この6月、広島にある「純音楽茶房 ムシカ」に、記者のDさんにご案内いただき、朱鷺&つれバンド『ひろしま歌ものがたり』のCD記念ライヴを聴いた。CDも購入、ときどき思い出しては聴いている。
「朱鷺」は土屋時子さん(朱鷺子さん)。劇団でずっと活動してきた方で、何と劇中歌以外で人前で歌い出したのは50代になってからだという。
サックスの宮國泰明さんは宮古島出身、耳鼻科のお医者さん。それから、広島ちんどん倶楽部。
広島の歌だけでなく、「アリラン」、「黄昏のビギン」、「十九の春」といったお馴染みの歌も含まれている。
ほとんどのメンバーはアマチュアである。だから何、ではない。CDも聴きはじめるとそのままリピートしてしまう。なぜか心地好いのは、人間臭さと、ちんどんのサウンドによく合うサックスの音色のせいでもあるのかな。それと、ムシカの居心地のよさも思い出したりして。