日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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中村靖彦著 「ウォーター・ビジネス」(岩波新書)

2009-11-16 22:28:46 | 本・映画・展覧会
 直訳すると「水商売」、別の意味もある(と言うかソッチが一般的)のだがそれではなく、ここで言う水商売とは飲料水や工業用水など、普通に使ういわゆる水インフラに関するビジネスのこと。

 本書は、それら水インフラに絡むさまざまなビジネスの台頭、世界および日本の現状について触れ、このジャンルへの平易な誘いを行う。もちろん昨今話題になる「バーチャルウォーター」についても触れられている。これら「水にかかわるビジネス」についてある程度の知識は持っていたので、自分の知識の再構築を行うことができた。

 日本は上下水道を殆ど民間企業に開放していないし(水企業団とか第三セクターは別、純然たるヨソの会社という意味)、水資源の管理についてはまだまだ甘そうだし、今後外資を中心とする企業による「市場開放」要求は通商交渉の場にもあげられてゆくのだろう。日本中ほとんどの場所で蛇口をひねればそのまま飲める水が気軽に飲める、こんな環境がいつまで続くのやら…

 ちなみに私、一時期「コントレックス」を飲んでいたことがあったが飲みすぎは結石の原因になるかもとか言うし、水道水だって決して不味さを感じないし(舌が鈍感なだけかも)止めてしまった。安物のフィルタだけは付けているが、実質的に蛇口からガブ呑みの日々である。

 2009年11月7日 通勤電車車中にて読了

コメント (2)
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2009年11月12日 仕分け

2009-11-16 06:03:14 | 各種物欲
 行政の「仕分け」が話題になっていますな。一時的なポーズで結局は骨抜き、予算が付いちゃうかもしれないけど、少なくとも国がやってる事業の一覧を纏めて見る機会をくれたことには感謝。新聞に出てる分だけでもリスト読んでどんな事業なのか考えてたら時間のかかること…

 政府を見習って、拙宅内でも「仕分け」をすることに。それはと言えば工具箱の中身。2つのケースに入った過去3つ分くらいの安物工具セット、バラ買いの工具、使わないまでも何となく捨てられなかったものを思い切って整理しようと言うもの。妖精さえ。。師の助言を受けつつw

 結局、工具箱用にメイン一式、バイク用に主要なもののみ一通り、トッポの車載工具不足分の補充と仕分け、足りないものを買出しに。どこかで壊したラチェットハンドル、どこかで失くしたドライバーやラジペン等、ちょっと投資して終了。これでまた車いじりとかに手を出す気力が復活すれば良いのだけれど、もう寒くなってきたし、どうだろうねぇ。



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