タイを中心とした東南アジアのレポートで人気者の下川氏は様々な旅行記・エッセイを書いているが、こんな本も出していた。内容はいろいろなタイ語をキーワードに著者の感じたタイ人気質について書いたもので、発音のポイントについて書いてあるから異色のタイ語テキストと言えなくもないが、やはりエッセイなのではないかと思う。
たぶん読んで面白いと感じる人は一度でもタイに行って自分の足で街を歩いたことのある人じゃないか。観光バスで有名どころを回っただけでは(それが悪いというのではないが)この本への共感は難しいだろうと思う。そして、タイに足繁く通い、少しでも向こうの人と仲良く楽しく過ごしたいと考えている人(思い当たる人、手を挙げましょう)には大いに参考になる本だろう。
私?どちらにも属しません。だってバンコクなんてすっかりご無沙汰で、何しろまだ新空港に行ってないくらいですので…あぁ、せめてタイ料理くらい食べに行くか。本書の最後「タイと日本は物でしか関わっていないのだろうか。」は痛烈。
2008年8月30日 自宅にて読了
たぶん読んで面白いと感じる人は一度でもタイに行って自分の足で街を歩いたことのある人じゃないか。観光バスで有名どころを回っただけでは(それが悪いというのではないが)この本への共感は難しいだろうと思う。そして、タイに足繁く通い、少しでも向こうの人と仲良く楽しく過ごしたいと考えている人(思い当たる人、手を挙げましょう)には大いに参考になる本だろう。
私?どちらにも属しません。だってバンコクなんてすっかりご無沙汰で、何しろまだ新空港に行ってないくらいですので…あぁ、せめてタイ料理くらい食べに行くか。本書の最後「タイと日本は物でしか関わっていないのだろうか。」は痛烈。
2008年8月30日 自宅にて読了