
えっとぉ、「いつかどこかで」ってなかったっけ?あ、やっぱりあったのね、間違いじゃなかったんだ。それなら「ガッツだぜ」を収録した「ベストだぜ」のウルフルズ並みにベタって事かぁ…
いきなり失礼言ってますが、気がつけば還暦の小田和正です。先週のスティーヴ・ガッド同様、高校時代の友人のお誘い。彼は当時からオフコースのファンで、以来20年以上聴き続けているらしい。自分はと言えばもちろんオフコース大好きなのだがさすがに全曲は知らず、でも2枚組「i」なら全曲唄えるんじゃないかな?って程度。オフコースも小田和正もコンサートに行ったことはなく、ただし「日本を救え!」ライブで小田和正聴いたよなぁ…
会社を早退、アキバで買い物してタクシーで武道館へ駆け込み。席を見つけて「よう久しぶり」って。でもよくよく考えてみると彼とはしばらく年賀状だけの付き合いで、久しぶりなんてもんじゃない、顔を合わせたのは21世紀になって初めてだった(笑)。
ライブ始まり一曲目、ちょっとガッカリ、聴きに来ない方がイメージ崩れずに済んだんじゃないかと思う。高い音は出てるのだけど音程が合ってない。明らかにズレてる。このままつきあうのは辛いなぁと思ったら2曲目以降は問題なく安心する。高い音はむしろ以前より出ている?でも声が爺くさいのは仕方ないか。
ソロになってからの小田和正はオフコース時代の曲を封印したがっているの?と友人に訊ねたが全然そんなことは無いと言う。ならば今夜は懐かしい曲を聴けるかな?正直、「自己ベスト」収録曲以外は知らんのよワテ。幸い期待は裏切られず、懐かしい曲もやってくれる。それも売れた曲と地味な曲の両方から。オフコース時代で一番好きな「さよなら」、二番目に好きかな?という「NEXTのテーマ~僕等がいた」を両方とも聴けたのは嬉しかったな。オフコースゆかりの武道館って事で一層気合いが入っていたのかもしれないね。MCで何度か武道館って言ってたし。
しかしこの人の歌詞のテーマは変わってないね。ひたすら「愛」だ。むしろ若い頃はちょっと暗かった(「さよなら」とか「秋の気配」なんて暗い、暗すぎる)のが、今やストレートになってきているかも。家族愛に変わってきているかな?
アンコールのあと、会場の合唱レコーディングとかあり大盛上り、正味2時間以上を堪能し、さらに友人と10年ぶりにダベって帰宅。楽しい夜になった。
追伸
バックバンドのドラムスは「PRISM」の木村万作!道理でリズムがすんなり耳に入ると思ったよ~。早い曲になると特にね。そういや「自己ベスト」でも叩いているのであった。妙な縁?こっちもまた聴きに行きたいね。えっ11月にPRISM?いっちょ行っときますか…
2008年9月10日 日本武道館にて鑑賞