Sightsong

自縄自縛日記

ジョー・モリス@スーパーデラックス

2015-11-25 01:02:12 | アヴァンギャルド・ジャズ

六本木のスーパーデラックスにおいて、ジョー・モリスを観る(2015/11/24)。半年前にNYで初めて目の当たりにして以来である。

Joe Morris (g)
Akira Sakata 坂田明 (as, cl)
Jim O'Rourke (b)
Tatsuhisa Yamamoto 山本達久 (ds)

空間をひたすらカラフルに埋め尽くす、モリスのギター。といっても、空間恐怖のようにびっしりと神様を並べる剛腕パット・マルティーノとも、やはり乾いた単音を矢継ぎ早に繰り出す「オクトパス」ことタル・ファーロウとも違う。

自由度の高い即興音楽のなかでひときわ目立つ個性なのであり、アルトサックスとクラリネットと絶叫により邪気と無邪気とを発散する坂田明と並ぶと、両方に耳が吸い寄せられる。

●参照
ジョー・モリス+ヤスミン・アザイエズ@Arts for Art(2015年)
『Plymouth』(2014年)
ジョー・モリス『solos bimhuis』(2013-14年)