ニ申聞せ候事、
         |   (規矩郡)
矢山牧ノ駄馬死亡 |一、矢山ノ駄馬壱疋昨日死申由、申来由、坂井忠三郎被申来候、但、青毛ノ馬ノ由也、

         |一、志賀次兵衛書物上申候事、
江戸へ早飛脚   |一、江戸へ早飛脚として、佐分利作左衛門与左ニ右衛門、金守将監与ノ渡長右衛門弐人ニ、江戸御留
         |  守居衆へ之 御書箱壱つ、幷坂崎清左衛門所への御書箱壱つ、我々共ゟ之江戸■三人方への状共
         |  ニ三つ渡、御小早二乗せ遣候事、又寺嶋平兵衛所へ被遣 御書箱一つ、
         |一、御船頭ノ水橋五郎介おやノ書物、與左衛門 御前へ上ヶ被申候事、
有吉英貴犬山猪狩 |一、頼母殿、ミやこ郡ニ犬遣ニ被遣ニ付而、大キいのしゝ壱つ、小キ猪壱つ、うさき六つ取せ御帰候
ノ獲物      |  事、
召放セシ者ノ母ヲ |一、田町ノ藤左衛門子、森長介所ニい申候を、ふちをはなし被申候処ニ、母所へ参い申候、かの母を
追放       |                                      (己ニ大)
         |  他国へ明日払加申由、御町奉行衆被申候、然所ニ、■母を払申時、若かのせかれ及儀候ハヽ、
         |                                         (立脱)
         |  如何在之哉、御小々性衆之ものにて候間、御尋之由ニ付、林角兵衛を以、長介方ゟ可被 御耳哉
         |  と申候処ニ、長介被申候ハ、ふちをはなし候て、申上候ハヽ、重而遣申度様ニ被 思召候ヘハ如
         |  何候間、母同前ニ御払候時、及儀候ハヽ、其時御町奉行衆ゟ可被仰上由、返事被申ニ付、左候
         |  ハヽ、其分可然由申候事、
         |

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■原文に触れる「志方半兵衛言上之覚」(15)

2020-03-05 15:20:35 | 細川家譜

                                     

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■細川小倉藩(167)寛永三年・日帳(十二月三日~四日)

2020-03-05 07:05:24 | 細川家譜

                (寛永三年十ニ月)四日~五日

         |                       
         |    四日
         |            (仁)

肥前へ鷹買    |一、木村十左衛門・山本二介、両人肥前へ鷹買ニ被遣候処ニ、鍋嶋様ゟ御たか二もと、あなたノ御
鍋嶋方ヨリ鷹二居 |  鷹師衆二御すへさせ候て、被進候由、両人被申候、先さま二て殊外御馳走被成由二て、十左衛門
贈ラル      |  ニハちんりめん弐巻、二介ニハ唐もめん弐たん被下候由、被申候事、
         |     〃
誅伐セシ者ノ貸米 |一、東鳥町ノ弥三左衛門借やノ新蔵、御誅伐被成ニ付、かの新蔵御加子幷御小人衆ニかし付ノ米・銀
銀ノ取立     |                                        (松本)
明家奉行     |  在之由ニて、御町奉行衆被書上候をに御奉行衆加判候て、家奉行之大靏六左衛門へ渡、彦進・
         |  (豊岡)                    
         |  甚丞相談之上、取立可被申由、申渡候事、
         |                    (ママ)
         |一、上野山太夫書物上ヶ被申候事、上毛郡ゟ
         |

         |                       
         |    五日
         |
役人休日十二月正 |一、御鉄炮衆其外ノ役人休ノ儀、十二月・正月ハ前々のことく可被申付由、沢田吉右衛門・余田左
月ハ前例ノ如シ  |  太夫両人へ可申渡候事
         |       〃
         |    (延俊)
木下延俊書状   |一、木下右衛門様ゟ御状参候を、御鷹野ニ被成御座候ニ、懸 御目上ヶ申候由、飛脚申候、此便ニ
絵書忠兵衛緑青一 |       御  
斤ヲ求ム     |  此方ゟ被遣絵書忠兵衛ろくしやう壱斤可越由ノ状、中沢一丞方ゟも、此段ノ状弐つ参候事、
         |       緑                        (矢野吉重)
荒緑青      |一、日出ゟ荒録青壱斤可越由、忠兵衛申越弐付、三郎兵衛手前ゟ、御飛脚ニ渡させ候事、
         |一、日出より、右ノろくしやう取ニ飛脚参候ニ、中沢一丞状一つ、忠兵衛状一つ、則返事如此仕候
         |  事、
絵具送状案    |   御状令拝見候、然ハ、絵具取ニ御越候付、忠兵衛注文分御飛脚ニ相渡申候間、可有其御心得
         |   候、恐惶謹言                          (浅山)
         |       十二月五日                        清右衛門
         |                                   (田中氏次)  
         |                                    與左衛門
         |         中沢一丞様 御報 
         |
譴責状案     |   書状令披見候、然ハ、録青壱斤可越申候、絵具持参可被仕由、右ニ申付候処ニ、如何候て、右
不用意ヲ叱ル   |   之分ニ候哉、無心元候、則御飛脚ニろくしよう壱斤渡遣候、謹言
         |       十二月五日                        清右衛門  
         |                                    與左衛門
         |         ゑかき忠兵衛殿
         |
金山奉行金納入  |一、御金山ゟ、佐藤安右衛門御金納ニ被参候事、
         |                                      (喜左衛門)
造作銀      |一、ほり與兵衛儀、御用ニ付、京都へ被成御上せ候間、造さ銀御積候て、可被相渡由、金子・中神へ
         |  申遣候事、                                  (與兵衛)
         |                    (ママ)
         |一、大谷八左衛門書物上ヶ被申候、規矩郡ゟ
久我梨買入    |一、古加梨四十、中国ゟ買来候を、御くわし奉行渋川三十郎ニ相渡候事、
菓子奉行     |
麻生谷銀山ヨリ鎖 |一、春木金太夫、宇佐郡銀山ゟ被罷帰候、則、 御前へ被罷出候、くさりを持参被仕候事、
ヲ持参      |
         |                          (米田是季)
袖判紙ノ渡方   |一、保利與兵衛被成御上せニ付、御袖判壱枚被成 御出候、監物殿へ相渡、御家老衆中御判取候而、
         |  與兵衛ニ渡可申候事、
         |

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■細川小倉藩(166)寛永三年・日帳(十二月朔日~二日)

2020-03-04 07:10:46 | 細川家譜

                (寛永三年十ニ月)朔日~ニ日

         |           (是友)            
         |    朔日  御横目米田甚左衛門
         |

鷹師筑後へ    |一、明日、筑後へ御鷹師衆被参ニ付而、つけ遣候もの、御小人ノ少七と申者也、
         |
沢村吉重ノ上ゲ馬 |一、沢大学上ヶ馬、大竹與三左衛門去暮取被申、只今代銀上納被仕候処ニ、此代銀ハ利分つき可申儀
         |  ニ御座候哉、但、利分ハ有之間敷儀ニ御座候哉と、林弥五左衛門被相尋候、就夫、はくろう八右
馬ノ代銀ハ無利足 |  衛門ニ様子相尋候処ニ、惣別馬之代銀ニハ利つき不申ものニて御座候、其例何程も御座候由申候
ガ慣例      |  間、利つけ被申間敷□通、弥五左衛門ニ申渡候事、
囚人請取渡    |一、松山源丞所へ渡申囚人、貫角右衛門ニカ被相渡由、御町奉行衆へ切かミ遣候也、
門司源兵衛預リノ |一、門司源兵衛ニ、右ゟ被成御預候赤犬、今度土佐ゟ参候くろ犬、合弐疋分かい料先渡可被申候、重
赤犬黒犬ノ犬飼料 |  而究次第、永々可被相渡との書付、遣可申候、以上
ニツキ用状案   |                                     (浅山)
         |       寛永三十二月朔日                      清右衛門
         |                                      (田中氏次)
         |                                     與左衛門
         |          金子喜左衛門殿
         |          中神 與兵衛殿
         |
囚人ヲ昇ノ者へ渡 |一、鎌田主水・安場仁左衛門所之囚人、御昇衆へ可被相渡由、切かミ遣候也、
サシム      |
         |          (国遠)
判紙       |一、飯銅庄内判帋弐枚道倫ゟ預り置候を、庄内ニ相渡候事、
走者ノ請人ニ又請 |一、上田六右衛門子長介、此中走居申候処ニ、右之請人ニ立候者共ニ、又請人を立させ、財津惣兵衛
人ヲ立テシム   |  門加判被仕書物、財津惣兵衛ニ戻申候事、
走リシ者ノ母ト男 |一、右六■右衛門女房幷男子三人、御国御払被成候事、
子ヲ国払ニス   |
松山源丞ニ囚人ヲ |一、鎌田主水小姓壱人、安場仁左衛門小者壱人、彼者共ノ親、合三人、松山源丞ニ被遣、如何様ニ成
誅伐セシム 様斬 |  共、源丞分別次第、誅伐可仕旨、被 仰出候事、
         |  (規矩郡)
忠利宿所ノ坊主ニ |一、曽根ノ御宿坊主ニ、銀子壱枚可被遣旨、被 仰出ニ付、渡させ申候事、
銀子ヲ遣ス    |
彦山亀石坊成円坊 |一、彦山亀石坊・同成円坊へ、式ア殿・頼母殿ゟノ文箱、御鉄炮衆へ持せ遣候事、
麻生谷銀山見分  |一、うさ郡麻生ノ銀山見せニ、はぶやノ忠兵衛差遣候事、
沢村九兵衛出仕  |一、沢村九兵衛、式ア少殿御取次ニて、御奉公ニ被罷出由、大学殿被申候事、
         |

         |                      
         |    二日  甚左衛門
         |
         |    (景広)

忠利村上景広邸ノ |一、村上八郎左衛門殿へ、御すきに被成御座候事、
数寄に臨ム    |
麻生谷銀山鎖ノ運 |一、春木金太夫、宇佐郡麻生谷銀山見せニ被遣候ニもとり、くさり持せ被越候為ニ、人足壱人、
送二人足ヲ渡ス  |  (杉)    (牧)
         |  弥三郎・市左衛門ゟ渡させ申候事、幷広浜少右衛門も被遣候事、
囚人ノ兄弟の居所 |一、松山源丞ニ被遣囚人三人ノ兄弟共居所書付差上候事、但、壱人ハ森長介所ニい申候、壱人ハ藤本
         |  文蔵所ニい申候事、
国払ノ者下関へ追 |一、上田六右衛門女房幷男子三人、下ノ関へ被成御払候、則御鉄炮之小頭岡権左衛門よこめニ遣候
放ス       |  事、
猩々緋      |一、今日上方へ差上せ候御船頭中靏仁左衛門、しょう/\ひの事申遣候事、
         |  (規矩郡)
薪黒木ノ拵様   |一、西大野ニてこしらへ申候くろき仕様よく、 御意ニ入申候、今少なまびニ候間、よくひ申候様ニ
         |  可申付候、大分出来候ハヽ、三斎様ねも可被進候間、可得其意旨、御意ノ由、深野左介奉り
         |  也、
中小性ノ当番   |一、中小性御番ハ、早川十郎兵衛・本庄勘兵衛・関小平次三人也、
         |

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■細川小倉藩(165)寛永三年・日帳(十一月晦日)

2020-03-03 07:09:16 | 細川家譜

                (寛永三年十一月)晦日

         |           (米田是友)            
         |    晦日  御横目甚左衛門
         |

         |一、毛利甲斐守殿ゟ御状、飛脚ニ被差越候を、曽根へ持せ差上、 御返書出申候を、町宿迄、小頭篠
         |                   (臼杵ヵ)       
         |  山勘右衛門ニ持せ遣候事、使歩ノ衆ハ明井角左衛門、やとハ米や彦五郎所之由也、
         |                 (規矩郡)
黒木薪ノ用ニ手斧 |一、井門亀右衛門与ノ山本十左衛門、西大野ニ而、くろ木被 仰付候ニ付、くわ壱丁・てうの弐丁被
等ヲ鉄茡其外普請 |       (伊佐)
道具奉行ニ求ム  |  渡候へと、いさ源七・原田安右衛門ニ申遣候、又右ノ御薪きり候、同小倉持出候ニ、人足参人被
人足奉行     |  渡候へと、杉弥三郎所へ申遣候候、
         |                 (氏家元高)室、細川興秋女・鍋
忠利帰城シ氏家元 |一、曽根ゟ今日被成 御帰城候、直ニ氏江源六殿へ被成御座候、
高邸ニ臨ム    |
         |  (有吉英貴)                    (魚)       (縞 木 綿)        
百性ノ縞木綿盗人 |一、頼母佐殿百性、京都郡ゟ爰元へ参、うを町ニて、しまもめんをぬすミ申付而、町奉行衆ゟ此段頼

ヲ町奉行ヨリ届ヶ |  母佐殿へ被相届由候、御郡之ものゝ儀ニ付、佐方少左衛門所へ被仰遣候処ニ、小倉御奉行衆へ可
郡奉行へ渡ス   |  被成御尋由、被申越候由、頼母殿御登城被成、被仰聞候、ぬす人之儀ニ候間、御成敗可然由申候
成敗       |  事、
         |                        (度脱)
江戸供ノ願書   |一、鯛瀬九郎太郎・同伝三郎両人共ニ、来年江戸御供仕由ノ書付、被差上候事、
         |              (童)                   (ママ)
筑前ヨリ走リ来ル |一、今晩暮もとニ、十二三斗成わらんべ参候而申候ハ、私ハちくせんのゟ罷越候、おや共ハやかて跡
童        |  ゟ参由申候、二三日ハ花坊所ニい申候へ共、ちくせんのものを置候事ハいやと申候由ニて、森作
奉公ヲ願ウ    |  兵衛所へ参、召置候ハヽ、奉公仕由度由申候か、いかゝ可仕哉と、作兵衛被尋候、置可被申も、
         |                 〃
         |  又ハおい出シ可被申も、其方次第と申候事、
三斎へ味噌酢ノ間 |一、三斎様へミそ・すノ間三樽被進候、 御書も岩男加右衛門持出申候を、正源司市兵衛与ノ八谷新
ヲ進上      |  介ニ、御長柄六人ニ持せ差遣候、 御書御日付明日ニ被成由、加右衛門申候ニ付、明日夜ノ内ニ
         |  たち、可被参由、申渡候事、
         
         |    (ママ)                  
         |    廿五日  
         |             (加藤)(栗野)
国東郡皆済目録  |一、高2先郡ゟ皆済目録来候、新兵衛・伝助へ渡し候事    ○錯簡アルカ    

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■細川小倉藩(164)寛永三年・日帳(十一月廿七~廿九日)

2020-03-02 06:38:21 | 細川家譜

                (寛永三年十一月)廿七~廿九日

         |            
         |    廿七日  国遠道倫御横目也、
         |
         |              (烏丸光賢室、三斎女)
仕直シノ具足腹巻 |一、岡六左衛門被罷下候、 御万様ニて御小袖壱つ被下候由ニて、被持下候也、京ゟ御志直シノ御具
ノ鎖ヲ武具奉行へ |             (領) 又、はらまきノくさり
渡ス       |  足三両、○被持下を、則送状相添、安場二左衛門・三上宗於ニ相渡候、幷ぬり直シノわん御台所
         |  衆へ渡申候、是も送状相そへ遣候事、
帳箱       |一、彦丞、帳箱被下候様ニ申候へ共、見へ不申様に付、重而見出次第可返由書付、彦丞当遣候事、
         |          (ママ)
         |一、明石源左衛門与ノ
         |  (木下延俊)
絵書ヲ木下延俊ニ |一、右衛門太夫様へ、御絵書壱人可遣旨、上野角左衛門を以、そねゟ被 仰下候、絵ノ具も持候て可
遣ス       |  参旨、 御意候事、左候ハヽ、そねへ絵書弐より可申旨に候事、
         |(此条、襷掛ニ墨ニテ抹消セリ)
         |「一、雇船頭賃飯米、今月中之分切手ニ各加判被仕、可被相渡候、以上   (浅山)
         |      十一月廿七日                        清右衛門
         |                                      (田中氏次)
         |                                    與左衛門
         |         白井兵介殿
         |         鏡善右衛門殿
絵書派遣     |一、右之絵書、則今日可参由申ニ付、そね迄可参由、申付遣候事、
         |

         |            (米田是友)            
         |    廿八日  御横目甚左衛門
         |
江戸供ノ願書   |一、佐藤二郎兵衛、来年江戸御供望申書物、被差上候事、
         |             
雇船頭ノ賃飯米  |一、雇船頭賃飯米、今月中之分切手ニ各加判被仕、可被相渡候、以上    (浅山)
         |      十一月廿七日                        清右衛門
         |                                      (田中氏次)
         |                                    與左衛門
         |         白井兵介殿
         |         鏡善右衛門殿
         |
下人ノ前給    |一、大村久次下人壱人與介、来ル十二月十三日切ニ前給を取申由候ニ付、■■来ル十三日ニ暇遣可被
         |  申由、御郡奉行ノ書物ニかた書仕、遣候也、
         |

         |            (国遠)            
         |    廿九日  御横目道倫
         |
鉄砲足軽ノ子走ル |一、江戸ニ詰居候御鉄炮衆上田六右衛門子長介、此中走居申所ニ、彼請人谷忠兵衛与ノ権左衛門尋
尋出シ入牢セシム |  出、召連参由、財津惣右衛門兵衛被申来ニ付、則籠者申付候也、
         |            〃〃〃
請人連帰ル    |一、上田六右衛門子長介走候を、請人山本九右衛門・大塚■■権左衛門召帰ニ付、籠者申付候ニ付
請状ヲ返ス    |  而、右弐人ノ請状返シ申候、但、九右衛門ニ渡候事、
         |    (元五)
印判拾得     |一、志水伯耆殿ゟ、印判御ひろい被成、しせん松の御丸衆中印判にてハ無之候哉と、被仰候而持せ給
         |  候、則松の御丸中相尋候へ共、主無之ニ付、又伯耆殿へ持せ返し申候也、
         |  毛利秀元
毛利秀元書状   |一、毛り甲斐守殿ゟ 御状参候を、そねへもたせ差上候事
         |

 

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