(株)勁草書房の勝海舟全集18の「海舟日記Ⅰ」を読み始めた。
熊本県立図書館から、福岡県立図書館蔵書を借り受けていただいた。
「日記Ⅰ」は、文久二年から慶應三年までであるが、海舟と熊本藩との接触が結構有ったことが伺えて驚いている。肝心の坂本龍馬をつれての、佐賀関から熊本をへて長崎に至るその往復は、新たな発見には至らなかった。横井小楠との接触などが興味深い。
編者の勝部真長氏は、勝海舟の独特の筆跡に往生したとされるが、「一年半にらめっこをしていたら読めるようになった」と述懐して居られる。明治31年に至るまでの大作だが、大変なご苦労であったろうと推察される。さて当方はといえば、「Ⅰ巻」だけで音を揚げそうだが、大変興味深い記述もあり二三日はまりそうである。
熊本県立図書館から、福岡県立図書館蔵書を借り受けていただいた。
「日記Ⅰ」は、文久二年から慶應三年までであるが、海舟と熊本藩との接触が結構有ったことが伺えて驚いている。肝心の坂本龍馬をつれての、佐賀関から熊本をへて長崎に至るその往復は、新たな発見には至らなかった。横井小楠との接触などが興味深い。
編者の勝部真長氏は、勝海舟の独特の筆跡に往生したとされるが、「一年半にらめっこをしていたら読めるようになった」と述懐して居られる。明治31年に至るまでの大作だが、大変なご苦労であったろうと推察される。さて当方はといえば、「Ⅰ巻」だけで音を揚げそうだが、大変興味深い記述もあり二三日はまりそうである。