津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

和本のすすめ―江戸を読み解くために

2011-12-27 09:08:23 | 書籍・読書
           和本のすすめ――江戸を読み解くために (岩波新書)
 

【著者紹介】
中野三敏著 : 1935年福岡県に生まれる。1964年早稲田大学大学院修士課程修了。専攻、江戸文学。現在、九州大学名誉教授 

http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1110/sin_k618.html
 


その他いろいろ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前表紙 
中野三敏  角川学芸出版
江戸の武士から庶民まで、時代を彩った多彩な生活の場面を、人々の愛用した和本から読み解く。和本のうち、活字になっているものは文学を中心にして1パーセント足らずであり、活字にならなかった多くの本にこそ、江戸に暮らした人々の生活が見えてくる。江戸文化の様々な局面を、動物、賭博、易占、言葉遊び、印譜、春本、武家作法などに関する和本から照射する。豊かな文化を見つめ直すための格好の案内書。


  
中野三敏 ぺりかん社 
江戸の出版上・座談会―「板本」をめぐる諸問題;江戸の出版下・座談会―板元・法制・技術・流通・享受;万葉集出版小史;深江屋太郎兵衛の出版活動;「日本小説年表」考黒本・青本を中心に;浄瑠璃中字正本刊行の事情;歌舞伎の出版物を読む―江戸の上演システム・「東海道四谷怪談」のことなど;絵草紙屋追懐;東京鳳文館の歳月;近世における重板・類板の諸問題〔ほか〕




橋口侯之介 平凡社
書物にも作法がある!創業70年の和本専門古書店主が実例にもとづき基礎知識を紹介。


前表紙 
橋口侯之介  平凡社
江戸期の書物事情を“つくる”“売る”“読む”の視点から探索する。『和本入門千年生きる書物の世界』に続く和本専門古書店主による書物考。



 

今田洋三 平凡社
江戸時代のはじめ京都で、出版業は始まった。次いで大坂で、やがて江戸でも、本の商売が興隆する。読者層が拡がる。書目が変わる。統制の制度がつくられ、須原屋とか蔦屋とか、本屋たちの新しい経営戦略が展開される―出版を軸にして近世という時代とその文化を見直すとき、既存の歴史観の殻がやぶける。新しい近世研究を促した名著、待望の再刊。



 

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