記憶の歴史学 史料に見る戦国 (講談社選書メチエ) | |
金子 拓 | |
講談社 |
東大史料編纂所の金子拓先生から、御著「 記憶の歴史学 史料に見る戦国 」をご恵贈たまわった。
私ふぜいの市井の単なる歴史好き人間にお心遣いをいただき感謝申し上げる。
ちなみに先生のブログもご紹介しておく。http://d.hatena.ne.jp/kanetaku/201112
内内容(「BOOK」データベースより)
「歴史」はどのようにして生まれるのか。本能寺の変、細川ガラシャ自害事件など、さまざまな文書、日記などに記された人々の記憶が一つの歴史上の事件として定着してゆくプロセスを探る。
目次
はじめに
第一章 史料学と記憶
1、史料としての人間の記憶
2、日本前近代史のなかで集合的記憶を考える
1、史料としての人間の記憶
2、日本前近代史のなかで集合的記憶を考える
第二章 記憶と史料と歴史のあいだ
1、史料と歴史的事実
2、史料同士のすれ違い
3、歴史が記憶にたどりつく
第三章 歴史をつくった記憶
1、大田牛一の視点
2、細川家の視点
3、史家の相対比と記憶
1、史料と歴史的事実
2、史料同士のすれ違い
3、歴史が記憶にたどりつく
第三章 歴史をつくった記憶
1、大田牛一の視点
2、細川家の視点
3、史家の相対比と記憶
第四章 記録と記憶
1、記憶が日記になる瞬間
2、記録の改変と記憶(一) 「断腸亭日乗」のばあい
3、記録の改変と記憶(二) 「兼見卿記」のばあい
1、記憶が日記になる瞬間
2、記録の改変と記憶(一) 「断腸亭日乗」のばあい
3、記録の改変と記憶(二) 「兼見卿記」のばあい
第五章 覚書と記憶
1、覚書の時代
2、上杉家の集合的記憶
3、上杉家・佐竹家と大坂の陣
第六章 文書と記憶
1、岩屋家と岩屋家文書
2、岩屋家相論と文書のゆくえ
3、文書から生まれる記憶
終章 歴史と記憶
1、覚書の時代
2、上杉家の集合的記憶
3、上杉家・佐竹家と大坂の陣
第六章 文書と記憶
1、岩屋家と岩屋家文書
2、岩屋家相論と文書のゆくえ
3、文書から生まれる記憶
終章 歴史と記憶