(寛永三年十ニ月)十九日
|
| 十九日
|
鷹ノ雁鴨ヲ長府へ |一、御鷹ノ雁壱つ、鴨壱つ、 御書壱通□御小早ニて、両人ニ持せ、長符へ今朝未明ニ差遣候事、
贈ル |
|寛弐ノ春元
蔵子源右衛門ノ貸 |一、銀拾匁ハ 野瀬少左衛門
銀 | 右ハ、御蔵子ノ源右衛門分ノ由、
蔵奉行ヘノ預ヶ米 |一、当春、瀬戸五兵衛、米を吉用御蔵ニ預ヶ置、其後預ヶ米ノ内をうけ取候時、うけ取切手を遣、う
ノ請取切手 | (ママ)
| け取申候、左候て、不残うけ取候時、右ニ遣候請取切手を
|寛三二月ニかり、
蔵子源右衛門貸付 |一、米三斗五升 元 御小人
| 古六
|同二月ニかり、
|一、同三斗五升 元 同
| 孫三郎
|右同
|一、同三斗五升 元 同
| 源四郎
|右同
|一、銀十匁 元 同人
|右同
|一、米三升 元 同
| 吉蔵
|右同
|一、同壱斗五升 元 同
| 與七郎
|右同
|一、米弐斗 元 同人
|六月
荢ノ銀子 |一、銀壱匁五分 荢ノ銀子ノ由 同人
|六月
|一、同壱匁ハ 同人
|当二月ニかり、
|一、同弐匁九分ハ 小頭
| 源三郎
| 右十口ハ、源右衛門かし付米銀ノ由にて、一枚ニ書付、小頭源三郎持来候事、
蔵子源右衛門脇差 |一、御小人ノ與七郎わきさしを壱腰、御蔵子ノ源右衛門買可申由申ニ付、遣置候へ共、代ハとり不申
ヲ購入セントス | 由、小頭源三郎申候事、
|
蔵奉行貸米 |一、壱石五斗 元 山田市左衛門与小頭
| 吉井甚兵衛
|一、五斗ハ元 大槻久次
|一、壱石、利分ハ済 末村九右衛門
|一、五斗元 山崎伝左衛門
| 右四口、吉用忠右衛門ゟかり申由、書付差上被申候事、
|
蔵子大麦の種子貸 |一、大麦種子七升銀子壱匁ニ直段仕、御蔵子ノ彦七ゟ請取、代銀ハ未済由、御長柄の與吉書物差上申
| 候事、
| (鍛冶)
蔵奉行口入貸米 |一、吉用忠右衛門口入にて、かち町ノ惣左衛門米元四石七斗、四わりニ付〆、佐分利兵大夫与中へか
| り申由、書上候事、
蔵奉行口入ノ加賀 |一、吉用忠右衛門口入にて、加々殿米之由ニて、元弐石四わり付弐〆、伊藤金左衛門与中ニかり申
ノ貸米 | 由、書上候事、
小々性横目ハ蔵子 |一、御小々性ノ御横目茂左衛門ハ御蔵子ノ彦七むこノ由、其ニ付、茂左衛門諸道具共ニ、彦七所ニ
ノ婿 | 置候ヘハ、悉御闕所ニ上り申由、茂左衛門被申候事、
|