大量に在庫していた「本多本」も残り数冊。そして「戦争・侵略」を扱うジャンルの作品は本書が最後。ふぅ。
二部に分かれる本書の第一部はタイトル通りの作品群。侵略(進出)する側の身勝手な論理について述べているが、これまでに読んだもので彼の主張は分かっているので目新しさはなく、さすがに慣れて読むのにも苦労しない。
第二部は有名になった(らしい)イザヤ・ベンダサンこと山本七平氏との「公開討論」だが、これが長ったらしく読みづらい。内容はお互いの論理構築に矛盾があるだの、事実認定が誤りであるだの、、、延々と続く。
飽き飽きしながらも何とか読んだが、著者側が正しいかどうかより、もっと簡潔にできないものかとばかり思ってしまう。もっとも論争の行方いかんによっては言論生命に致命傷を与えかねないので、当人たちは必死だったろうが。なんか滑稽。
2008年5月31日 自宅にて読了
二部に分かれる本書の第一部はタイトル通りの作品群。侵略(進出)する側の身勝手な論理について述べているが、これまでに読んだもので彼の主張は分かっているので目新しさはなく、さすがに慣れて読むのにも苦労しない。
第二部は有名になった(らしい)イザヤ・ベンダサンこと山本七平氏との「公開討論」だが、これが長ったらしく読みづらい。内容はお互いの論理構築に矛盾があるだの、事実認定が誤りであるだの、、、延々と続く。
飽き飽きしながらも何とか読んだが、著者側が正しいかどうかより、もっと簡潔にできないものかとばかり思ってしまう。もっとも論争の行方いかんによっては言論生命に致命傷を与えかねないので、当人たちは必死だったろうが。なんか滑稽。
2008年5月31日 自宅にて読了