Sightsong

自縄自縛日記

『季刊・本人』 中川いさみと西原理恵子で脇腹が痛い

2008-07-13 22:03:58 | 思想・文学

家族の要請と自分の思いつきにより、久しぶりにたこ焼きをつくろうと思い立った。「ためしてガッテン」のレシピを調べて、かなり薄い生地に氷を入れた。何分焼いてもなかなか固まらないし、ひっくり返せないし、もう大失敗。あきらめて、芋をすり入れてパンケーキのようにし、さらに夜、残りを天ぷらの衣にした。もともと得意でないたこ焼き、誰かコツを教えて欲しい。

先日、太田出版の方に、『季刊・本人』をいただいた。『季刊at』『季刊d/SIGN』、書籍では太田昌国『暴力批判論』なんかを出しているところだ。太田昌国の太田つながりが、と思いついたが、別に関係はないらしい。

表紙が真木よう子で、と言われても真木よう子を知らないし(笑)、とおもってじろじろ見ていたら、かなりハードボイルドで、表情の落差があっていい雰囲気。YouTubeでいくつか検索してみた。早いうちに『ベロニカは死ぬことにした』か『ゆれる』か何か、借りてきて観なければ・・・。

それよりも、電車のなかで笑うことができず困ったのが、中川いさみ『脳内つかみどり日記』と、西原理恵子『世間の車窓から』

中川いさみ、以前『ビッグコミックスピリッツ』に連載していた『クマのプー太郎』や『大人袋』が好きだった。最初は、同じ雑誌のなかで、吉田戦車『伝染るんです。』の過激なシュールさや、中崎タツヤ『じみへん』の小市民的な馬鹿馬鹿しさのほうに惹かれていたが、気がつくと『クマプー』の独特の躁な感じがたまらなくなっていた。これもひたすらおかしい。「ノーカントリーな顔」って何だ?

サイバラさんの対談も、その発言はないでしょう先生、という・・・。とても引用できない。「フミヤート」の話なんかどうでもいいって!(笑)

部屋の片隅に置いてあると、つい自分の部屋なのに立ち読みをしてしまうような寄せ集め感で、悪くないのだった。ああ、梅佳代といえば、「男子」(>> リンク)に続いて目を向けたのは「じいちゃんさま」(>> リンク)。