津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

花畑邸絵図

2011-01-10 21:43:17 | 歴史

          http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/rare/pdf/017.pdf

 現在当ブログで、【有吉家文書「年中行事抜粋」から花畑館を考察する】を書き始めたが、早速クレームを頂戴した。「絵図がないと判らん・・」
ご尤もなことで何とかせねばと考えていたところだが、熊本大学図書館のサイト「貴重資料」の「貴重資料展→平成12年度 第17回 永青文庫による細川家(藩)の大名屋敷 」のうちの「6-御花畑絵図」をまずは御覧いただけたらと思う。
(出来れば拡大してプリントアウトしていただければ幸いである。)
小さくて判りづらいと思うが中央にあるのが能舞台、その上に左から鷹之御間、佐野之御間、中廊下を挟んで中柱之御間(九曜之御間)と並ぶ。すこし雁行して歌仙之御間、鹿之御間((御座之間)、竹之御間(次之間)、陽春之御間、少し離れて右端に披雲閣が描かれている。但し、これが有吉文書と100%合致するかというと、そうではないから頭が痛い。
あくまで参考ということでご承知おきいただきたい。

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文庫版「ことばを旅する」

2011-01-10 12:56:52 | 書籍・読書
  ことばを旅する (文春文庫)
  細川 護熙
  文藝春秋

     細川護煕氏の「ことばを旅する」が文春文庫から発刊された。
   単行本の方は本棚にしまって、こちらを旅の御供にでも如何ですか。

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熊本弁講座「つ」

2011-01-10 11:13:51 | 熊本

 先日のブログ「寒の入り」で、「『つ』がはがれた」と書いて後でふと思った。いわゆる「かさぶた」のことなのだが、熊本ではこれを「つ」といっている。熊本弁なのか・・・?
頼みの綱の「古語辞典」を開いてみても、それらしいものはない。いろいろグゝっていると、福岡や長崎でも使うらしい。私がまったく気付かず使ってしまうように、熊本では当たり前に使う言葉である。名詞だし出所があって変化したものだろうが、不思議な言葉ではある。

 今日の熊本は細かい雪が降って氷点下をしるす寒い朝になった。おかげで「つ」のあとが引きつるような痛さに見舞われている。時折暖房機で暖める仕儀と相成った。

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有吉家文書「年中行事抜粋」(十九)御発駕之式・三

2011-01-10 09:01:33 | 有吉家文書

一最初御印口之封印を見届夫より披雲
  閣陽春新御居間 新御居間御印口 右同致見分夫
  より御次局々打廻御次口脇茶挽部
  屋之様ニ罷通 御用人ハ此所迄 案内夫より御小姓頭
  案内ニ而御書所裏御玄関等見繕
  表玄関上通りニ而多門之様ニ
  参り詰間江引取候事
一見分相済候段
  御一宿江申上ニ成候事
  右見分之儀以前ハ有之候處寛政之頃より
  中絶ニ相成候間重而之御發駕より見分
  可仕哉之段文化十二年御發駕前
  宇右衛門より奉伺候處不被為任 思召旨被
  仰出候間其節御用人郡九郎太郎へ右之趣
  申達置同十四年四月廿一日
  御發駕之節より見分相始候事
  右之通ニて相済段々刻限ニ不拘御用聞せ
  退出之事
一御城代衆江御箱御引渡之儀
  御意被為任候得者於中柱御用人より
  引渡夫より坊主ニ為持御一門間江持参
  夫より政府御家老間江御城代衆
  持参佐弐役も附添参今日大御番所当番之
  着座一人御物頭一人呼出引渡被申候而退出
  有之候事
一御参勤御道中より御飛脚等被差立候
  所々左之通
   一鶴崎    熊本江早打御郡丈
   一灘      御渡海之上御國江御小早
   一室      御着之上御國江御小早江戸江雇飛脚
   一御着坂之上 御國江御小早江戸江御飛脚
   一大井川御越之上  御國江戸江雇飛脚
        但御着府之上  御國江雇飛脚
 右之通被差立候事

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