NHK・ETV特集で放送された『人を動かす絵 田中泯・画家ベーコンを踊る』を観る(2013/8/3)。
向こうに佇む田中泯(2008年) Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ
フランシス・ベーコン展(国立近代美術館) http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=4817454
田中泯+デレク・ベイリー『Mountain Stage』(Incus、1993年)http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=2559305
姜泰煥・高橋悠治・田中泯(2008年) http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=1512349
なるほど、田中泯は土方巽にベーコンの絵を示されていた。
田中泯曰く、踊っているときには、さまざまな思考がもの凄い速度で往来する。
『イレイザーヘッド』のインスピレーションの源はベーコンだったのか。
池田20世紀美術館のフランシス・ベーコン、『肉への慈悲』 http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=2141137 自分も暗黒舞踏を想起していた。
J.G.バラードは、ベーコンを戦後世界でもっとも重要な画家だと位置づけていた。http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=3695406
田中泯は、絵につけられた値段でその価値を判断する者を批判する。が、そんな者はベーコンに接しても何ということもないのだから、あえて言うこともない。
田中泯がミルフォード・グレイヴスと共演したとき、ほぼ全裸になった(正確には局部を隠すものをつけていた)。グレイヴスが呵々と笑いながら叩き続けていたのが強く記憶に残っている。
田中泯(2008年) Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ
田中泯(2008年) Leica M3、Elmarit 90mmF2.8、Kodak TMAX-3200、オリエンタル・ニューシーガルVC-RPII、3号フィルタ