日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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岡井耀輝著 「瞬間伝説」(朝日文庫)

2008-09-24 23:03:27 | 本・映画・展覧会
 サブタイトルは「歴史を刻んだ写真家たち」。

 戦後の日本写真界における巨匠(という呼び方がしっくり来ない方も多いが)列伝。取り上げられているのは五十音順に秋山庄太郎・石川文洋・大竹省二・杵島隆・北井一夫・白川義員・田沼武能・土門拳・林忠彦・藤井秀樹・藤本四八・藤原新也・細江英公・三木淳、以上14名。うち作品を見たことがあったのが7名なのは多いか少ないか。

 いわゆる撮影テクニック本ではない。その写真家を語る上で撮影の模様の描写があり、そこに撮影風景が描かれはするが、あくまで従。主となるのは各カメラマンのカメラマンとしての生い立ちやステップアップの過程、何をどう捉えて名を成して行ったのか。

 言うまでも無くカメラマンは「現場仕事」なので、撮影現場における葛藤や苦悩、コレはと思った被写体を当時のプアな銀塩に写し込む奮闘ぶりが生々しく描かれており引き込まれる。できれば、ここに記されている名前入りの写真を見た後の方が、よりリアルに物語を感じられるだろうね。

 余談だが自分、一時期写真を趣味にしようと思ったこともあったのだけれど、近視矯正の為どうしてもピントがズレてしまう…コンタクトにすれば少しはマシだったのか、そもそも気にする必要はなかったのかいま確かめようとも思わないけれど。そういう理由もあって一眼レフを止め、スナップ撮影にコンパクトカメラを使いこなして挑むことにしたのデス。あーこんなコト書いてたら手ブレ防止つきが欲しくなってきた。

 2008年9月13日 インドネシア・ビンタン島のビーチにて読了
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2008年9月14日 しんびん紀行(3)

2008-09-24 06:24:38 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日は夕方まで島に滞在、そして明朝の帰国に備えシンガポール空港近くに宿泊というプランです。

 何をするか?何もしない!
 オトナな櫃間氏(仮名)ならできるかもしれないが、落ち着きの無いこの私にそんなコトが出来るのでしょうか?為せば成る、朝食後、いちおう「海仕様」にチェンジして(だから荷物多かったのねん)浜へ。パラソルの下、持って行った文庫本2冊と格闘。時おり海に入ってジャブジャブします。しまった、シュノーケルとフィンも持って来れば良かった!

 贅沢な午前を過ごした後に昼食、頼みすぎ、食べ過ぎました…そうでなくても膨らんでるオナカを一段と膨らませつつ予約してあったスパへ。90分コースでうち前後15分が支度やリラクゼーション、正味60分がマッサージ。スウェーデン式とかタイ式とか各種ありましたがここはインドネシア、やはりバリ式でしょう。ハーブオイルを使ったマッサージ、途中で寝たようでチリリンとベルを鳴らされ「え、もう60分?」実に快適でした(*^^*)

 名残惜しくも島を離れ、シンガポールに戻れば大雨。移動に時間を取られせっかく充足した気分を台無しにされつつホテルに入ればアップグレード、ルームサービスの料理もレベル高く(そりゃ高いもんね)再び満ち足りた気分で眠りに就くのでありました。そう言えば今回の私、「息をしてるのか分からない」などと書かれていませんなぁ(笑)
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