サブタイトルは「歴史を刻んだ写真家たち」。
戦後の日本写真界における巨匠(という呼び方がしっくり来ない方も多いが)列伝。取り上げられているのは五十音順に秋山庄太郎・石川文洋・大竹省二・杵島隆・北井一夫・白川義員・田沼武能・土門拳・林忠彦・藤井秀樹・藤本四八・藤原新也・細江英公・三木淳、以上14名。うち作品を見たことがあったのが7名なのは多いか少ないか。
いわゆる撮影テクニック本ではない。その写真家を語る上で撮影の模様の描写があり、そこに撮影風景が描かれはするが、あくまで従。主となるのは各カメラマンのカメラマンとしての生い立ちやステップアップの過程、何をどう捉えて名を成して行ったのか。
言うまでも無くカメラマンは「現場仕事」なので、撮影現場における葛藤や苦悩、コレはと思った被写体を当時のプアな銀塩に写し込む奮闘ぶりが生々しく描かれており引き込まれる。できれば、ここに記されている名前入りの写真を見た後の方が、よりリアルに物語を感じられるだろうね。
余談だが自分、一時期写真を趣味にしようと思ったこともあったのだけれど、近視矯正の為どうしてもピントがズレてしまう…コンタクトにすれば少しはマシだったのか、そもそも気にする必要はなかったのかいま確かめようとも思わないけれど。そういう理由もあって一眼レフを止め、スナップ撮影にコンパクトカメラを使いこなして挑むことにしたのデス。あーこんなコト書いてたら手ブレ防止つきが欲しくなってきた。
2008年9月13日 インドネシア・ビンタン島のビーチにて読了
戦後の日本写真界における巨匠(という呼び方がしっくり来ない方も多いが)列伝。取り上げられているのは五十音順に秋山庄太郎・石川文洋・大竹省二・杵島隆・北井一夫・白川義員・田沼武能・土門拳・林忠彦・藤井秀樹・藤本四八・藤原新也・細江英公・三木淳、以上14名。うち作品を見たことがあったのが7名なのは多いか少ないか。
いわゆる撮影テクニック本ではない。その写真家を語る上で撮影の模様の描写があり、そこに撮影風景が描かれはするが、あくまで従。主となるのは各カメラマンのカメラマンとしての生い立ちやステップアップの過程、何をどう捉えて名を成して行ったのか。
言うまでも無くカメラマンは「現場仕事」なので、撮影現場における葛藤や苦悩、コレはと思った被写体を当時のプアな銀塩に写し込む奮闘ぶりが生々しく描かれており引き込まれる。できれば、ここに記されている名前入りの写真を見た後の方が、よりリアルに物語を感じられるだろうね。
余談だが自分、一時期写真を趣味にしようと思ったこともあったのだけれど、近視矯正の為どうしてもピントがズレてしまう…コンタクトにすれば少しはマシだったのか、そもそも気にする必要はなかったのかいま確かめようとも思わないけれど。そういう理由もあって一眼レフを止め、スナップ撮影にコンパクトカメラを使いこなして挑むことにしたのデス。あーこんなコト書いてたら手ブレ防止つきが欲しくなってきた。
2008年9月13日 インドネシア・ビンタン島のビーチにて読了