日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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船橋洋一著 「通貨烈烈」(朝日文庫)

2008-06-21 19:58:20 | 本・映画・展覧会
 いわゆる「プラザ合意」以降の、世界主要数カ国の通貨外交(為替政策)を追った充実の書。文庫版で500ページ、読み終えて最初の感想は「はー、疲れた」。

 為替政策は対外国の話だけでなく、それによる国内製造業への影響、ひいては政権維持などにも関わってくるので、外交上の論理と国内の論理との妥協点を見出すことが必要ということが、本書では痛いほど分かる。分かるといっても為替と言えば旅行費用の決済、金利と言えば銀行の普通預金くらいしか縁がないので、読みながら理屈を思い返すのに手間のかかること。ちょっと読んでは少し戻り、365歩のマーチ状態で何とか最後まで辿り着いた。新聞読んで何となくおっかけてた事、掘り下げると知ってることなんて何一つなかったみたいだ。

 本書を読むと、国際会議の舞台で影の薄い印象のある日本代表(含む首相)が時には強硬に主張し、時には提案をしているようである。日本国民としては喜ばしいが、本当かなぁ?(政府を、日銀をなめるなと言われそうだ)。その一方でアメリカの厚かましさが目立つ。これは全く驚きに値しない。あいつら何時でもそうなんだろう!

 それにしても20年ほど前は1ドル150円とか言ってたんだね。この本の各章には物語の各時点での主要通貨レートが記されているのだが、それを追ってゆくだけでも新鮮な驚きであった。やはり仕事じゃないからか、レートなんて全然覚えていないもんだな。

 2008年6月15日 ひのはらYHにて読了
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2008年6月15日 やっぱり奥多摩は遠い!

2008-06-21 07:38:15 | 旅行・ハイク&ウォーク
 さすが奥多摩、夜は涼しかった…おかげでグッスリ眠れました。が、早朝に出てゆく登山客と見送るマネージャーの声が筒抜け。宿の構造上、反響した音が増幅されて?上がってくる。ここ、早起き鳥か神経の図太い人でないと泊まれませんな。ここのYHで唯一、残念な点でした。

 朝、マネージャーに連れられて行った神戸(かのと)岩。要は岩戸。北秋川の渓流が切り立った一対の岩壁の間を流れており、澄み切った水でちょっと水遊びもできますが冷たいゾ~(写真)。そこへ上がってゆく鋸山林道は、山越えで奥多摩湖方面へ抜けられるとの事、てっきりチェーンかゲートで封鎖されていると思ったのに、それではと山越えしてゆく。

 ごく短い(数十m)だけ路面が荒れてる他は完全舗装。たまに開ける視界の先は緑まだ緑、ここは本当に東京都かと思うような。綺麗な水に静かな絶景、爽やかな山風。コーヒーセットを積んでこなかった事を後悔。バイクツーリングの方が楽しいかも?>JC06な方

 クルマを進め、R411に出たところで奥多摩湖へ。毎月「東京旧車会」なるメーカー不問のミーティングをやってるそうで行ったのですが終了時刻を過ぎ、ほとんどが帰ってしまっており残念。本会に関係あるのかどうか、デ・トマソ・パンテーラが居たのが眼福かな(笑)。R411~R16と走り、友人と会って用足しをして帰宅したらもう夕方でした。寄り道のせいもあるんだけど、奥多摩って本当に遠いのねん…
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