津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

築山という家

2005-12-25 10:57:57 | 歴史
 細川の根本家臣を考える時、忘れては成らない家に築山家がある。
細川家との付き合いは古く、細川頼之の時代まで遡っている。
先祖附に詳細な「築山家系」なる系図が添えられているが、頼之の代
に「松笠菱御紋附之御具足拝領」して子孫代々家紋に用いるよう仰せ
があったと伝えている。初代築山保俊の室は頼之庶女高秋院(福)で
ある。五代下った貞俊は、将軍義晴の命を受け沼田上野助とともに、
藤孝誕生前の生母の御附をつとめている。綿考輯録にも詳しいところ
である。貞俊の妻は沼田上野介(光兼)女であり、藤孝とは相婿とい
うことになる。「細川家家臣略歴」では五家の築山家を確認できる。
コメント (2)
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